goo blog サービス終了のお知らせ 

某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

革靴、海に立つ #3 運河辺り

2019-03-28 | その他
天王洲は倉庫が多く
外壁を使ってアート展示をしていたりする



うなぎか?
へびか?
などと言いたい放題だったが
ネット検索すると
淺井裕介氏の「どこまでも繋がっていく」
だった



ふれあい橋には
小林健太氏の「Fireworks#smudge )シリーズ

ほかにも
寺田倉庫や内山コンクリート
東横iNNの立体駐車場
無機質に見える外壁
おしゃれじゃない塀に
アート展
狙いすぎず
語り過ぎず
いい感じだと思う
そして
江戸時代には海であった場所だ
未来は変わる
そんなことを思いながら見ると
また味わいが違うかもな

これを見に来たわけではなくて
お花見クルーズの予定だったのさ
江戸っ子はせっかちや
初物が好きなんやろ
毎年思う
さっき品川橋から見た桜は
もし標本木なら
開花宣言できないほどの花やったよ!
早いと思うで

言っても
行こうよ〜

江戸っ子が言うので
目黒川を70分クルーズ



ほんの少ししか咲いていないが
ライトが当たると
きれいなもんやなあ



橋の下をくぐるのも楽しい





とそんなときアナウンスだ

「異常に水位が上がっていて
このまま進むと帰ってこれなくなります」

川といってもこの辺りほとんど海なのだ
潮の影響はあるのだろう
で?
そんで?

東京湾に少し出て
運河をぐるっと回るということに

えぇ⁉︎
などと口から出るが
どうせそんなに桜は咲いてないし
ええやん!





工場見学みたいや!



コンテナを積むための重機
キリンやん!



キリン1頭
いや重機1機 30億らしい
夜景は綺麗だ
ふと見ると水面に
カルガモが泳いでいたりする





レインボーブリッジやお台場の夜景が美しい



モノレールは海の上



新幹線が走るのも見えた
それは
車庫から品川駅へと向かう線路を走る新幹線
乗客は乗っていない
乗客が乗った新幹線は運河が見えるところは走らないのだ







ずっと桜を探すより
嬉しいやん!
東京やけど東京やないような。。。







あっという間に70分
クルーズの後
ブリュワリーのレストランで乾杯♪
サクラドロップ
期間限定のフレーバービール

桜餅の味だったりして〜

笑っていたら
ほんまやん!
桜餅の味のビールだった。。。

革靴、海に立つ #2 天王洲辺り

2019-03-27 | その他
いよいよだ
天王洲を目指して進むと
川に出た



目黒川だ



この辺りは海抜2.4m





桜はまだだな
とはいえ
水際に花が咲いている







歩いて行くと
東品川海上公園に入った



渡り始めて分かったが
アイル橋だ
自分がそこにいるから
橋の写真は撮れない
なかなか格好の良い橋だ
パノラマで撮った

ここには載らないようだ



水門が見える
渡り切ったら
そこが天王洲だ
ということで
降り立った
江戸時代の海の上に立っている
自覚はないが。。。



鯨のすべり台がある
ここも子供がいっぱいいる
そして
そこに咲く桜は満開に近い







この一本だけ
祝福するようだ


江戸時代

現在と重ねると


東京

品川はビルだけというイメージだったが
違ったなあ
色々な世界がうまく混じり合い
程よく溶け込み
ゆったりと時間を過ごしているような
とても
良い気分で過ごす散策だったなり
さて
もう少し楽しむか
そう
お花見クルーズに行くのだ
徳川吉宗は隅田川堤、飛鳥山、御殿山に桜を植えて
花見を奨励したという

御殿山ではないが
近いから
吉宗桜の話に便乗じゃ。。。

革靴、海に立つ #1 旧東海道辺り

2019-03-27 | その他
久しぶりの散策は品川
ほとんど用事はなく
駅から出ることはなく
乗り換えの駅だったわけで
初めて降り立った
いつものように
歩きやすい革靴

最初に見たかったのは八ツ山橋



初代の八ツ山橋は日本初の鉄道を跨ぐ跨線橋だという
いっぱい電車が通るので楽しい



真上からも見られる



絶好の撮影ポイントもある



ずっと見ていられるが
ずっと見ているわけにもいかない

しばらく歩くと



都営バスを駐車する都営アパート
後で調べたら
どうやら
東京都交通局品川自動車車庫があるらしい
面白いなあ



新しさと古さが溶け込んだ景色に当たる
そこへ引き込まれて進むと
少し上り坂で
旧東海道に入る
商店街だ
大き過ぎないビルが立つ合間


金物屋


下駄屋

そんなんあるんか?
成り立つんか?
と思う
寂れていないんだ
新しいのも年代ものも
違和感がなく
生きている
良いなあ
そして
さらに進むと公園だ
聖蹟公園



桜が咲いているじゃないか
そして子供が遊んでいる
ここが
品川宿本宿の跡地







よく見ると木が立派で風情があった
ある石も同様に良い



地面にこんなものもあるが
特別感はなく
普通に公園として生活の中に馴染んでいる
というか
公園に子供がいっぱいいる
遊具があるわけでもなく
スポーツをするわけでもなく
ただただ一緒に何かやっている
幼稚園児から小学5~6年生
遊んでいる
健全だなぁ

素晴らしく爽やかな気持ちになる!
品川
ええやんん


利田神社

なんて読むん?
「かがたじんじゃ」
とローマ字が書いてあった
ここに



鯨塚がある
寛政10年頃迷い込んだ鯨の供養碑なだそうだ





初めて鯨を見た人はびっくり‼️だろうな
それでも物見遊山
見たいと集まるのが江戸っ子だな
近くの台場小学校は台場跡地にある



砲台跡から見つかった石垣で作った碑
上にはミニチュアの洋式灯台がある
そして


船だまり

この辺りから旧東海道を見ると



坂になっている
海岸へ続く道だ
そう



写真を撮るため立っていたところは
江戸の昔
海だった


隈取りメイク・デビュー⁉️

2019-03-10 | その他
またまたご無沙汰でございまする
なんやかんやバタバタしているくせに
またアルバイトへ
うっかり参加してしまった。。。

会社の忘年会にもしっかり参加しているので
一緒に仕事していなくても
知り合いが増え
一緒に仕事したヤツらから
話に聞いたことがある
へんなヤツ
として声かけられる
広く浅く…
性に合っている
機嫌よく
必要最低限の知識のため
多少の勉強もしていた



最近瓦なんて見ないやん
古くは奈良時代からあるらしい


東京には
江戸以降が多いだろうけどな
平瓦
丸瓦
桟瓦
軒瓦…
分からん。。。
とはいえ
危険な仕事ではなくて
そう
かなり地味な仕事内容だが
それなりに慣れてきた

思いもよらぬことが起きた
作業をしているところに
雨水が溜まった重みで
ものが倒れてきたさ
当たり〜!
か?
後ろから押されるような状態で
前にあった何かにゴン‼︎
特に何もないが...

思ったら
痛いかも。。。
おでこにたんこぶだ
労災
あるんだ⁈
そんなことが⁈
ああ
災害事故とはそういうものか。。。

しみじみ思う
なんで?

思ってしまう
ああ
そういうものか。。。
何だかメゲるのう
CTにレントゲン...
仕事場の近所で病院に行ったから
出勤のように病院通い

異常なし

それくらいの事故なんだ

お年頃だからさ
回復はゆっくりで
CTやレントゲンには写らない
不都合が
なんやかんや
メゲるなあ。。。
おでこの傷なんてほとんどない




隈取りフクロウ
こんな顔になっとる
青アザが日に日に下りてくる
隈取りは血管を表現する化粧方
という
歌舞伎メイク
ふ〜ん
なるほど
などと思いつつ
今や
赤、青、黄、緑、紫
いろいろな彩り豊かな展開だ

あああ。。。


ごはん難民

2018-12-18 | その他
かなり久しぶりにお話しします

なんでご飯やねん?
かも。。。
アルバイトを楽しく続けていると
なんせお年頃やし
すぐ眠くなるし
SNSは遠いわけでな
投稿も
写真でさえ
面倒くさい

なんでご飯やねん!
そんなに言いたいんかい?
そう!
言いたいねん
コンサート
ミュージカル
18時~19時スタートやねん
仕事帰りやとギリギリで
ディナータイムは17:00くらいから
時間はあっても
ゆっくりはできない
お腹がならない程度にサクサク
な訳で
コンサート
ミュージカル
終わると21時前後
ラストオーダーが近い
特に焼き鳥は
食べられない
レストランにも間に合わない
立ち飲み屋なら何とか。。。
せっかくの音楽や芸術なのに
見る方はごはん難民となってしまうのだ
貧しい。。。
寂しすぎる。。。
また
11:30開演の公演だと
終わると1:30くらいだったりして
ランチ難民
ステキな舞台も台無しの
お腹が貧乏を感じることとなる
この難民問題は何とかならんのか?
なんでこんなんや?

思うねん。
開演時間と店の時間
打ち合わせておいてくれへんかなあ。。。

人前式を初体験の革靴

2018-05-21 | その他
ちと前
GWの話になるが
そう
結婚式だからな
革靴で参加
間違いない
姪の結婚式だ
今主流の
「じんぜんしき」
と聞いても
「人前式」
とピンと来なかった
「神前式」が浮かんでしまった。。。
それは「しんぜんしき」やから‼︎
とひとり心の中でツっこんだわけだ



宗教や格式にとらわれず
進行や演出を自分たちで自由に
好きなようにできるわけだ
誓いの言葉を述べ
指輪をはめて
サインしたら終わる
そして
食事会へ
派手派手しくなく
しかしオシャレに
センス良く
無駄にお金をかけない
というのが人気らしい





結婚式のダイジェストなんて見せてくれた
親族のみだったし
悪くない
お色直しはなく
余興もなく
スピーチもない
新郎新婦の前の席に座った
隣に座る母の面倒をみるという役があったわけで
ど真ん中かと

美味しいお料理を楽しんだ
もう一つのお隣は
新郎のお祖父様で
結構癖の強い性分のお方だった
うまく話を合わせて
うまく流して
うまくやってくれるだろうと座らされた位置だったと
後で聞かされた
前もって言うといてんか〜

ええけど。。。
一応間柄と名前の紹介はある
写真は送ったりしないので自分で撮ってください
あっさりしたものだ
家と家の付き合いが結婚だったその昔
そこに会社や恩師との絆が入り込むその昔
面倒くさく
しがらみたっぷりであったが
このあっさりした結婚式は
悪くない
悪くないが
良いとも言えなかった
こんなためにGWにわざわざ関西まで行ったのか。。。
と思ってしまった
かわいい姪っ子の
初めて会った新郎は
顔と名前がわかったくらいで
どんな友達と何を楽しんだ人なのかも分からなかった
姪の親族の中で知っているのは母と兄夫婦と兄嫁の母だけ
それ以外の人たちのことはもっと知らない
今後付き合うこともないのが前提なのであろう
そしてこの結婚式の思い出は特にない
初めての人前式だった
姪っ子はとてもきれいだった
という感想だ

悪くはない
結婚式と食事会が終わって
革靴は動物園へ出かけた

そういえば関西から戻る日に
高校時代の先生にお会いした
人前式に教え子に呼ばれて行ったら
親族の中にポツン
親族の前で紹介され
戸惑ったって
終わってから
ご両親にご挨拶しようと思ったら
もうご両親は帰っていて
新郎新婦は二次会へ急ぐ

一人ポツン
悪くない
悪くないが
良いと言えない結婚式をお互いに経験していて
笑って盛り上がってしまった。。。


初めての下田〜大人ぽくない大人の旅〜

2018-03-12 | その他
1月の話なのだが
人生初
伊豆は下田へ行って来た
下田は近くて遠い
時間がかかる
こだまと踊り子を使って3時間26分
6600円
大阪まで行けるほどの時間なのか。。。
こだまを使わずに行くと3時間37分
5633円
乗り換えは少なく楽かな
しかも1000ほど安いのか。。。

大船から踊り子に乗ると3時間42分
5223円
更に410円ほど安い
ん。。。
差があるようなないような。。。
なら
全部在来線で行ってみるか
4時間半ほどかかるけど
3572円
頑張った感あるよなあ
忙しい大人には出来ない感あるよなあ

やってみた
車窓の景色もおもしろい
電車を乗り換えると
使いこなしている感じに酔える
さて
熱海でトイレに行った
あまり深く考えずに
ああぁぁぁあゝ〜
伊豆急下田行き
次は40分後までないやん!
やってしもうた‼︎
+40分=片道5時間10分‼️

急がへんし
ゴルフに行ったLは夜まで来ないし
ええやん
熱海駅講内でおつまみ蒲鉾セットを買った
もちろんビールも!



40分後に来た電車はResort21「キンメ電車」
熱海 →伊豆急下田
伊豆急下田→熱海
1日一本ずつ
トイレに行かなければ
乗れなかった。。。



座席の模様も金目鯛
そうそう
金目鯛のしゃぶしゃぶ食べたいと思ってんねん!
キンメ、キンメ‼︎
嬉しくて仕方なかった❗️
5時間10分もかかったけど。。。
そして
電車にはトイレがあったけど。。。

オー人事、オー人事⁈

2018-02-21 | その他
あっという間に年を越し
年を越しても
まだ終わらぬ穴掘りをしていたが
転勤となった
アルバイトにも転勤があったのだ

派遣だからさ
今回は1ヶ月だけの短期集中で
室内で土器や石器を洗うだけ

楽じゃないか?と
思ったわけだが
そういえば
前の現場で土器のカケラを洗ったとき
退屈だと思ったなあ。。。

短期間だから
いいか。。。
と引き受けたわけで
新しい現場へ
そして
思い出した
近いといえば近いが
電車やバスの連絡が悪く
ひとつ外れると
片道+30分となるのだ
乗り慣れない京王線
乗っていい電車と乗ってはいけない電車がある
目的地に行かない電車
目的地にとまらない電車
抜かされて遅く着く電車
そして
よく遅れる
バスは更なり
そして



雪の日もあったが
仕事は室内
雨の日もあったが
仕事は室内
バスは遅れ
電車も遅れる
仕事自体は楽しく出来た
自分で見つけるわくわく感や
掘り出すときのドキドキ感
何も出ないときのガッカリ感
現場のみんなで共有することはないのだけど。。。
というわけで
少し盛り上がりに欠ける
臨時雇いが場所を使って邪魔
みたいな肩身の狭さを感じつつ
石を洗う
土器を洗う
臨時に雇うほど
遺物がいっぱい出ているわけで
手にとって見られるのは嬉しかったが
周りの作業員たちもとても優しかったが
現場監督と調査員たちがうまく噛み合っていない
そこにいない人の悪口を言う上司たちだった
その人間関係に見事に巻き込まれた
作業員への説明が
「Aさんのところが使っているので
みなさんはこれで我慢して」
だったり
「Bさんがこう言っているので、
これをやって」
言い訳を先に言うなよ
人のせいにして指示を出すなよ!
自分が嫌われたくないだけやん!
そして
調査員に質問したら
「自分が入るとまずいから、
自分で現場監督に聞いて」
と逃げられ
聞いたら
「自分は担当じゃないから」
と放り投げられた
誰に聞くねん⁈!
一人でなんとかせいってか⁈

そんなもんかもな
前の現場の健全さと比較してしまったが
そやな
みんな年下の小僧に小娘
広い心で流してやろう
できることはするが
できないことは
分からなかったので出来なかったと
メモして帰ることにした
どうせ後3日
楽しむところだけ楽しんで
終了になった
「お世話になりました
ありがとうございます」

現場監督は気まずそうに頭を下げた
最後の日の空



春は近いな
そして
会社からは
また別現場への要請があったが
いろいろ疲れたさ
翌日ギックリ腰になった
しばらく
オリンピック観戦しよう
と思ってしまった。。。

武蔵国分寺遺跡にたどり着く散歩

2017-12-19 | その他
以前から行ってみようと思っていた「お鷹の道」
天気も良いので
歩いてみよかなあ
アルバイトもお休みやし

国分寺駅から15分くらいかな
国分寺跡に着いた





溝遺構の断面
って!
アルバイトか!
笑ってしまった。。。
そこから



階段を下る
これは
国分寺崖線という
河川の侵食によってできた河岸段丘
下りてから振り返ると





丘だか小山のように見える
これが
立川市から野川に沿って
国分寺、小金井
そして
二子玉川辺りから多摩川に沿い
田園調布近くまで続いているという





まだ紅葉を残している



崖線にははけと呼ばれる
湧き水が豊富だ



国分寺の日立製作所中央研究所の庭園開放で
野川の源流を見た
透明よりも透明な
澄んだ水
ここの湧き水もそうだ



姿見の池というのがある







本当に美しい
鳥のさえずり
ほかには
たまに人が通るくらいで
とても静かだ



地元野菜が置かれている直売所
無人だ



お鷹の道に入る
徳川家の御鷹場だったことから「お鷹の道」らしい



お鷹の道に沿って、蛍やカワニナが生息している小川が流れている


武蔵国分寺資料館


史跡の駅、おたカフェ

う。。。
月曜日はどこもお休みであった。。。
残念なり


国分寺講堂跡

そして
見てしまった



オレンジネットと重機
発掘か?
などと思ってしまう。。。
まだまだ続く国分寺
今度は
カフェで休憩できる日に
また来よう

時が走り始める師走に穴を掘る

2017-12-03 | その他


面白いタイトルだ

わく沸く
私は遺跡発掘作業員 伊藤啓子
どき土器

って
本を読んでいる場合かい?
11月なかったんちゃう?
そう
バタバタしていたら
もう12月になってしまった
そう!
正にその通り
遺跡発掘の作業をしていて
わく沸く、どき土器していたら
あっという間で
友人に会ったり
動物園へ行ったり
食事会に行ったり
公演中止になった舞台を映像で観るという
特別上映会へ出かけたり
いとこの演奏会を聴きに行ったり
濃厚に楽しんだわけだ

あまりに忙しくて
11月がなかったように感じる。。。
いかん!
いかん‼︎
11月で終わるはずのアルバイトが
12月末まで延長になった
断れば良いものを。。。
やっと道具の名前を覚え
何となくひと通りの手順を知り
土器の破片が分かるようになり
調査員の話を聞いていると
興味深くて
もう少し続けたいなと
思ってしまった。。。
ただでさえ時が走ってる季節やのに!
忘年会にまで行ってしまうつもりだ
穴を掘るだけなら
ガツガツ
重機で掘れば良いところ
デカいシャベルで掘れば良いところを
小さなスコップで少しずつと掘る
埋もれているものを見つけるため
壊さないため
何か出て来るとも限らないのに
延々と作業を続ける
黙々と作業を続ける
嫌にもなるが
一日中やっていたら
結構進んでいて
へえ〜などと思う
そんなことをやろうという人々は
やはりどこか面白いヤツらで
自分もその類の人間なのか
やはり。。。
などと思う
疲れてきたら
「ちょっと変わろうか?」
と声がかかり
少し楽な作業と変わってくれたり
手伝ってくれたり
簡単なコツを教えてくれたり
それは普通のことなのだが
誰も人に押し付けたり
ズルくない
新米で作業がはかどらなくてもイライラしない
普通のことだが
そうじゃない職場は多くて
そうじゃない人間関係は多くて
ストレスが多い
しかし
大きな空の下のこの職場は
とても健全な世界なのだ
まだ
専門用語で話される指示の全てが
ひらがなでしか入って来ない
つまり音は聞いていても
意味がわからない
その度に
それは何でしょうか?
と質問する日々だ
時は走っているのに
自分は同じ場所にしゃがんで
穴を掘っている
面白いな〜
と思う

伊藤啓子さんの本は
作業員たちの雰囲気や
作業のことが
そうそう!
そうやねん!

共感しつつ
笑いつつ
土器をカケラではなく
丸まま出土させたり
古銭を掘り当てた彼女を
羨ましいな〜
と思うのであった