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横濱・櫻木町コティベーカリーぶろぐ

街のこと店のこと今昔物語

新宮晋・作 『白い花』

2007年01月04日 14時56分22秒 | 街のアート
     
このオブジェは、横浜MM21・日本丸メモリアルパークにある新宮晋さんの作品『白い花 / White flower』です。1986年ヨコハマ・ビエンナーレで大賞を受賞した作品で、その時以来ずっとこの場所で回り続けています。当時は周囲にあまり建物がなくかなり目立つ存在でした。
                  
『白い花』は風を受けると各ジョイント部分が回るようになっていて、風の強弱のより不思議なリズムで回ります。風という目に見えない空気の流れを形で表現した作品で、海沿いのこの公園にとてもよく合っています。
また横浜美術館には 『風の音符 Wind Musical Notes』という作品もあり、レストランに面しているので食事をしながら作品を楽しめます。

新宮晋さんは風や水で動く彫刻を手がけるアーティスト、「ウインドキャラバン」という活動で世界を回り作品を発表しています。またシルクスクリーン作品を子供のための絵本にした『じんべえざめ』『いちご』『くも』『小さな池』。最新作『じゃぐちをあけると』、ウインドキャラバンの活動を絵本にした『風の星』などがあります。
また東京銀座エルメスの『宇宙に捧ぐ』というモニュメントはガラスブロックによる建物に優雅な動きを添えています。

詳しくは新宮晋さんのオフィシャルサイトWIND CARAVANをご覧下さい。
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横浜美術館 ・ 『 アイドル !』 展

2006年12月08日 15時55分35秒 | 街のアート
          
     横浜美術館では『アイドル!』展が開催されています。開催期間は…
           2006年10月7日~2007年1月8日

               
              ガラス屋根の明るいエントランス♪

出品作家は、篠山紀信、加藤美佳、川島秀明、蜷川実花、西野正将、KATHY、草間彌生、中原杏/小学館、株式会社セガ「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」

1970年代の『平凡』『明星』の表紙写真から、「きらりん☆レボリューション」や「オシャレ魔女 ラブandベリー」まで 時代を代表するアイドルたちを辿ることができます。アイドルそのものの作品、アイドルを連想させる作品と表現はさまざま、親子2世代で見に行けばお互いの時代を共有できより一層楽しめます。

ミュージアム・ショップでは、出品作家の関連商品が販売されています。蜷川実花さんの色彩の世界が好きなので、「mika ninagawa calendar 2007」を購入、07年がHOTな年になるような気がしてきました

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Bamboo Bank  (緑陰銀行・松本秋則展)

2006年08月27日 20時54分50秒 | 街のアート
          
横浜市中区本町のBankART1929Yokohamaで、松本秋則展が開催されています。竹林を思わせる空間にさまざまな創作楽器が配置され、電気制御によりいろいろな音色を奏でます。
          
竹の素材の管・打・弦楽器、ドラ・太鼓・中国の古い鈴・木琴・笛を応用した楽器は自然のゆらぎのように心地よい音色です。
           
トンボの羽の様なオブジェが、ゆるやかに回転したり揺れたりするのを眺めていると、そちこちから異なった質の音色が響いてきます。
          
音源を探したり、お気に入りの楽器がなるのを待ったり…あまりの心地よさに時の過ぎるのも忘れてしまいそうです。石造りの長方形の建物は教会の様に音が響くので素晴らしい音響効果になっています。音色をお伝えできないのがとても残念です。
                 
                     
        入場無料で8月31日まで開催、カフェも併設されています。


       『オト ノ フウケイ』 ♪松本秋則・CD発売中♪
                     (完売につき、現在予約受付のみ)
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『フルーツの木』

2006年08月17日 12時29分43秒 | 街のアート
         
横浜MM21・臨港パークにある、このインパクトのあるオブジェは
チェ・ジョンファ(1961年・韓国生まれ)の作品です。
『横浜トリエンナーレ2001』の際には、動く歩道から見えるランドマークタワー寄りの空き地に展示されていました。2002・FIFAワールド・カップ・日韓共催を記念して、横浜ライオンズクラブから横浜市に寄贈され、この場所に展示されるようになりました。

         
               近くで見ると…迫力があります。


                 
                違う角度から見たところです。

この作品が大好きだったので、久しぶりに行った臨港パークで再会でき、感動です。
  

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台風一過

2006年08月10日 21時07分42秒 | 街のアート
       
 台風も過ぎ、横浜は猛暑が戻って来ました。夏の陽光を受けて輝く作品!
 
       名知 富太郎・作
          『無限(飛翔)Unendlich 』(1986年)
       
                  ヨコハマビエンナーレ86
                     協賛賞・三菱地所賞

           材 質 : ステンレス・スチール
           サイズ(HxWxD) : 3.1×4.9×3.6m

                        
                
                 これは、作品を反対側から見たところです。
                 場所・横浜MM21・ランドマークプラザ 


名知富太郎氏のプロフィール 
1924年~2007年(3月)横浜市生まれ、活動拠点ドイツ。
名知氏は、航空機のエンジニアをしていた時、光と動きが現代美術に欠けていることを意識し、ドイツに渡り制作活動に入りました。作品は、リヒト・キネティック(光と動きの彫刻)と呼ばれ、ステンレスの表面が光を反射することで、動きを意識しています。また、周囲の風景をも反射させることによって、実際の色よりも美しい色を出現させています。

   ・横浜みなとみらい21公式ウェブサイトを一部手直しして引用いたしました。    


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「あっ!ロコ・サトシさん!!」

2006年07月25日 14時32分14秒 | 街のアート
       

横浜・桜木町の国道16号線沿い、旧・東横線高架下では、ウォール・ペインター『ロコ・サトシ』さんの作品を数多く見ることができます。

       

これらの作品は、2004年9月に横浜市と国土交通省が実施した再生実験「Art-16.2004」の際,描かれものです。

       

明るく楽しい作風は多くの人々に愛され、今では桜木町のシンボルとなっています。この写真は桜木町側から横浜駅方向を見たところです。

       

こちらは逆に横浜側から桜木町駅方面を見たところです。


そのロコ・サトシさんに街でバッタリ出会ってしまいました!!感激した私は名刺をいただき、更に名刺の裏にサインまでお願いしてしまいました。これがその時のものです。「シベリア、懐かしいなぁ、こんな感じだよね。」とシベリアのキャラクターも描いて下さいました。ありがとうございました!ブログに載せてもいいですか?とお聞きすると、「それならもっと上手く描けばよかったなぁ~」と。いえいえ、可愛らしいシベリア・BOYです。私の宝物です。


ロコさんのHPはこちらをクリックして下さい。

  
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むせかえる世界

2006年06月29日 13時31分57秒 | 街のアート
        

横浜美術館のグランドギャラリーで6月16日~25日に、砂山典子さんのライブインスタレーション『むせかえる世界』が発表されました。この作品は1995年に水戸芸術館で発表された際、フランス人アーティストフィリップ・ラルー氏(現・横浜日仏学院院長)を魅了、これがきっかけとなりフランス5都市を巡回しました。バルセロナ、京都、広島を巡回したのち10年の眠りについていた作品ですが、砂山さんの故郷・横浜で甦りました!

        

これは正面から見たところです。全長20m重さ70~80kgの真っ赤なスカートの中に参加者が入ることにより、さまざまな感覚・思惑が生じます。参加者が乱暴な動きをすると作者が転落する危険さえ伴う作品です。

               

            横浜フランス月間・2006の参加企画


♪横浜美術館
http://www.yaf.or.jp/yma/
♪むせかえる世界基金
http://musekaeru.exblog.jp/
♪ART LAB OVA
http://www.angel.ne.jp/~ova/
♪ヘンかわおいしいお役立ち@ART LAB OVAのブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/artlabovagoods/
♪横浜日仏学院
http://www.institut.jp/

                                     

☆この記事を書くにあたり会場で配布されたリーフレットを参考にさせていただき ました。ありがとうございました。
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『イサム・ノグチと遊ぼう』

2006年06月28日 13時04分24秒 | 街のアート
イサム・ノグチ遊具カタログ

横浜美術館のイサム・ノグチ展で、このような小冊子を購入いたしました。プレイグラウンドで実際に子供達に使われているイサム・ノグチ作の遊具が美しい写真で紹介されています。

小さな子供をこんな遊具で遊ばせてみたいものです。子供だけでなく大人の私でさえも遊んでみたくなります。見ているだけでは感じ取れない“何か”を得られそうな気がします。



♪横浜美術館
http://www.yaf.or.jp/yma/
♪イサムノグチ庭園美術館
http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm


上記の冊子 発行・財団法人イサム・ノグチ日本財団  定価¥315
 

☆掲載の写真は、横浜美術館『イサムノグチ展』にて販売されていたものを購入、自宅で撮影したものです。

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横浜美術館 イサムノグチ展

2006年06月27日 13時05分39秒 | 街のアート
4月15日(土)~6月25日(日)まで、開催されました。森羅万象のパワーが形をもって目の前に現れた…そんな印象を持ちました。
横浜美術館は近所なのでいつでも行かれると思ってしまい、美術展が開催されても結局最終日近くなってあわてて見に行く、という状況になってしまいます。今回も最終日前日になってしまいました。それでも閉館間際でしたので来場者も少なく、ゆったり作品を見ることができました。美術館を出ると、MM21の夜景がいっそう美しく感じられます。夏の夜は美術館へ!!


♪横浜美術館
http://www.yaf.or.jp/yma/
♪イサムノグチ庭園美術館
http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm




☆掲載の写真は当日美術館で配布されていたリーフレットを自宅で撮影したものです。

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