梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

かっちょいい

2013-09-26 00:49:01 | 日記
うっかりごぶさたしておりました。
書きたいネタは色々あるのですがなかなかどうして。

そんな中で、今日見たテレビにいたく感動したのでちょこっとだけ言わしてください。



船に乗るのではない。潮の流れに乗るのだ。


う~ん。かっこいい。


いきなり何事かと言いますとね、
今日、遅い夕食をとりつつ見ていたのが、NHKの番組「歴史秘話ヒストリア」
たま~~~~~に見る番組なんですけど、
タイトル通り歴史番組です。

今日のテーマは「戦国のプロフェッショナルたち」。
紹介されたのは、
伊賀甲賀の忍者。
国産鉄砲のパイオニア近江国友村。
海上の覇者・村上水軍。
石垣作りの職人、穴太衆。

これらどれも、ほほ~と興味深かったのですが、
その中でも特にかっちょよかったのが、村上水軍。
瀬戸内海で活躍した水軍で、かの織田信長軍すら破ったんだそうな。
彼らの強みは海を知り尽くし、意のままに船を操ったこと。

そんな村上水軍の極意の一つがこれ。


船に乗るのではない。潮の流れに乗るのだ。


うはーシビれた!
なんかかっこいい!
私もこれ言ってみたい。
何の脈絡もなく居酒屋で後輩とかに説教臭く言ってみたい。
なのでこれを言いたいがためだけにブログ更新しちゃいました。



あとですね、
村上水軍のとった陣形がこれまたかっちょいいんですよ。
フォーメーションに名前がついてるの。

敵を3方から囲む陣形は「鶴翼の備」!
向かってくる敵から防御する陣形は「魚鱗の備」!

なんかすげー必殺技みたいでかっちょいい!!
ああかっちょいい。



最後に紹介された穴太衆も大変含蓄あるお言葉が。

石垣を積み上げる職人さんがいるって私初めて知ったんですけど、すごいですね。
安土城の石垣を作った人たちを「穴太衆(あのうしゅう)」と言うそうで、
その後も数々のお城の石垣を積み上げ積み上げ、なんと現代にまで累々と続いているんだそうですよ。びっくり。

大阪城に行った時に思ったんですよ。
石垣ってすげーって。
だってまっすぐ切りそろえたわけでもなさそうな石を、どうやってぴっちり積んだのだ?摩訶不思議。

そしたらその答えは、職人さんが積んだんだよ、でした。

その強度はコンクリートにも負けないんだそうですよ。
ただ積んであるだけなのに。なんてすごい技術。
釘を使わない宮大工さんにも通じる気がする。

ちょいとうろ覚えですが、
現在の穴太衆の頭(カシラ)がおっしゃっていました。
ていうか頭って。かっちょいい!!


石はね、測って削って積むんじゃないんです。
石の声を聞いていれば、石の方から手を挙げてくれるんです。
どれをどう積むかわかってくるんです。


的なことを仰っておりました。
なんだそれすげー!
今にも「この辺りの石には飛行石が含まれておるのじゃ」とか言い出しそうな境地ですよ。

いや~、世の中、いろーんな職人さんがいるけれど、
石を積む職人さんていうのもいるんだな~。
知らないことがいっぱいですわ。
いや~、かっちょいい。
船に乗るんじゃない、潮の流れに乗るのだよ。





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オタとの接点 (鉛筆ウサギ)
2013-09-26 19:38:52
うん
プロフェッショナルは言う言葉が深いですね
たしかにかっちょいい
つか、酒場で語っている姿がリアルに想像出来るのだが。。。
ところでヒストリア
音楽担当が梶浦由記さんなんですよね~
アニメの音楽もかなり手がけられている方ですが
この方の楽曲もかっちょいいんですよね~
ええ、それが言いたかっただけです
返信する
使用例 (ちをり)
2013-09-27 00:43:33
いいか?仕事ってのはさ、自分の部署だけ見てても進まないんだよ。他部署の動きも見て、会社全体の業務の流れを理解しないとだめなの。
つまりは、船に乗るんじゃない。潮の流れに乗るのだ、ってことよ。
え?
何の話かって?
村上水軍だよ村上水軍。知らないの?村上水軍。
じゃあさ、戦国武将は誰推し?
私はね~、まぁ謙信公は別格だけどね。ベタだけどやっぱ真田幸村はかっこいいよね。
大阪夏の陣の戦いっぷりとかしびれるよね。
あれ?どした?無言になって。
あ、すいませーん、生ひとつー。

て感じですかね。
そうそう、ヒストリアのアニメーションのイラストこれまた可愛いんですよ。
NHKも侮れないですね。
返信する

コメントを投稿