がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

エンドノートっていうんだって(デスノートと思ってたよ)

2018-04-01 21:28:35 | 最後を考える
今日はイースター

ちょっと荒井由実時代のユーミンの「ベルベットイースター」をくちづさんでみる。
やっぱこの人ってすごくてすごいね。
センスがいい。
天才ともいう。

イースターはクリスマスより大事なお祭り。




今後を考えたんだ

育ててくれた伯母夫婦がクリスチャンだったので吉祥寺教会に楽しく通っていた。
トラピストの缶バターをべったり塗るパンが好きだった。
また、海外に行くと教会を中心に広場ができている街づくりで
この宗教を選んでよかったと私は思っている。
収入に応じて献金することで成り立っている。

で、子どもたちは宗教とかは無関係で生きている。
結婚していた時はその家は神道だった。
迷うよね

で、私、死ぬじゃん。
多分子供より先に。
困らないように死んだ後の段取りをしておかないと。


神道も安いがキリスト教も安い

いや別に安いから価格ドットコムのように選んだわけじゃないよ。
でも、これは普通だなあと思う。
死者のために生きている人が経済的に苦しむのはやだな。


葬儀のノートを子どものために作っておこうと思う

すんごくがんで心配かけたもんなあ。
そのノートを私はデスノートと名付けていた。

好きな漫画と重なり、いい感じ。

相談したら、
「違う、違う、違う」と言われる。

「エンドノートっていうの!」

私のキャラと被ったんだろうか。
死神が友達?

ちなみに映画のエル(マツケン)息子に似ています。
息子もマツケンに似ているとよく言われるそうです。

デスノートってやっぱり書こう

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村



散骨セーリングしてまいりました

2017-04-23 21:41:51 | 最後を考える
故人はヨットマン

あ、ヨットパーソンと言わないといけないのかな、差別用語って言われちゃうね。

多くのお骨は墓に入れられ、寒さも落ち着いた春、故人の希望の海に散骨。



湘南の海は若い子供たちがいっぱい



小学生中学生が一枚セールの箱型ディンギー(エンジンのないセールボート、小型のもの)で練習している。

学連も。

まだ日本にはヨットの未来があるのかもしれないと思う。

潮流と風と一体になれる、で、強気の大物がどんどん出てくればオリンピックも???
う〜〜〜ん、海外の層の厚さには


故人の骨と好きだった角瓶と花



明るい感じがいいですね。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

命って突然さよならするのね

2016-05-25 21:22:06 | 最後を考える
元気で素敵な方が事故死

うそ!

お別れは前触れもなくやってきたりするものなんでしょうか。


わたしの方が絶対先にいくと思ってたんだが

術後生存率はあくまでも目安の確率。

よく言えぬが、人はあっけないし。
また、叩いても死なぬものでもある。

混沌です、残った人はいつも。


祈りながら

生かせれている自分は亡くなった方の分も生きねばいけないのかと思う。




にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

九州の地震

2016-04-16 21:17:24 | 最後を考える
夜中起きて仕事をしていたら

治るどころか激しい地震の報道。
ずっとテレビはつけっぱなし。




気持ちが凍る

こんな思いはチェルノブイリ事故、阪神神戸大震災、3.11、そしてわたしの癌告知と同じ気分だ。
なんて私たちの命は危ういものなんだろうと思ってしまう。


寂しすぎて

用のある友人宅に少し長居をする。(昼前)
本当は仕事に打ち込まねばならないのだが。
下のおばさんにお菓子などを持っていく。
おばさんは「かわいそうだよ、本当に」と曲がった腰でわたしの前を歩き、家にある野菜を取りに行く。


気を取り直しながら未来のある子どものために

お持ち帰りのお仕事を頑張る。
19時までやって(これじゃ休みじゃないじゃん)
こうして繋げる今がありがたいことだと思う。

不幸中の幸いだったことは、家族一緒の時間帯の地震で通学時間でもなく、
赤ちゃんが預けられている時間でもなくてよかったと心から思う。
それは任務放棄ということじゃなく、一人で複数の子どもを緊急時守りきれるかどうか、いつも悩んでいるから。

今は心を痛めることしかできない。
目を背けず知り続けたい

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

大災害、思い入れると切ない

2014-10-03 20:52:54 | 最後を考える
夜、帰宅して御嶽山の画像を見た

ちょいちょい見てたんですが、N.H.K.でまとまった画像を。
想像を超える大噴火。

生きて返った人はプロ級で幸運で。
ものすごくラッキーな人だが、やるせない思いで死者をあとに下山している。

大切な人をなくした家族の方はどんなにや辛いのだろか。


言葉は下手ですから




私は一週間、働けた!

繰り返しじゃないよね。
毎週、感動がある。

生きているって、いい。

もう一歩先にいかないといけないかな。
無理、無理。


この命、生きてるんだな

がん後いつもそう思う。
おかげさまで、強くなったところが大きいよ。

イライラしないし、容量が大きくなったし。

大変って思わないし。

まあ、疲れてねてばかりなんざますが。

しかたないか。

明日は休みですが、お勉強と洗濯からはじめます!の、予定。

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村


命をつなげていく

2014-05-22 23:54:41 | 最後を考える
私の志向性は自身の死に向かっている

それは年齢のせいかもしれないし、がんを患ったせいかもしれないし、3.11があったせいかもしれない。
人は死ぬんだ、という事をひたひたと感じるようになった。
むろん、嫌だなあと怖くなる事もある。
自暴自棄になっているかも、と思う事もある。
だが、私なりに向き合っていると思う。

そう覚悟するという事は残された時間をどう生きようかと言う事になる。


植物は

環境が悪いと葉も茂らせず少なくても種を残す。
種を残そうと。


人は

母子関係を変えなければどうにもならない無表情な子を抱きながら、遊びに誘いながら、私よりずっと先を生きる命に思いをもつ。
ほんのひとかけらでも今の楽しさを知ってね、と思う。
それが人の出来る事かな、と思う。

また、古くから伝わる作法を伝えたいと叱る。


私の子どもの子育てがおおかた終わりつつある

一個長い仕事ができたなあと思う。
あまりいい親じゃなかったかもしれないけど、親をしたと思う。
進学のため子どもが旅立っていく事は心配だし、寂しかったが、肩の荷が下り、自由になったのも事実。
よくがんばったなあ。
命がつながっていく。
それは嬉しい事で、それぞれの子が自分を発揮しておくれと思う。


後悔しないようにがんばって働いておこう

そんな思いでいっぱいになる。
疲れはするけど一個でも二個でも暖かく働いておこうという気持ち。

なるべくこの日が長い事を。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村


お墓とカレー進行中

2014-04-19 23:45:27 | 最後を考える
フェリーに乗ってお出かけ

怖くないですよ。
韓国の事故があり得ない人災。
東京湾の本船航路を横切って航行するフェリー、プロ中のプロが操船しなきゃできませ~ん。


息子と待ち合わせて霊園へ

墓石のレイアウトを決めに。
息子、少しまた細くなったよう。
ちゃんと食べているのかしら・・・・
でも、元気そうでよかった。

霊園って、明るくて墓地じゃないみたい

地区の人の憩いの場みたいで、親子連れがたくさんきていた。
子どもたちは尻の下にそりのようなものを敷いて緑の斜面を滑り降りていた。
聞くところによれば近所のお百姓がキャベツが豊作だったりすると持ってきて売ったり、ただで配ったりしているんだそうだ。

いい感じだと、息子も気に入った様子。


墓石の最近の流行

私のイメージでは「○○家の墓」「○○家先祖代々の墓」でしたが、今は実に多様。

座右の銘を墓石に大きく書く。
後は好きな漢字。

愛 絆 誠実 誠 平安 なんかが多かった。

ありがとう

来てくれてありがとう

なんて言葉も。

息子は「え~~~~」って驚いてました。
私も最初みたときは驚きました。
価値観ですし、なくなった方のお心ですから、いろいろ申してはなりませぬ。

家紋を入れないものも多くありました。

まあ、見学を。


私の入る墓

○○家
隷書体で。

ごく普通です。

家紋は入れません。
かわりに簡単なイラストを手帳に書く。
ささっと何点か書いたものから。
息子は小枝に葉っぱがついたものが気に入り、それに。


やっぱ、ヨットは没


こんな感じだ



あっという間に決まる。
5月の末にはできるそうだ。

出来たら見に来る。
次ぎにくるときは死んじゃってから。

息子とランチ・・・・カレーはあきらめ

今日、横須賀では海軍カレーのフェスティバルなのだ。
いろいろな軍艦のオリジナルカレーの食べ比べ。
昨日の夜、facebookで教わり、いく気満々であった。

息子の友人も午前中から並び、ありつけず、頭の中、カレー。
鎌倉に流れ、うまいというカレー屋を次々訪れるも完売。
そういう人の流れが出来ちゃってる???

やっぱ若い人はそういう情報交換が上手だね。

で、なすのトマトチーズ焼きなどを食べる。
たいしたことない店でも、トマト、チーズ、、オリーブオイル、なすがまずい訳はない。

こんなに離れていてもあうと昨日いたように話せるのが親子なのかなあ。
もう少し、メールしようと心に誓うのであった。

かえって、もちろんカレーをこさえる

迷わず、カレー。
大鍋一杯。
手羽先を炒め、キャベツの千切り、タマネギ千切り、おろし人参。
クミン。ニンニク、ショウガ、ローリエ、粒こしょう。
次にトマト缶。
カレー粉、塩。
粉やルーは使わない。

かなりマジカレーバージョンに入った。

崩れてきたら骨をよける。

ギンギンのインドカレー。

冷凍して子どもたちにもパックにして送ろう。

やっぱ、カレーだよ。

保育園のバーモントカレーも嫌いじゃないけど、
今日はカレーあきらめて、カレースイッチはいってしまった。
好きなインド風ムルギーカレーです!!!


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村


霊園見学、決めました、わたしの最後の場所

2014-03-22 23:44:51 | 最後を考える
少しひりひりしたセンチメンタルを捨てながらフェリーに乗る

墓を買いにいくのである、きょうは。
わたし死ぬんだよなあ、と思わざるを得ない。

東京湾フェリーの40分間、気持ちは払拭される。
やはり海の上はいいものだ。
幾度も乗った東京湾フェリー。
ヨットでも幾度となく渡った東京湾。
気分が自然と変わっていくのが自分でもわかる。

こどもの引っ越し荷物にお骨があっちゃやっぱダメでしょ。
私が買う墓はわたしから先の人が入れるところなんだから積極的になろう。

友人が親の霊園を買った内容を手紙くれた。
心に残ったのは、信心のない彼女が毎日仏壇に手を合わせる習慣がついた、と。

そうなんだよねえ、片付かなくちゃどこに手を合わせるかも決まらないままの人生になってしまう。
手を合わせる場所を買いにいくんだ。


霊園は気に入ってしまいました

相模湾を臨む高台。
南葉山霊園。
もともとミニゴルフ場で、その外観をそのまま生かしたものだそうだ。
わたしの住む地域の街路樹、ヤシがいっぱい生えていて南国風。
暗いお墓のイメージはありません。
お値段も気に入りました、ここは安い。

さらに墓から大島がくっきり見える。
わたしの好きな大島。
主に夏になると休みに大島に渡った。
さらに新島、三宅島、と足を伸ばすにも大島が避難港としてあるから行けたありがたい大島。
(天候が悪くなっても、トラブルがあっても大島で引き返す選択肢があったから先に行けた)
これで、決まりにしよう。
ここはわたしから先の人が良かったらみんな入れる場所であってほしい。
即決。



不動産選びはすごく時間をかけたのに

クリアする要素はいきている人間の方がもの凄く大きいんだってことがわかった。
亡くなった方は毎日毎日のことじゃないから、場所も小さくていらっしゃる訳で。
近くに学校やスーパーがなくても良い訳で。

でも、まだ現世、迷う

こちらの区画だとさらに100万ちょい増し。
なかなかすてきで心動かされる。


もったいないか。
大金持ちでもないし、充分好き勝手いきたから墓なんて作るだけでいいのか?
物欲がぐらぐら。

息子、ドタキャン

自分から「いついくの?」とわたしをせかした。
おかげでいやな買い物にでられたとも言えるのだが、
繊細な彼は「寝坊してお腹痛い」
わたしのがん後のストレスとたたかっているのだろうな。
向き合うのがつらいのだろう、と私は思う。

冷凍してある手作りパン、ロールキャベツ、アーモンドタルトなどを送る母であった。

本当につらい思いばかりさせてきたと思う。
少しでも長生きしなければ。


番外編、もとX JAPNのhideのお墓

これは三浦霊園。
ここも検討していたが狭い長い曲がりくねった坂を上がらないといけない。
Long and winding roadに加え、アップダウンが激しい。
その道を普通あまり見ない金髪のヘビメタ風の子が何人か(一人で、固まってじゃなく)歩いている。
お彼岸なのでお参りか?



花があふれる墓。



長いこと祈る人もいた



歌碑



亡くなって15年経ってもhideの歌はたくさんの人の心の中で生きているのが痛切に伝わる。

親もファン対応をなさっていて花を生ける桶を用意していたり、お礼の言葉を書いてあったり。
胸がチクッと痛い。


猛烈に疲れてしまいました

このまま寝たいって思いましたが、ダンピング予防の糖質しかとっていないので(きょうは食べられなかった、なんか)
ステーキとモヤシを。
これで、時間かければ食べられちゃうんだよねえ。
で、真剣に寝た。
明日が休みでよかった。

取りあえず、墓を決め。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村













連休、霊園を見にいこうと思う

2014-03-20 22:25:27 | 最後を考える
疲れ~~~

ちょっと横になったら5分のつもりが1時間以上寝てしまった。

疲れると、後でやろうって思っていろいろなことがたまっていくのだ。


食べきれないお菓子

いただいたお菓子がたくさんあふれている。
こんなにいろいろいただくとは誠にありがたいことだと思う。
人との関係があることに感謝する。
ただし、食べきれないというだけ。
だいぶ会う人ごとにわたしたが、いただくペースが今は買っているようだ。
ありがたい、ぐずぐずするとさらにたまってしまう。


霊園、ターゲットが絞り込めた

大量な資料を見て、自分の気持ちを考えた。

やはり行ったこともない土地はいやだ。
安い方がいい。

神奈川にすることに。
若い頃、2年ほど勤めた土地。
よく訪ねた土地。

津波で流されそうなところを選んでしまった。
永遠なんて考えても無駄だと思った。
永遠なんてないよ。
先祖代々の土地に帰れない福島のようなこともいつまたあるやもしれぬ。
やはり好きな海の近くがいい。
無宗教な霊園を選ぶ


お彼岸だものね

お疲れですが、頑張って見に行った方がいいかも。
自分の気持ちがどう変わっていくのか、見てみたい。

息子が一緒に見に行ってくれるという。
なんかたくましさを感じてしまう。
一人じゃないんだなあと今更ながらありがたい。

買う、買わないはわからないが見るだけでも見てみよう。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村










春の慈雨の中、霊園検討。

2014-03-02 21:40:10 | 最後を考える
やさしい春の雨が一日降った

なんというのか、厳しさが抜けた感がある。
気の抜けた炭酸飲料というか、
日のたったわさび漬けと言うか。
空気がやさしい。
風もなく、海も荒れず、しとしと一日雨が降った。

風邪療養中のわたしには何とも暖かい感じ。


気が重かった霊園資料の束を一気に見る

なんか、先延ばししてたのです。
でも、客観的~~~に見たら大したこともなかった。


わかったこと

墓石でもうける様になっている格安な霊園もあるんだ。
墓石込みという価格のものもある。
霊園は好きな石屋さんを選べず、指定の石屋さんが入る。

本当にかかる金額が不明なものも多い。


自分が求める霊園増も浮かんできた

郊外であること(安いし、都会に墓を持つ気にならないから)
電車でもいけること
見晴らしがよくある程度の広さがあること。
出来れば聞いたこともない土地ではなく、ちょっとでも知っている所。

いくつかピックアップ。


長い風邪だ~

3日薬を飲んでいる。
けっこう量多い。
でも相変わらず喉は痛いし、やっぱり咳も出る。
明日には治ってくれ!

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村








霊園を探そう

2013-12-11 21:26:22 | 最後を考える
はいる墓を買うことで動くことに決めた
わたしには入る墓がない。
祖父母がはいった墓は、長男しかはいれない掟になっている。
よく詳しくはわからないが、我が家の掟なのか、お寺の掟なのか。

母はさっさと自分だけはいるコインロッカーのような都立の墓を購入。

墓ない人生ははかないわ~なんてうそぶいてばかりもいられません。

重い問題に感じましたが、決心して霊園に入ることで動き始めました。


この土地には墓を求めるのは無理
古い村落共同体は、よそ者はあくまでよそ者。
また、都会育ちの私とは価値観も異なり、同化は無理。
地縁血縁の強い結びつきで結ばれた社会である。
それに、東京から遠すぎる。
親戚も、友達も東京がほとんどだ。


東京、横浜近郊の霊園を探すことに
都内はもう、かなり奥までいかないと霊園のあきはなさそう。
取りあえず、探すことにした。

こう決めただけで重たい壁が崩れた。


墓のイメージ
わたしから先、縁のある家族は皆はいれるふーみん代々の墓。

母に話したら、あの母であるが、心を動かされ、一緒に探してはいりたいという。

よかった。
墓探しも明るい気持ちになれる。

残されたものが安心できるような方法を探しておかないとね。


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

散骨、残された人はどう思うだろうか?

2013-10-13 23:52:24 | 最後を考える
秋めいてきた、気分いい
連日の暑さはどこかに行ってしまって今日は秋だった。
強風が時折吹くけど、気持ちの良い陽気。
あちこち地区祭礼、交通渋滞。
渋滞きらいなわたしは今日は家で過ごすことにして、ゆるゆる。
急に来た秋、気分よく過ごす。


わたしの葬儀について考えが変わった
昔から、葬儀なし、海に散骨でよし、と言ってきた。

わたしらしいから、いいなと思っていた。

頼まれて散骨の為にヨットを出したこともある。
奥さんと娘さんが骨とビールを海に撒いた。
普通に納骨をし、少しだけ骨を別にとっておいたという。
撒いたポイントをGPSで確認して紙にかいて渡した。

でも、それきりで、別に命日ごとにポイントを訪れることもなく、
個人の希望を叶えた、という感じだった。
なんか、大変そうに見えたのだ。
本当に失礼な言い方を承知で言うと、戸惑って仕方なくやっているような印象もあった。

ちょっと考えが変わってきた。


残された人の好きにさせてもいいのか
子どもたちは散骨をどう思うだろうか。
わたしはヨットは手になじんだツールであるが、子どもたちは残念なことにあまりヨットは特に好きじゃない。
それを考えると、散骨もどうなんだろう。

死んだあとくらい、わたしがわがまま言わなくてもいいのかもしれない。


墓はどうしようか
出戻り娘のわたしにははいる墓がないのよん。
同じく出戻りの母親は都立のコインロッカー墓をさっさと買っている。
なので、ますます先祖代々の墓にははいりがたい。

田舎に墓を購入してもいいんだが、もともとこの地区の住人ではない。
ここまで来いとは言えない気がする。

面倒くさいなあ。


わたしは死後の世界は信じない
古代エジプト人のように明確な死後の世界のイメージがしっかりあるわけじゃない。
死んだら無だと思っている。

死者に対しての取り扱いは、生きているものたちの命へのいとおしみが表れている。
ゴミとして処理はしない。
面倒だからゴミにはならない、そんな民族はいない。

わたしの様は考えはおかしいのかもしれない。
それをこどもに押し付けてもいけない。
母より早く逝くかもしれない。
母がうちひしがれるような仕打ちを用意しなくてもいいと思う。

やっぱ、葬式は必要かもしれない。

墓を都内で購入するとなるともっと働かないといけない。
娘が万が一出戻っても自分のはいる墓があった方がいいし、
息子も出来れば結婚し、嫁共々はいる墓がないと困るんじゃないだろうか。


わがままだったんだよね
残った人のことを考えて来なかったわたし。
こういうことは生きているうちになんとかしておかないとね。
親とも相談しないといけないことかもしれない。



にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

長患い?突然の死?どっちが迷惑度高い?

2013-10-07 22:08:56 | 最後を考える
身内を突然なくした友人と話す
ともかく、大変だったそうだ。
何から何まで大変だったという。
明るい彼女だからクスッと笑っちゃうが、マジに大変そうだ。

どこに何があるの?
なんでベッドのしたに指輪がしまってあるの?
生命保険ってはいってたのか?
通帳や証券は一定の場所にないのはなぜ?
のみさしのペットボトルを見つけたとき悲しかった。
次々に見つけた時に愕然とした。

本人も亡くなるとわかっていたら、もう少し片付けていただろうね、と言い合う。


わたしの別の知人
ひどい腹痛で、これはヤバいな、と感じたとき。
救急車を呼ぶ前に這ってPCにたどり着いてエロファイルを捨てたそうだ。
必要ファイルをバックアップして初期化して、救急車を呼んだ。
死を覚悟した時、家族に見られたくなくて激痛のなか脂汗をかいて削除、削除。

話はもってあるかもしれないが、一定の美学を感じて笑ってしまった。


がん後、わたしすごくものを捨てているんだが
いろいろ妄想した。
わたし亡き後、人がこれをどう見るか。
こんなぼろまで大事にとってあって、物欲の強い人だねえと思われそうだ。
慌てていろいろずいぶん捨てた。
気がつくとわたしの持ち物の多くはいらないぼろのようだ。
何年も着ない服がいっぱい、いっぱい。
買った時の思いがあってとってあったのだ。
削除、削除。
すぐに大きなビニール袋一杯になる。

台所も。
賞味期限切れのものがけっこういっぱい。
食べるつもりでとっておいてたんだよね。

靴も。
へたってる靴、かっこいいけど履くと痛い靴。
こどもが履いていた靴。

買い物した時の紙袋。
ブランドが好きな女みたいだ。
紙袋まで大事にしまっている。
なんか自分がいやになる位。

これでもまだまだ死んだらすごく恥ずかしいぞ。
まだゴミがいっぱいあると思う、使わないものがいっぱい。伏魔殿化している。
まだ捨てられる。


まだ生きるのかもね
荷物が減ると堂々と買い物している。
この頃、よくものを買う。
口実は、「節約しても仕方ないじゃない。もう長くないから、きれいにしようと思って」
少しいいものを買ってしまう。

楽しんで生きようかと余後を思うのである。

半分死んだ時のことを考えながら生きている。

これがけっこういいもので、生きるっていいなあと思う。
汚らしくものを増やさないようにしていかないとまだ死ねない。

ものも新陳代謝。
いろいろ抱えすぎてると恥ずかしいね。

まだまだ時間が欲しいよ。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村



お月様、キヨシローを思う

2013-09-19 20:03:37 | 最後を考える
今日は中秋の名月なのでお供えをして団子を頂く
そんな大変なことは各家庭ではなかなか出来ない。
保育園でやった。

伝統を守るということは大事だが働きすぎて疲れている共働き家庭でそれをやれというのはなかなかむずかしい。

今日は十五夜。
15個の団子を供える。
一番下の団を3×3
その上に2×2
上に一個奥と団子は15 になる。
絵に描いたような団子盛り。

来月の十三夜は13個の団子を盛る。

どっちか一つしかやらないのは形見団子と言ってよくないそうだ。

田舎に来ると博識になる。


疲れがマックス
朝は目がさめても起きるのがつらい。
季節変化の所為だろうか、別に熱もない。


月を見て心に浮かんだ
Angelという曲

喉頭がんで無くなった忌野清志郎が、死んでしまった恋人に歌った歌。
キヨシローはRC時代、死んでしまった恋人を女々しく愛し、嘆き、激しいロックとブルースでぶっ飛ばしていた。
一人の人を死んでなお女々しいまでに思う姿がわたしは好きだった。

お月様、お願い、あの子を返して

この今日はどんなコンサートでも必ずうたっていたと思う。
Angel

そのキヨシローを思うわたしは3世代目である。
人は死んでも月に託した思いは消えない気がしている。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

私のときは、葬儀なし、散骨で墓なしがいいかな

2013-04-21 18:01:15 | 最後を考える
良くしてもらった伯父の葬儀にいくことに
小学校6年生まで同居していた伯父。
我が子のように接してもらい、いろいろなところに連れて行ってもらった。
体調がまだ万全でないといっても、やはり人としてこれは伺わなくては。
そう思い、早朝、家を出て葬儀に向かった。
子どもたちも駆けつけてくれるという。

カソリック教会での葬儀
伯父の一家は敬虔なカソリック。
キリスト教の葬儀だった。
始めて。

私は無宗教だが、こどもの頃は一緒に教会に通っていた。
何となく見当はつき、その通り、ミサ形式の葬儀だった。

皆、戸惑ってはいたが、賛美歌の楽譜を渡されていたので歌だけはとても良くうたっていた。
音楽が好きな人たちはけっこういい声で大きな声だったので、いい雰囲気が醸し出された。

いいなと思った点
葬儀に飾る花に名前を書いた札がない。
故人について生誕と没した日だけが書かれている。

私のよく知る葬儀では故人の経歴が書かれ、
花輪、生花には送り主が書かれ、整然なし得た偉業がたたえられていた。

私はあっさり裸の人間として葬られる感じに共感した。

私は葬儀はいいや
有り余る程の寿司やオードブルや天ぷらを用意してもらって、故人を偲ぶ宴会でいいや。
私はうまれた東京から離れて僻地で海をみて暮らしているが、
喪主の子どもらが便利で親戚もいる東京の貸しホールかなんかでいいや。
お金も包まないでもらおう。
(お返しが大変なだけ)
こういうのってちゃんと遺言にしておかないといけないのよね。

はいる墓はないのもまたいい
出戻りなので実家にははいるのがはばかられる。
好きな海にフネから散骨してもらおう。
ヨット仲間に頼んでヨットを何杯か出してもらおう。

命日には海辺で食事会でもして忍んでもらえればじゅうぶん。

そういったら子どもは複雑~~~な顔。

息子は荷物を持って東京駅まで送ってくれた。
東京駅はきれいになっていて、いつも覆っていたカバーが取れていた。
KITTEに連れて行ってもらったが、混んでいて何も買えなかった!
人があふれていてエスカレーターも並ばないといけない。
見ただけで怖じ気づいてしまった。
土産物、物産展に毛の生えたようなものじゃん、と諦めてしまう私。
息子には悪かったかなあ。
崎陽軒のシュウマイ屋が空いていたのでお互いの分を買って土産とす。
実質本意だなあと自分でも思った。


にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へにほんブログ村
にほんブログ村 病気ブログ 食道がんへにほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村