小学6年生の息子と話していると、これまで私は「面倒臭い」は女子の専売特許かと思っていたけど、男子も実はかなり面倒臭かったんだと知った。
面倒くさいといおうか、こじらせ系と言おうか。
悩む、ほどのことでもないみたいだが、話していて、あー、面倒くさい面倒くさい、ということで話がまとまった。
面倒くさい女子も嫌だけど、それが男子って、なんだかねえ。
振り返ると、自分の女友達には、面倒臭いタイプは少ない。
そこからまた考えた。
面倒臭くない=こじらせない友達はもちろん最高だ。なんてったて、何も気兼ねがいらないし、楽だ。
でも、その楽な女子は、異性に対しても楽なので、本当は結婚するにも最適な女の子なのだが、結婚に至るまでに、その付き合ってる男性に対してめんどくさくなさすぎて、結果、結婚に至らないことが多々あるのではないか、と思い始めた。
面倒くさい女子は、付き合ってる男性に対して、なんらかのアクション(これが時に七面倒くさい)を起こしたり、あることないこと言ってこじらせたり、そんなことをしつつ、結果、自分の思い通りになるように持っていくので結婚への道に辿り着く。
めんどくさくない女子は、相手にとって気楽すぎて、(何度もいうが、男にとっては本当はそれが後々どんなに自分にとっていいかもしれないのに)、なぜかそれが命取りになって結婚への道にはたどり着かなかったりする。
もしかしたら、男にとって、めんどくさい女くらいが、簡単に手に負えなくて、でも掴んでみたい、攻略したい、釣ってみたいと思わせるのかもしれない。
じゃあ友達にとってはめんどくさくなくて、楽しい、でも男には釣ってみたいと思わせる女=それが魔性の女なのか??
でも息子には、一緒にいて計算なんてする必要のない、一緒にいて気楽な女性が一番だよと今から刷り込んでおこう。
今は、映画「スタンドバイミー」のクリス チェンバースみたいに尊敬できる男の子友達が中学に入ったら出会えるといいねと言っている。