4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

情緒クラスなら真に子供の気持ちに寄り添って

2022-05-08 10:06:51 | わたし的育児日記
GW終盤の週末、高校の同級生で近くに住むママ友とミスドでお茶をする。

お昼から中学の部活動の保護者会があるので、休日の朝お茶だった。

友達は4歳の娘を同伴していて、彼女が「めんめん食べる」というその小さめの器に細麺と透明のスープと申しわけばかりのあおいネギがちらついたそれを子供用の更に小さな器に移し替えてお母さんたちのマシンガンのようなお喋りを尻目にチュルチュルと小さなおちょぼ唇で啜る姿が何とも健気で可愛らしかった。
4歳って、こんなに小さいんだなあ。。。

友達には上に二人の息子がいて、長男のほうが小4の途中から不登校気味で、この春中学に入った。学校がやっているプログラムを利用しつつ、毎日登校できるのを目指す毎日だが、学校のプログラムには甚だ問題がある。
小学校もそうだが、たとえば我が子の通っている小学校にも、情緒に心配がある子供がいて、その子たちが授業を1時間抜け出して通うクラスが同じ学校内にあるのだが、そのクラスに参加するとなると、その間、本来受けるはずの授業を聞くことができない。
それは中学も同じで、小学校の勉強でもちょっと問題があるのに、中学の、たとえば英語でも国語でも理科でも数学でも1時間抜けたとなると取り返すのが大変だ。
その抜けた分をどう補填するのかと尋ねると、個別に職員室に聞きにこいと言う。そもそも、そういうことが楽々に出来る子なら、最初からその教室には通っていないだろう。
しかも、授業中に空席があり、欠席してないはずの子がいないとなると、その教室の存在をよく知らぬ先生は、「〇〇君はどこ?」などと純粋に問い、生徒たちが失笑しながら、「〇〇教室だと思いまーす」なんて応える。
その様子を目撃したその教室に通うよう教師たちから勧められていた中1の女の子は、それだから絶対に自分は通いたくないと親に訴えたという。

これは中学に限った話でなく、小学校でも同じようにみんなその教室に通うこと自体を嗤っている調子がある。

学校側は、そういう誰が考えてもそう思うよね、という内情をろくに理解しようともせず、やっている感満載でその教室を薦める。
本当に、その子たちに寄り添うなら、放課後にその教室を開いてくれたらいいのにと思うのだが、働き方改革でそんな時間が取れないと言うなら、それこそ外部委託しよう、そもそも、専任の先生というより、単にまだ担任を持たない新任教師がその教室を担当させられているだけなのだから、そこに通って何の効果があるのか、ますます疑問だ。

友達の子は、今は理科に興味を持ち、理科の授業だけ受けに少しずつ学校に行き始めた。小6の時の担任は、親が希望して何度も学校に訴えたにも関わらず、一度もその不登校児の家に電話をかけてこなかったという。1年間で一度も。そんな人が教務主任なんだから、そのまま出世コースで校長へ、となったら、余計なことに首を突っ込まないでいたいと思ってのことなんだろうか・・・。





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