ひとつの手から生まれるもの

作ってみる 見てみる 考えてみる 想ってみる 休んでみる

お礼

2017-09-11 12:15:29 | マーケット



カラリ!と晴れた土曜日、方々で賑やかなイベントが盛りだくさんな中、
浅間神社まで多くの方々に足をお運び頂きまして、本当に有難うございました!
感謝の気持ちでいっぱいです。
日差しは強めでしたが、爽やかな空気で心地よかったですね。


私は毎回、出展作家さんと色々なお話をさせて頂きます。
日本漆のこと、蜂蜜の事、パンの事、器の事、アトリエの事、、、等々
普段は寡黙で職人気質な作家さんたち、その世界の事となると話が尽きません。


今回印象に残ったお話。


カリンバのお話。


最近カリンバのソロライブの映像をFBなどで見る機会が何度かあり、、
それは自分の知っている、静かなポロン~ポロン~♪という音色とは随分違う音でした。
マイクを通して遠くまで響く音。そういうスタイルもあるんですねえ・・・と、
カリンバを作っている作家さんに話したところ、、、


そういうカリンバを好む方もいます。でも、自分のはそうではないと。

赤ちゃんを抱えた母親が聴かせるような音色、母の心音と近い音、、
それは、両手の中から聴こえてくる音。
人々と火を囲んで、静かな時間を過ごし、豊かな時間がとうとうと流れながら、
聴こえてくる音。
そういう音を奏でるカリンバを、自分は作っていますと。



楽器には本来、それが生まれた場所や状況、文化とひっついてありますものね。
斬新な使い方を試みる方もいれば、大事に守る方もいる。色々ですね。

でも、自分の想いがぶれる事無く、制作を続けていらっしゃるところが、
とても素晴らしく、カッコいい!と思いました。


心が温かくなった瞬間でした。



皆さんも、是非会場で色々な作家さんとおしゃべりしてみて下さいね!

作品に触れるときの楽しみが一層増えますよ!



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