4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ババア

2021-10-07 11:46:41 | とりとめもない話
今朝健やかな気持ちで電車に乗っていたら渋谷で乗ってきた男が隣に座った。
気配でふとなんとなく気になって隣を見ると、朝まで飲んでいたような顔の若い男(といっても20代後半から30代前半くらい?)で、その顔にはマスクのマの字もなかった。ので、反射的に席を移ろうと立ち上がって行きかけると、その背中に

「ババア」

という怒号が飛んだ。

周りの人もキョロキョロするくらいの声だった。

確かにあからさまな行動ではあったけど、以前の自分は隣に座った人がたとえ避けたいような人だったとしても、次の駅まで待って降りるふりして違う車両に移ったものだけど、コロナ禍の世の中になって、それで人にどう思われようとも瞬時に席を移る、と職場の同僚が言っているのを聞いて、なるほどね、と思って移動して今回叫ばれたのだった。

ショッキングな出来事ではあったけど、しかし、

「ババア」という言葉が耳に残って離れない。

ので、よくよく考えてみた。

まず、男はよく瞬時に私のことをババアと見破ったな、ということなのだが、
40代、本当のババアになってきたのを自分でも薄々気づいていたからこそ、耳が痛ったのかもしれない。もし、私がキラッキラの20代OLだったら、「ババア」の代わりになんと叫ばれたのだろうか??「この、アマ」??(←古い??)

そして、そう言った自分よりも若い男に、もし言い返すなら、なんて返せばいいのか、についても想いを巡らした。
ババアに対抗してのジジイ??でも明らかにジジイではないし、

と、この話を息子にしたら、「ママはもうババアなんだから仕方ないし、言い返すなんて、恥ずかしいだけだからやめて」と言われた・・
ちなみに娘はというと、「ママは全然ババアなんかじゃないよ」と優しく抱きしめてくれた。(喧嘩した時は、ババアと捨て台詞を吐く小4だけどね・・)

それからもしつこくまだまだ応戦する言葉を考えてて、ガキ?バカ?うーーん。

それで今朝、ウォーキング友達にその話をしたら、ぴったりの言葉を教えてもらってスッキリした。「クズ」だ。(年齢関係なく誰にでも使えるね)

40代、ババアという言葉に敏感になり始めている。

しかし、子供がいると、「死ね」やら「消えろ」やら罵倒され慣れてる一面もあるので、日常的には、何回も死んだり、消されたりすることには悲しいかな、慣れっこにもなってしまっているのである😭 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。