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韓国旅行記 2 自由の橋 めがね 宮中海鮮鍋 

2010-09-26 23:44:31 | 韓国
ソウルから自由の橋・統一展望台までは約1時間30分
私自身は前にも書きましたが、ソウルがこれほどまで北朝鮮に近いとは認識していま
せんでした。ましてや自由の橋も統一展望台も知りませんでした。

自由の橋までの高速道路脇には有刺鉄線がまかれており、監視塔が何キロおきかに
置かれ、銃を持った軍人の姿が見える。

国境のある国に来たんだなと改めて思う。

ガイドさんの説明では
日本支配からの解放、独立過程において、当初「北」の進行がはやく、ソウルを含めた、
かなり南の地域まで「北」が支配的になった。
その後「南」がアメリカ軍の援助を受け、38度を超え進行し、一時は朝鮮半島全土「南」
で統一しそうになった。しかし、「北」がさらなる援助を中国、ソ連から受け、
境界線の攻防となった。その攻防の中では北から、何本もの地下道が作られたれ、
中にはソウルのすぐ近くというものまであったそうだ。

休戦協定後、解放された捕虜が渡ってきた橋を「自由の橋」というのだそうだ。
この橋は、非武装地帯(DMZ)に沿って流れるイムジンガン(臨津江)にかかっています。

といっても、木製の橋と鉄道橋があり、私は木製の橋のほうを「自由の橋」だと思っていたら、
鉄道橋のほうだと書いているものもあって、はっきりしません。

ちなみにこの鉄道橋はキョンイセン(京義線)という日本が軍事目的のため、
工事した鉄道の橋だそうです。鉄道自体は朝鮮戦争の時に運行が分断され、その後、
一時連結の話が持ち上がったそうですが、頓挫し再び、分断されているそうです。

オドゥサン(烏頭山)という山の上には、インジンガン(臨津江)対岸の北朝鮮のプロパガンダ
のための村を見ることができる「統一展望台」がある。(テレビで見たことがある)
村の住民は軍人、見かけるのは農作業のときぐらい、見せかけのアパートには屋根もなく、
朽ちているものも、隣にしかたなく平屋が作られている。道路は舗装されていない。

ガイドさんによると
韓国では日本ほど「拉致問題」を取り上げていない。
なぜなら「離散家族問題」のほうを重要視しているからだ。

だそうだ。離散家族再開の事業や南北統一の妨げになると考えているのだろうか。
北批判よりは、早く元通りの南北にならないだろうか、という話が多かったように思う。
ガイドさんの個人的な意見だろうか、いずれにしても、日本人の感覚とはやはり多少
違うものがあるようだ。



1時間30分かけ再びソウル市内へ、ミョンドン(明洞)散策へ。
ミョンドンでは目的のひとつ、サングラスを買うこと。
ネットで調べた「ヴィエンナメガネ」というところに行ってみた。

日本から持っていったクーポンを差し出し、希望をいうと、とんとん拍子にきまり、価格もまぁ、
許せるかなという値引きをしてくれたので、30分足らずで購入してしまった。

買い物には時間をかけるほうなので、多少不安が残ったが、後で振り返ってみても、
だまされた気がしないというか、満足しているので、結果オーライというところでしょうか。
外の喧騒がうそのような雰囲気で買い物ができるので、おすすめできます。

夜はイテウォンドン(梨泰院洞)のウォルミド(月尾島)という店で宮中海鮮鍋
牡蠣、えび、いか、トッポギが入っている。真ん中が深くなって、そこにうどんが入っている。
「ここのチヂミおいしいよ」とガイドさんにすすめられ、たのむ。
たしかにおいしい、日本で何回か食べたのは、生地がうすいものだった。
ここのはふっくらとしていて香ばしかった。