トヨタ自動車は28日、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループの2015年上半期(1~6月)の世界販売台数が、前年同期比1.5%減の502万2000台になったと発表した。
独フォルクスワーゲン(VW)の約504万台を下回り、4年ぶりに首位から陥落した。
VWはトヨタと米ゼネラル・モーターズ(GM)を抑え、上半期として初の首位となった。
トヨタは米国や中国、インドなどで販売を伸ばし、海外販売は1.2%増の389万6000台と、上半期で過去最高を記録した。
しかし、消費税増税の影響が長引く国内販売が、9.7%減の112万6000台と2年ぶりに前年同期を下回り、全体の足を引っ張った。
トヨタは、15年通年(1~12月)では前年比1%減の1015万台の販売を計画している。