みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

左耳にえんぴつ~!

2015年07月03日 16時39分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
「あっ!いけないんだ、ひげ先生、耳に鉛筆はさんでる!」いつもの私の姿に子どもたちから注意を受けます。左耳に鉛筆、右耳に筆、背中に人生を(このフレーズ、わかる人にだけわかればいいです)
「みんなは真似しないでね。でも先生は許してよ~」道具を大切に扱うところを模範で示さなければならない立場を忘れて言い訳を。タイミング良く、さっとだして指導したい。その状況において少しのタイムラグが、指摘された理由があいまいになるのはよくないと思うばかりについ。でも決して許されることではありませんね。
「道具を大切にする子は自分の行動に責任を持つ大人に育つ」と、ある職人さんがテレビで語っていました。道具を大切に扱う子はなにが違うのでしょうか。一番感じることは自己肯定です。具体例として(ここでは10歳前後の年齢期を)絵具の扱いが自由です。他の誰よりも多くの色彩を使いこなすようになります。筆遣いがしっかりしていて、感じるままに大胆に、ときに繊細に思い通りに描きわけられるようになります。自由自在に自己表現を楽しめるので、道具のせいや他人のせいにしません。スポーツで汗を流すように、創造するという自己表現で発散できるためです。
まずはできることから始めてみましょう。①絵具キャップの閉め忘れ(カッチカチだ~!)②筆はケースに収納(筆先がボッサボサだ~!) 絵具の色欠品をいつも確認してください。
*だれのパレットだ~(許して~)  *GAWOO教室からの夕焼け 


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