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銀座・松屋『キューピー展』に行きました♪

2009年12月15日 15時10分29秒 | 好きなもの
キューピーが誕生して今年は100年目を迎えます。それを記念して銀座松屋で『キューピー展』が開催されています。
       
   会場入り口に掲示されているパネル、入場券も同じデザインです
1909年12月にアメリカの婦人雑誌にローズオニールによって描かれたキューピーは、その愛らしさから、瞬く間に世界中に広がり、キューピ-人形は世界中の子供達に愛されるキャラクターになりました。素朴な可愛らしさとユーモアに富んだローズオニールの原画やイラスト、キューピー人形をひとつひとつ見ていると時間の過ぎるのも忘れてしまいます♪
       
ライト兄弟の初飛行、婦人参政権運動のイラスト、禁酒法によりビール会社がアイスクリームに参入した時代のポスター、キューピーによるアメリカの史の一面もあり、思わず見入ってしまいます。またローズオニールの最後の作品は『笑う仏様ホーホーホー』であることも知りました。(今回はこの作品は展示されていませんでしたが、併設ショップのポストカードの中にありました)
この絵が描かれたのは第2次世界大戦中で、平和を祈るローズオニールの心が読み取れます。最後の作品が東洋の「仏」であった事は意外でありましたし、ちょっと嬉しくなる事実でした。
キューピーが日本で受容され発展したのは、大正から昭和戦後の頃、ちょうどシベリアや甘食がオヤツの主流であった時代です。キューピー人形で遊び、シベリアや甘食をオヤツに食べていた…そんな遠い風景に思いをはせていました。

展示にはレコード、楽譜もあり、キューピー・ピーちゃん(YouTube) キューピーさん(YouTube) など、すっかり忘れていた歌を思い出させてくれます♪
まだ何のキャラクターも普及していない時代に育った私にとって、キューピー人形は唯一のキャラクター人形でした。会場には歴代のキューピー人形が展示されており、私が遊んでいたキューピーはセルロイド製のキューピーのデザインであったことをしりました。ひとくちにキューピーと言っても表情も体型も様々なのだな…と思いました。
                 
             スワロフスキー・エレメント付きです
会場近くでこんなに可愛らしいキューピー・チャリティーバッジを発見しました。ルーム・トゥ・リードは元マイクロソフト社のジョン・ウッドが創設したNGOです。

ローズオニールキューピー公式サイトにキューピーに関する詳しい解説があります。
WOWOWでもキューピーのアニメが放送されています。


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