がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

食道がん術後のメニューを考えたい

2013-09-06 21:29:27 | 食道がん術後
術後、少しづつこのからだを理解し始めている
当初は、大変なからだをもらってしまったなと思った。
弱気になると、豪快なからだのまま治療しないで死んでもよかったとかすかに思い、とんでもない!と否定した。
ひどいわがままである。
治療せずくる苦しみを知らない暴力的な発想。

もともといい加減な性格なので(ガミガミ言い続けられて育つとこうなる)
術後のひどいからだにもけっこうと何も思わず理解することが出来た。

泡吐いたり、低血糖で苦しんだり、痩せぎすのからだに嘆くを越し諦めたり。
いろいろ知らない自分のからだがそこにはあったのだった。


健康体とは全く違う食生活が必要
健康体の人は大人になるとよほど運動しないと成人病の予備軍になってしまう。
甘いものを控えたり、カロリーを減らす努力をしたりしないとデブになる。

私たちは全く逆。
量が摂れないから、高カロリー、高タンパクなものを心がけなければならない。
ひじょうによく噛まないと飲み込めないし、飲んでもゲッとなるし。

夏暑いと茗荷などの薬味でそうめんを素早くすする。

そういうメシの喰い方は私にはもう出来ない。
同じ席にいてもほんの少しを長く長く噛んで飲み込む。
座は済むが、これではからだは作れない。
本当の意味での食事にはなっていない。


もういっぱいいっぱい色々な情報が
皆好意でわたしが好きで教えてくれる。
死ぬな、と。
ありがたい、ハグしたいくらい(しないけど)好きな人たちである。
正反対の情報もくれる。

牛乳を多く採り、頑張れ。
牛乳は日本のものだと乳がんになる可能性があるから止めろ。

ジュースを飲め。
ジュースは喉を酸で焼くから止めた方がいい。
ジュースににんじんは糖分が多すぎるからダンピングには有効、なれどがんが好む。止めた方がいい。
糖尿病と同じように血液が常に高血糖になる。
経口の野菜はジュース以外は吸収がむずかしいから飲むべし。

野菜中心に食べろ。
野菜は腸閉塞になるから喰うな。

玄米がいい。
玄米は腸閉塞の原因のかなりを占める。

蜂蜜がいい。
果糖は砂糖よりがんが好む糖質だからよせ。

舞茸には自己免疫を高めるものが多いので常食せよ。
キノコは腸閉塞の敵。だから、年寄りの病院食には絶対キノコは出ない。

瞬間でこれだけかけた。


言いたい根本は同じなのだ
同じ問題を語ると全く違う意見が出る、
ところが突き詰めると大事にしていることは一緒ということが多い。

ヨットは特にそうだった。
管理や航法やセイルトリムなど、大の男たちがマジ顔で相手を批判する姿も見たことは多かった。
しかし、それはどちらも正しい。
フネの特性、その海域、そこからの意見は全国共通でなくて当たり前。

育児も。
ある子にはよくだっこをする。
ある子には抱かずに自立を促す。
これは不公平ではない。
愛情が絶望するくらい足りていないネグレクトな子と、足りすぎて大人を召使いのように思う子との扱いは違う。
全部一緒じゃない。

からだもそうだ

万人にいいものはない。
このからだに良いと言うものがある。

漢方ではブシなど、通常のからだでは毒薬をだす。
このからだにはこれ、という考え方。
だよね。そう思う。

最終的に自分のからだは自分で守らないと。


これからもう少しご飯話しようっと
量が食べられなくてもからだが維持できるご飯メニューや、食べ方の工夫、伝えたいです。

郵便ポストに食品開発展の案内状。
こういうのは色々、食品エキスポとか、ずっといける時はいっていたんだなあ。

別段、食べるものが急に変わることなどないが、食べることを大事にしていく内容が濃くなる。
意識は高まる。
行けるかな。行きたいな。

インターネット上で術後レストランしたいくらい。
同じ仲間と食事がしたい。

制限付きご飯を楽しみましょうや。
考えよ。

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