4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

雛祭りの夜に

2007-03-03 21:56:39 | とりとめもない話
学生時代より10年来の友達に会う。
彼女とは卒業してから年に2回くらい、数年前には一緒にフランス旅行にも行った仲。

1年ほど前彼女は結婚し、仕事のほうでももの凄い活躍を遂げ、相変わらずおしゃれで、頑張っている。そんな彼女を眩しく見上げながら、ふと我を振り返る。

私ももうちょっと頑張らなきゃいけないな、とまた例の焦りを感じつつ、
わたしはわたしだから、と言い聞かせながら、帰る道すがら、いつもの自分の足音がやけに心もとなく響いた。

こうゆうことを感じて、焦るのは大事なことだと強く言い聞かせながら、でも数年前なら、まったく馬鹿みたいな話だけど、こんな時泣きたくなったりしてたのかも。


彼女と喋りすぎて、喉がカラカラ。
近所のスーパーで安売りしてたSOLE炭酸水と、モナンの薔薇シロップを混ぜたのを飲んでます。ロゼのシャンパンみたい。なんてったって、今日は雛祭りだからね

DREAMGIRLS

2007-03-03 00:38:55 | 映画あれこれ
昨日映画DREAMGIRLSを観に行ってきました。

前評判通り、迫力満点で、いい映画だったと思います。

やっぱり特にアカデミー等助演女優賞のジェニファー ハドソン、彼女は事実上、助演なんかじゃなくて完全に主演だったと思います。

なのに、ポスターなんかにも無名の彼女はもちろんいなくて、(これじゃ映画の中身と実際がリンクしちゃってるよ
でも、最後のクレジットで堂々と待ってましたとばかりに登場してくれてよかった


ところで、試写会でこの映画を見た友達が、

「ビヨンセが主演と聞いたけど、映画半分まできても、どこに出てるのかわからなかった、外人の顔は髪型なんて変えちゃうとどうしても見分けがつかん」

なんてずっこけること言ってたけど、その気持ちがちょ~っとだけわかるくらい、ビヨンセも七変化してましたなので、私にはビヨンセの演技もけっこう凄いように映ったのですが。なんといっても、彼女が今回主演としての凄さを見せつけたのは最後に歌う歌でです。やっぱりアメリカを代表する歌手ですね。
ちなみに私の周りは皆、この映画もう一度観たいと言ってます。その要因のひとつは、ビヨンセのその歌だそうです。


だけど私が悲しかったのは、この映画、あくまでフィクションですが、ダイアナ ロスとシュープリームスというモデルもいて、映画でJ ハドソン演じたエフィに想定された実際の人物が、30歳くらいで不幸にもその人生を閉じたという事実です。
それを思うと、無性に悲しくなりました。

その人を偲ぶ意味でも、この映画は創られたのかもしれないと思いました。