
ガオー教室かいわいは、小さな自然が探すとまだまだ見つかる。教室の裏には手作りのビオトープがあり、ヤゴからトンボの羽化が観察できたり、庭のレモンの木ではアゲハチョウ。冬には樫の木にコゲラがコッコッとドラミング、薪割りの汗を流しているとショウビタキの雌鳥が足元でピコピコおじぎをする。ヤマガガシ、ウシガエルは常連さん、自慢のネイチャーライフを満喫できる小さな幸せを一年中、教室の子どもたちと楽しんでいる。
今日は日曜日、薪をくべたストーブの上の琺瑯びきの黒いケトルがうなり出し、給水を要求する。教室の狭いながらのサンルームの窓から、ふと前庭に目を向けると、芝生の上の小動物と目が合った。「ああ、レッサーパンダか」イヤイヤ、ここは動物園みたいなもんだと半分納得しながら老眼のピント調整をする。「タヌキ?」以前から家族は目撃しているのである。その距離7メートル、教室を横切り、隣家のデッキ下へもぐりこみ、ゴソゴソしている。(カメラを構えたが、その後は姿を現すことなく静かになる)
教室の小さなタヌキたち(失礼いたしました)もいろいろやってくれます。顔に付いた絵具を楽しむ子は多くいますが、この二人は確信犯です。でも、大切なムードメーカーなんです。全員で大笑いして終了しました。(彼らのクラスは女子がいません。下ネタも飛び交います。学校と違って解放的になるのでしょう。黙って私も大笑いしています。)
昨年の複数のコンクールの結果が返ってきています。「名古屋の未来」がテーマのコンクールには教室から高学年生2名がエントリーして、準グランプリと審査員特別賞をそれぞれいただきました。ふたりともやってくれますね~!美育文化コンクールは3名の一次審査通過の報告が、JAコンクールは5名の入選目標を立てています。さあッ!びっくりポンのはじまりはじまり!