ひとつの手から生まれるもの

作ってみる 見てみる 考えてみる 想ってみる 休んでみる

ひがしあゆみ ガラス絵&ビスクドール展

2010-10-29 06:15:24 | 展覧会のご案内
☆展覧会のお知らせです☆


●会期:11月9日(火)~13日(土)11h-18h
●会場:ミモザ・ギャラリー
   渋谷区神宮前4-3-16 ヤマナシ・へムスロイド内
   アクセス)東京メトロ表参道駅A2出口より徒歩2分
        ☆表参道ヒルズ隣側奥にある黄色の建物
         (ベネトン手前の細い道を入る)
        tel/03-3470-3119 http://yhi1971.com

人形やこども等をモチーフにしたガラス絵とオリジナル
ビスクドール達。純真無垢な表情を追っていて、ホワンとしてたり
ニュッとしてたり…可愛らしい作品達。
近くまでいらしたらちょっと立ち寄ってみて下さい。

作家は私の姉です。
姉は20歳の時から作家活動一筋。あれやこれやといろんなものに
足を突っ込む私とは違い、職人気質でコツコツとひたすら制作しては
個展を続けてきました。長年続けてきたこと、培ってきたものはやはり
文句なしにスゴイと思う。
何の躊躇いもなく、これからもずっと制作をしていくんだろうな。。。

がんばれ姉!!

http://www7b.biglobe.ne.jp/~ayumi-doll/
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bebe incassable

2010-10-27 21:50:14 | アンティーク
'incassable'=割れない、こわれにくい、丈夫なという意味の
フランス語です。
'bebe incasable'は今から100年以上も前の1880年代、フランス
の大人気人形メーカーであるジュモウ工房が売り出した人形に
つけられた売り出し文句。’割れない人形’です。
それがこちら。

(正確に言うと写真の人形よりもう少しだけ前ですが)

そうなんです。ヘッドは非常に薄くて透明感のある磁器(ビスク)で
出来ています。ボディはコンポジションという練り物ですから確かに壊れ難い!
壊れ難いけれど人形としては壊れやすい。仕事上数百というビスクドールを扱って
きましたが、人形は顔が命!この薄いヘッド部分の磁器には最新の注意を払ってい
たものです。

時代が違えば暮らし方も違い、当然価値観も違ってくるのでしょう。
19世紀末頃のモノクロームの写真を見ると、このビスクドールを
優しく抱えてにっこり笑った少女が度々登場します。
皆お人形と同じ様なドレスを着て。
この時代の子たちは、生活の中に’割れる’素材の人形を(割れない人形と
してですが)普通に与えられていたのですね。ガラスケースにしまって鑑賞
する為でなく、一緒に過ごす大切なものとして。

子どもには割合小さい時分からガラスや陶器や銀のコップで飲ませたり、木の器や
カトラリーで食べさせたり、ビスクドールにも触れさせたりしています。
どうせ割っちゃうから…プラスチックで…というのはとりあえずやめてみました。
意外とそれ相応の使い方を覚えていくものです。どうしたら割れちゃうかとか、
危険だとかも。
小さな頃からいろんな質のものに常に触れていることって、意外と大切だなあ
と思います。後からじゃ追いつかないもんなあ~

ものを大切にすることは、ものの使い方を良く知ることなんですね。
時々人形を眺めては、当時の人々の暮らしのリズムを回想しています。。。
丁寧に暮らそう。




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肌寒い季節には

2010-10-26 06:12:08 | 自分の手仕事
庭の色がすっかり秋色になりました。
このくらいの気候になると、自宅で羊毛に
触れて遊びたくなります。




それと…道具集め


石ころクレヨンとオイルパステルを購入。
石ころの方は大豆と蜜蝋で出来ています。
同日、友人から蜂蜜クレヨンと筆、絵の具を
頂きました。何だか満たされた気分になります。

何歳になっても道具集めは楽しいですね。

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太鼓の練習

2010-10-24 09:09:42 | つながる~ひろがる
昨日、太鼓の練習に行ってきました。
11月13日のマーケットでトランジションタウンたま
の皆さんと演奏する太鼓の練習です。
とそのまえに、南大沢で開かれる‘わくわく音楽祭‘
というのにも参加させて頂くことになり、詰詰で何とか
追いつこうと日々教えてもらっているところです。
この日は、和光小学校で太鼓を教えている‘うえちゃん‘
先生に皆の練習成果を見てもらいました。
‘うえちゃん‘に太鼓を叩いてもらうと・・・・・

音が違う!迫力が違う!ノリが違う!びっくり!!!
まさに‘感覚が開いた‘瞬間でした。

太鼓、ますますはまりそうです。。。。。

…今日は全身筋肉痛…ですが、友人と八王子の太鼓専門店を
訪れました。「菅沼太鼓店」の菅沼さんはとっても気さく。
こだわりもすごい。バチを買いに行った私に太鼓に纏わる
いろんなお話をして下さいました。
太鼓店を訪れる途中、子安市民センターでお囃子に遭遇。
更にみかげ通りでもお祭をやっていて、またまたお囃子が聞け
た上、娘は大好きな獅子舞に触れられて幸せでした~。

★菅沼太鼓店
八王子市元本郷町3-11-9(八王子市役所通り、多賀神社前)
tel/042-625-7477

★わくわく音楽祭
日時:10月30日(土) 10h-12h
場所:長池小学校体育館(入場無料)

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おっきな絵

2010-10-22 14:59:25 | あそび


こどもの頃、歩行者天国になると道路いっぱいに
おっきな絵を描いた。

今、家の前の道路はこども達がチョークでのびのび
描いた絵で埋め尽くされている。雨が降る度書き直し。
チョークは2箱位あっという間に消費されてしまう。
雨の日は家中の窓ガラスに目いっぱい絵を描く
(ガラス用のクレヨンですよ~)

躊躇無く手が動いていた頃が懐かしい。
媚ていない絵は勢いがあってどれもいいな~。


最近、絵を描き始めた頃をよく思い出しています。
高校を卒業したばかりの青年に絵の家庭教師をはじめた
ので、特にこの年頃の時の自分を振り返ります。
なんのためらいも無く描き続けていたな~…と。
抽象表現主義の、身体をすっぽり包み込んでしまう巨大絵画が
特に好きで、海外や国内の美術館を周ってはモーリス・ルイスや
マーク・ロスコの作品に惹かれていました。

授業では始めに、出来るだけ大きな紙に大きなストロークで
強弱をつけた色んな線を思いっきり描いてもらいます。
次に30秒クロッキー!なんせ30秒しかないのだから、全感覚
フル回転します。
「感覚を開ける」作業と呼んでいますが、
その後は落ち着いてじっくりモチーフを描いてもらっています。

「感覚を開ける」 自分の日々の中にも必要だなあ。
教えることは、同時に学ぶことでもあるんだなと実感します。


マーケットの作家さん達、ものづくりのきっかけ話など
今後聞かせてくださいね。




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