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ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

換羽中のオナガガモ

2021-10-21 06:26:06 | 

続きの話です。

弘前公園→川原で昼食→藤崎町の白鳥飛来地へ。

 

生憎の天気で、向こうに見えるはずの岩木山は雲に隠れ残念。

いると思っていたハクチョウたちは全くいなくて残念。

きっと田んぼに行って、採餌中かもしれません。

 

 

白鳥が観察できる場所から向かって右側には

多くのカルガモたちの群れがいて、

 

左側にはオナガガモたちの群れがいました。

オナガガモは白鳥と同じくシベリア方面から渡って来ます。

この日は、まだ数が少なく、

真冬までにはこの何倍ものオナガガモたちが

渡って来ると思われます。

 

 

すっかり格好良く繁殖羽に換羽したオスのオナガガモ。

茶色の顔、首から伸びた白く長い模様がスッと見えて、

とてもスタイリッシュなカモですね。

オナガガモの名の通り、尾が他のカモより長いです。

 

 

 

こちらはメスのオナガガモです。オスより地味です。

横から見ると優しい顔つきですね。

 

 

正面を向くと、ちょっと下ぶくれの古風なお顔だち。

カモ類の特色です。これもまた「いとをかし」

 

 

今年はオナガガモも早めの到来で、

珍しく換羽途中のオスも見る事ができました。

(例年ならばみな完成したお姿のオスばかりです。

何年も見ているのに換羽途中の個体を複数目撃したのは初めて。)

 

オスの換羽途中の姿は、ちょっとかわいそうな感じですが、

もうすぐ立派に変身しますよ。

 

 

こちらの子は別個体で、換羽中のオス。

カモも個体差があって、早生もいれば奥手もいるのですね。

嘴は灰色の部分がはっきりしてわかりやすいですね。

側面の細かな羽模様はオスの特色の一つです。

 

 

 

換羽中でもお手入れは怠りませんよ。

 

 

手前は換羽中のオナガガモ、まん中はメス、

後方は換羽したオスです。

 

私の地域では、3月には移動してしまい、居残るケースは

今のところ観測されていませんでしたから、

オナガガモのエクリプスは見る事ができませんでした。

今回初めてその片鱗を見る事ができ、大変貴重な体験でした。

 

 

毎年面白いのは、お客様のオナガガモたちの方が、

留鳥のカルガモたちよりも人に慣れていて、

堂々としていることです。

カルガモは毎年遠慮がちに隅っこや遠くで群れています。

 

 

 

ハクセキレイを3羽見かけました。

水場が好きな小鳥なので、必ずいますよ。

時にはカモ類のそばをピョンピョンと行き来して

近づいていますが、カモたちは知らんぷりです。

 

もうしばらくしたら、オオハクチョウの群れが訪れます。

今年もホオジロガモは来てくれるでしょうか。

ここの飛来地も例外なく「国土強靱化計画」の為に、

護岸工事が進められているせいか、

今年は先に来ていたコハクチョウたちの姿が見られません。

 

護岸工事は洪水を防ぐために必要ですが、

自然が破壊されるのも考えものですね。

 

 

この日の午後、畑に行きました。

空は少しずつ晴れ上がり、

帰りには晴れ間が多くなりました。

田んぼではコハクチョウたちをたくさん目撃できました。

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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