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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

果たして本当に文豪なのか??

2020-07-02 07:18:24 | 私の読書日記
「定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。」ってタイトルの本を借りた。

テレビ番組で紹介していて、子供に読ませるのにいいと思ったから。

どんな作品を漫画にしてるかというと、夏目漱石の「坊ちゃん」、江戸川乱歩「人間椅子」 島崎藤村「破戒」 その他、色々外国作品も。

確かに、有名な話なのに、どんな内容かよくわからないまま今に至る。今更、進んで読みたい気にはならない、でも気にはなる。っていう人にオススメ。

そこそこ面白く好奇心を満たしてくれた。

で、作者についても簡単に解説してあるんだけど、みんな大学は中退だし、自殺者は多いし、そうじゃなくても短命な人が多いのはなぜ??

そして、今回思ったのが、本当に彼らの描いた話は面白いのか??作家として優れていたのか??という疑問。時代が時代なだけに他に娯楽もなくて、ちょっと大学行けるくらいには金持ちの文学的道楽で書いたら何となくヒット??ってわけではなかろうか??漫画しか読んでないのに、こんな事言う資格ないけど、今の世の中で作家やったら果たして売れたんだろうか????文豪なんて呼ばれたの??

と言うのも、経歴読んでると、(気になってウィキペディアで見たりもした)島崎藤村なんて、姪っ子を孕ませたひどい男で、関係を精算したくて洗いざらいその事を本に書いて、当の本人(姪っ子)を日本にいられなくさせたような奴。
そんな心のない奴に恋とか愛とか人生とか描けたのか??とか思ったりしてきて、
また気になって、今度は「文豪がよくわかる本」ってのを借りてみた。

果たして文豪とは如何程なものなのか・・・・