今年、サントリーから出ていてすごーく気になっていたトマトの苗、「ルンゴ」。
イタリア語で『長い』という意味の名前なんだそうで、そのまんまなネーミングです。
このブログでも何度か登場しましたが、その細長すぎる容姿がたまらない!
大玉なのに虫もつかないし、こんなにたわわな様子もご立派です。
見た目はイタリアントマトともまた違ってかなり個性的。
酸味がすくなく旨味が多いという味の性質もさることながら、果肉が硬くて中身のゼリー質の部分が少ない。生のまますりおろせる、というユニークな性質が私達の中では一番の魅力です。
うまく育った暁にはシャキシャキすりおろしてみたいもんだ!
とyukiとともに妄想しながら成長を見守っておりました。
念願かなってちょっとばかり収穫ができたので、わが家のカレー番長と一緒にルンゴで作るクイックトマトカレー早速作ってみましたよ!
サントリーのルンゴのWEBで枝元なほみさんが紹介しているルンゴならではのレシピです。
材料)
・たまねぎ
・にんじん
・セロリ
・にんにく
・しょうが
・牛細切れ肉
・カレールウ
・固形スープのもと
・ルンゴ5個
特筆するべきは野菜はほとんど全部先にすりおろしちゃってお湯をいれた鍋に入れることからスタートすること。
ルンゴ以外の野菜を全部すりおろして鍋にかけたところ↑
その後、ルンゴを2個ほど鍋に直接すりおろしていきます。
まるでにんじんのように見えるルンゴ。れっきとしたトマトです。
2個目もじゃんじゃんすりおろし中
実際にすりおろしている映像もどうぞ♪
シャッシャッというすりおろす音は、まるで大根でもおろしているかのよう。
本当に果肉が硬くて、普通の柔らかいトマトとは大違い!
ルンゴも投入して沸騰させたら、下味をつけておいた牛細切れ肉を入れてアクを取りながら再沸騰させたら、カレールウを加えて10分くらい煮込みます。
残りのルンゴを1cmの厚さの輪切りにしてカレーに加えて温めて、ルンゴが少しとろけたくらいで出来上がり。
じゃじゃ~ん!ルンゴカレーのできあがり
初めてのルンゴカレーに興奮気味のyukiは、今日はこれに盛り付けよう!と珍しくエルメスのディナープレートを自ら取り出し大事に大事に撮影会。
いただきま~す!と一口食べた瞬間、「ウ、ウマイ!」というyukiの声。
私も一口。わあ、おいし~い!!これは。。。今まで食べたカレーの中で一番なんじゃないの?というのが素直な感想です。
なにしろ、セロリ1本、にんじん1本、玉ねぎ半分、ルンゴ2個すりおろされていますからね。その複雑な風味といったら特別に素晴らしい。ざらざらしたようなすりおろした食感と、とろける輪切りのルンゴのハーモニーもめちゃめちゃいい!
簡単にできるところも良し。
もうすっかり虜になっちゃいましたよ。
最近は、グリーンカレーやレッドカレーでココナツ風味に染まっていた私たちですが、ルンゴのおかげで野菜の風味に開眼しました。
もっと食べたいルンゴカレー!
しかしルンゴを手に入れるのはきっと絶対至難の業。
私たち作っててよかったね~!!と頷きあった夕べでした。