**はやりっち**

いろんな色があるように
いろんな花があるように
いろんな話もあるのです。

【レビュー】職人本『ドイツの小さな手仕事』

2009年06月22日 | 【レビュー】本
すみれは不器用なので
繊細なものを作る職人さんにあこがれます
そんな職人のグッとくる本をご紹介

『ドイツの小さな手仕事』(山田庸子著・ピエブックス)



もう、これがどれもこれもカワイイ
リネン、木靴、吹きガラス…と
女子心をくすぐる項目が満載なわけですが
中でも目を引かれるのはイースターエッグ



日本ではなじみのうすいイースター(復活祭)ですが
ドイツでは春を迎える大切な行事
なかでもスラブ系少数民族・ソルビア人の
イースターエッグは、民間伝承として
ずっと受け継がれてきたのだそうです。
ホント、色も模様も愛らしいです

他にも「自分の代で終わり」と語る
木製ハンガー工場のせつないエピソード
宮廷献上のバウムクーヘンを作る町など
職人のものがたりがいっぱい。
手仕事のあたたかさがしみ入る一冊です


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