医療保険による医療が終わり、後遺障害が残り、障害に対しては介護保険。
後遺障害は「固定」した障害であり、改善も悪化もしない。
医療は保険局医療課の管轄、介護は老健局介護保険課の管轄。
・・・・知らないって、本当に恐いことです。空理空論とはこのことか。
発症後6か月以降の患者さんを見たことのない医者が、6か月以降は改善しない、と言い切る。
3年、5年、の経過の中で、感染症、腸閉塞、捻挫、心の問題・・・・いろいろな原因で、廃用症候群が発生。家の中をやっと歩けた人が、寝たきりに。医療が関与することで何とか維持している。そんな患者さんの長期経過を見たことない官僚が「介護予防」を論じる。
要介護度が悪化することは常識なのに、知らないで作った制度が、追い付かない。予算が不足。あわてて介護予防「事業」をしかけてみる。早速食いつく医療機器業者。ばらまかれた予算で購入した高価なマシンがホコリをかぶる。
障害者医療は医療なのに、介護保険に押し付けられた老健局も被害者かもしれない。
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リハビリ医療というインターフェースなくして、医療と介護の連携は失敗します。厚生労働省内での連携がうまくできていないのであれば、現場のリハビリ医療のスタッフがうまく連携をしてさしあげましょう。一例一例の患者さんを、真剣にフォローすることによって、はじめて可能になることです。
リハビリ医療を打ち切って、障害を改善させることなく介護保険に押し付けることは、ただ介護保険の破綻を早めるのみです。そして、リハビリ医療を臓器別に逆行させることは、打ち切り問題と同様、混乱を招くのみです。歴史的失政、と言われないように、傷が浅いうちに撤回した方が良さそうです。
後遺障害は「固定」した障害であり、改善も悪化もしない。
医療は保険局医療課の管轄、介護は老健局介護保険課の管轄。
・・・・知らないって、本当に恐いことです。空理空論とはこのことか。
発症後6か月以降の患者さんを見たことのない医者が、6か月以降は改善しない、と言い切る。
3年、5年、の経過の中で、感染症、腸閉塞、捻挫、心の問題・・・・いろいろな原因で、廃用症候群が発生。家の中をやっと歩けた人が、寝たきりに。医療が関与することで何とか維持している。そんな患者さんの長期経過を見たことない官僚が「介護予防」を論じる。
要介護度が悪化することは常識なのに、知らないで作った制度が、追い付かない。予算が不足。あわてて介護予防「事業」をしかけてみる。早速食いつく医療機器業者。ばらまかれた予算で購入した高価なマシンがホコリをかぶる。
障害者医療は医療なのに、介護保険に押し付けられた老健局も被害者かもしれない。
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リハビリ医療というインターフェースなくして、医療と介護の連携は失敗します。厚生労働省内での連携がうまくできていないのであれば、現場のリハビリ医療のスタッフがうまく連携をしてさしあげましょう。一例一例の患者さんを、真剣にフォローすることによって、はじめて可能になることです。
リハビリ医療を打ち切って、障害を改善させることなく介護保険に押し付けることは、ただ介護保険の破綻を早めるのみです。そして、リハビリ医療を臓器別に逆行させることは、打ち切り問題と同様、混乱を招くのみです。歴史的失政、と言われないように、傷が浅いうちに撤回した方が良さそうです。