梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

年に一度の展覧会

2014-01-05 19:31:23 | 日記
本家梅の香堂にて、おしごとページ更新しました


「ひょうたんからこま」


年賀状のお仕事は初夏の頃やってきます。
なので昨年の6月頃、私は必死で馬を描いておりまして、
半年たった今、
やっとこさ午年が来たんだな~と思う今日この頃。

とりあえず、小6の姪っ子に、
「ちをりの年賀状かわいい」と言ってもらえたのでよかったよかった。

ところでこの時期、人様からいただいた年賀状を眺めていると、
一応仕事で年賀状描いた者としはなかなかに勉強になることが多いのであります。
このご時勢、年賀状雑誌からイラストを選んで印刷する人の多い昨今。
実際にユーザーさんに採用されるのはどういうイラストなのか。

ついそういう目線で見てしまうのですが・・・・

おおー、これは可愛い。くっそー(なんだか悔しい)。
とか、
あ~やっぱこういうのがウケるのか~
とか、
なるほどそういう手があったか!
とか、
これどうやって作画してんだ!?
とか、
あ・・・こんなんでもいいのか・・・・・
とかとか。


来年に活かしたいと思いますので是非ご用命をばm(_ _)m


それにしても、
実家で親に届いた年賀状を母と見ながら思いましたが、
年賀状に対して、
はっきし言ってあんまりこだわりの無い方と、
バリバリ気合入ってる方と、
様々ですな。
あとお子さんの写真入り年賀状をたくさん見ますけど、
写真のチョイスや配置にセンスを感じる方と、あんまりそうでもない方と、
そういう、二次元モノに対しての情熱のあるなしが分かるのが年賀状かもしれないな、と。

そして自らが撮影した写真を採用するおじ様を何人かお見かけしましたが、
あんまり、というか全然正月とは関係の無い被写体ばかり。
うんうん。自分の快心の作をみんなに見てほしいんだよね。
もはや年賀状とかそういう季節感なんか無視なんだよね、お父さん方。
かく言う我が父も全然正月っぽくない自作の風景画を毎年年賀状にしています。
作り手のサガだな。
まぁ私も気持ちは一緒だけど、あくまで年賀状用に描きおろしてますから!
そこんとこ親父殿とは違うぜ。

多分、絵とかデザインとかに興味の無い人は見てもろくに覚えていないであろう年賀状。
それでも毎年一生懸命作っている人が、けっこうたくさんいるんだよな。

年賀状、片付ける前にもう一度、じっくり見ておきましょうかね。








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2 コメント

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さ、そろそろ羊の図案を考え始めるかな! (ユウコ)
2014-01-06 13:31:59
年の始めだし、おめでたい、明るく朗らかな年賀状とかうれしいよね?私も仕事柄年賀状のイラスト、デザインは大変気になります。
日常のデザイン仕事中でも、縁起のよさそうな図案は年賀状用にキープしておいたりします。
制作時期は毎年決まりきって多忙期だし、(ちをりちゃんの6月もいろいろ忙しい時だね!)日頃の行いが年末の自分を助けるのです。。。
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羊と言えば・・・ (ちをり)
2014-01-09 00:24:31
おおー。
常日頃からのネタ集め。
クリエイターの鑑ですな!
まさに今こそお年賀ネタ集め放題なんだよね。
備えあれば憂いなし。私もキープしておこうっと。

そういえば去年、友人に
「馬と言えば、で思いつくものを何でもいいから教えてくれい」
と願いしたら、それは私の発想になかった!という答が返ってきてえらく感動しました。
基本一人でやる仕事なので、他者のアイディアというのは有難い。いまから「羊と言えば」を聞いて回ろうかしら。
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