帆船日本丸に揚げられた“こいのぼり”は潮風をうけて、五月晴れの空に元気良く泳いでいます。「みなと祭は雨」というジンクスが地元にはありますが、
国際仮装行列 の5月3日は好天に恵まれ、初夏らしい爽やかな1日でした。人出は過去最高の28万人とのことです!
パレードのトップは神奈川の華、
県警音楽隊のカラーガード隊
先頭のフロートには市長・知事・会頭が
開港150周年のロゴカラーのコスプレ?で登場。
横浜ベイスターズ&TBS 『ひたすら突き進め。Move on BayStars』
横濱中華学院校友会の獅子舞と蛇踊り、爆竹の大音響とにぎやかな演奏はお祭気分を盛り上げます!
イセザキモール&松坂屋『横浜あの歌この歌、思い出をのせて♪』
シーラインジャパン 『開港150周年 海から船から横浜から』
当店・店主の小学2年生頃の作文
「国際仮装行列」に昭和30年代の様子が描かれているので抜粋で掲載します、表記は原文のままです。
…(略)ぼくは、のりちゃんとござと ながいすをもっていきました。
(*1)中ぜいむしょの前はもういっぱいでした。ぼくは去年いたところえいきました。(略)ぼくの前には、東京からきたというおばあさんがいました。ぼくはおばあさんに「おばあさんいつきたの」ときいたら、おばあさんは「九時ごろきたんだよ」といいました。
せいねんだんのひとがはたをくばっていました。ぼくは二三十本もらったので、ほかの人にもあげました。…(略)
一時四十四分
(*2)さいしょのえらいしとやがい人などがきました。そのつぎに米ぐんのぐんがくたいや花じどう車などがとをりました。中かのりゅうぎょうれつには花火がつかわれていた。そのうちにのげおどりがきた。「野毛の山からのをえ~~え野毛のさいさい」とうたっていた、そのうちに雨がしどくなってきたのでおばさんが「かえろや」といったので、ぼくは「うんかえろう」といいました。…(略)
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*1中税務署は現在の「にぎわい座」の場所にありました。当時は野毛大通りがパレードのコースになっていたのですね!
*2最初の偉い人や外人などが来ました、の意味です。下町なまりで「ひ」を「し」と発音するので作文にもそのまま表われています。なんと50年前もパレードの順番も出場団体もほとんど今と同じなのですね~~♪「ノーエ節」がパレードに出ていた事に当時の野毛繁栄ぶりが伺えます。