「ジョナゴールド」というりんごをご存じですか?
県内の方々には馴染みのあるりんごですね。
割合大き目のりんごで、酸味が強くて、紅玉のように、
お菓子やジャムにも使えるりんごです。
果肉は堅めで、シャキシャキ感が強く、
甘いりんごが好きな方には、少し酸味がきつく感じられます。
かく言う私も酸味が苦手。
たくさん頂いた中から、一部をジャムにしてしまいました。
今季2回目のリンゴジャム。
シナモン入り
生姜入り(すりおろし)
私はリンゴジャムだけでも好きですが、
生姜やシナモン入りがもっと好きで、入れてしまいます。
他のスパイスに変えたら、一味違うジャムが作れそう。
ところで、いつも疑問だった「ジョナゴールド」。
赤い皮なのに、どうして「ゴールド」??
調べて見ました。
↓
「ジョナゴールド」という名前は、両親の名前が由来です。
親は「ゴールデンデリシャス(黄色いりんご)」×「紅玉」。
「紅玉」は英名が「ジョナサン」といい、
「ジョナ」と「ゴールデンデリシャス」の「ゴールド」を
あわせて付けられたということのようです。
酸っぱさは紅玉由来でしたね。
これから主力品種の「フジ」が収穫の最盛期になります。
寒い中、農家さんもご苦労様なことですね。
最近は、黄色のりんごも多くなって来ましたが、
つい最近は緑のりんご(緑の縞模様)も出て来ました。
「はつ恋ぐりん」というりんごです。
どんな味なのか、これから市場に出るのか、
楽しみな感じがします。酸味があるそうですけどね。^^;
さて、リンゴの木と言えば、横広がりで
背が低いのが多いですが、
↓
(再掲の写真です)
木の幹の芯を切って、横に伸びるように育てると
こんな横広がりになります。
あまり背を高くすると作業しづらくなる為ですが、
これでも高齢化した農家にとっては、
りんごの花や実の多さで、かなりの人手が必要になります。
受粉、花摘み、葉摘み、実すぐり、ツル回し、収穫など。
近年はこの作業がもっと楽になるように、
コンパクトに育てる「わい化栽培」の木が増えています。
コンパクトなので、横幅は狭く、農地も広くなくても良く、
1本の収穫量は減りますが、本数を増やして、
収穫量を上げています。利点はもっとあると思います。
もちろん品質やおいしさには差が無いと思います。
最近では、更にコンパクト化が進み、
1本1本をもっと近づけて植える方法もあるようです。
これが今後うまくできれば、更に更に作業が楽になりそうです。
りんごもお米もその他の作物も、農家さんが減ってしまうと、
日本の農業は廃れ、食糧自給率がますます低くなります。
考えさせられますよね。