
台風も過ぎ、横浜は猛暑が戻って来ました。夏の陽光を受けて輝く作品!
名知 富太郎・作
『無限(飛翔)Unendlich 』(1986年)
ヨコハマビエンナーレ86
協賛賞・三菱地所賞
材 質 : ステンレス・スチール
サイズ(HxWxD) : 3.1×4.9×3.6m

これは、作品を反対側から見たところです。
場所・横浜MM21・ランドマークプラザ

1924年~2007年(3月)横浜市生まれ、活動拠点ドイツ。
名知氏は、航空機のエンジニアをしていた時、光と動きが現代美術に欠けていることを意識し、ドイツに渡り制作活動に入りました。作品は、リヒト・キネティック(光と動きの彫刻)と呼ばれ、ステンレスの表面が光を反射することで、動きを意識しています。また、周囲の風景をも反射させることによって、実際の色よりも美しい色を出現させています。
・横浜みなとみらい21公式ウェブサイトを一部手直しして引用いたしました。
こうやって、伯父のテーマの”光”とともに感じて頂けると嬉しいです。
拠点がドイツでしたので、日本でにはこの作品しかありません。
名知 富太郎先生の姪御様に、この記事を見ていただけるとは思いもよりませんでしたので、感激です!
この頃は、ブログをはじめたばかりで慣れておらずず、名知先生の詳しいプロフィールも掲載しておりませんで失礼いたしました、早急に手直しいたします。
「日本で唯一の作品」…そうだったのですか!
貴重な作品なのですね。
>拠点がドイツ
テーマがドイツ語なのは、そのようなわけがあったのですね。
MM21地区に行くと、必ず伯父様の作品の前を通るので、とても身近で親しみのある作品です。既にMM21の風景の一部になっています。
伯父様に、どうぞよろしくお伝え下さいませ。
生涯独身で、近しい親族は私の父のみでしたので、作品は日本に持ち帰っています。
大きな作品は、ドイツに残したままですが、いつの日かほかの作品も日本で発表できれば・・というのが、私たちの夢です。
こうして、色々な方が作品を見れる場を作って頂けた事に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
存知上げませんで失礼いたしました。
(さっそくプロフィールを訂正いたしました)
今日も伯父様の作品の前を通って横浜美術館に行ってまいりました。ご出身の地・横浜美術館で作品展が開かれたら素適ですね。
伯父様の作品は、力強く明日に向かって上昇してゆく気持ちを見る人に喚起させます。
伯父様は亡くなられても、伯父様の意思は作品を通していつまでも、そこに存在している…
アートって素晴らしいものですね!
伯父様のご冥福をお祈りいたします。