がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

変わらないもの(変わることができないもの)

2018-04-28 20:03:38 | 日記
変わるものばかりですが

時代も変われば、考え方も変わるでしょ?

今やセクハラ報道ばっかだもん。
昔はあり得なかった考え方が定着してきたんだなあ。


私の若い頃はハラスメントなんていう共通認識なかったもん

叩く方も慣れたもので、今のように顔面など殴らず、伝統のようにゲンコツとか、尻叩きとか、
心にだけインパクトを残すような叩き方が伝統されていた。

叩かれて育った世代は叩くかもしれないし、
ひどい仕打ちを受けても自分が悪いと思い込んでしまうかもしれない。

色々なハラスメントのマニュアルが配布され、う〜〜ん、って言っている中高年の本音がわからなくない私。


長く取り扱ってもらえなかったことも解決、新時代

大量な無言電話が犯罪になると聞いて警察に相談するも、当時は
「事件ではないから見回りますよ」と、本当に真面目に見回ってくれた。
その後、プレハブの生活相談課が出来て犯人を特定してくれた。
本当に怖い長い時間を過ごしたのだよ。

長年仕方無いや、と思っていたことが時代とともに変わってきているんだ。


教育、保育も変わる、歴史も、医学常識も、栄養学もみんな変わる

そういえば天王星と海王星の順番も変わったっけ。
だいぶ昔。

ふと思ったんだが、覚えたことを振り回しちゃいかんな。

変わるよ〜〜
インターネットだって始めた頃は電話は一回線しか無く、アナログで繋がるまで時間もかかり、
電話の呼び出し音がしていたんだ、
こんなんで世界が広がるのかなあと思いながら、じき、ISDNとかになり、またアナログに戻し、光回線。

なので電話機対応のインターフォンが使えなくなった。

色々ある。

腹も立つが、仕方無いのだ。


変わる今を生きられてありがたや

変わりたい。

自分を変えて生きたい。

そう思う。

スキンダイビングをした時に、世の中はこんなに美しいのか、と思った。

ヨットに本質的に出会い続けた時代、海が人生だった。

それが私の心の納得だった。
収支決算だった。

今、週末ごと海に出られる環境では無く、仕事の中にもっともっとより良くを真剣に探し出している。




しかし、ブラック悪魔ふーみんは死なない

キリスト教の教えにうなづき、児童憲章に涙を流し、花道をそこそこ極め(これ以上の資格だと本部付きにならないといけない)
必死で至らない体に鞭打ち、学ぶ。
婆様からは作法なども教わっている。

なのに、私には他の人が持っているような優しさ、ゆったり感はない。

自分の本質は今でもアヒルママでないものを探しまくる50代子供で、
心の真っ暗は、学んでも学んでの本質にあるのかもしれない。

その辺はスピード狂に随分癒され、
水面近くにヒールしたヨットのレースで斜めくなって嫌なものは随分水面に落とした。


なんなんだろね、このエモーシャルな黒いもの

偽善者、と思い込むとその人にはどういう理由が?とも思わず、睨みつけるこの性格。

相手が子供でも、
意地悪して隠す仕草が嫌で、見逃せず、とことん、捕まえていけないよを言っている。

今がある素晴らしさをがんに知らされても、心が狭かね〜〜

この心いやらしさは死ぬまで続くんだなあ、と思う。
変わらないもの、やめたいもの

DNA

帝王切開の時も8時間に及ぶ食道がん手術の際も輸血をしてないんです。
医師の腕がいいんでしょう

怪我しても、親知らず抜いても全然出血しないし。

血も涙も無い体質なんざんすね。

上手に使えるのに、カミソリとか鋭利な刃物をイメージしただけでゾッとしてしまいます。
切られご先祖様の家系なのかなあ。

こんな私が生きていくってある意味すごくね?

学ぶほど、働くほど、ブラックふーみんが心の底にいたことを知る、
酒飲んでごまかしていたような気がする。

心のサンドバッグがようやく穴が空いてこぼれてきたような気もする。
真っ黒な砂がいっぱいいっぱい詰まっていたんだろうか。


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ファイト!あと一週間!

2018-04-22 21:35:37 | 復職
毎週乗り切った〜〜〜という感じ

ああ、よかったな。
なんとか休まず倒れず仕事に向かえたな。

これが術後の体力のなさなんでしょうか。




なんでこんな弱くなったのか

多く食べられない。
また、胃がないし、胃酸も出ないから消化吸収が悪い。
で、頑張って食べても詰まっって吐いちゃったり、即下痢しているからだ。

術後の激やせもなかなか元に戻すには時間がかかった。
筋肉がすっかり落ちて、最初は散歩もヨタヨタしていた。

食べることが命を繋いでいると本当に感じ入った。


じゃあ、食べればいいじゃん、なんですが

食べるの疲れるんです〜〜
イカがあがったからウキウキ買って、里芋が美味しそうだから買って、丁寧に煮物に。
なのにやや食べたら、もうくたびれて眠くて美味しいんだけど入らない。
孤独のグルメ、井ノ頭五郎のような胃袋が欲しい、と思う。
ギャル曽根ほどではなくとももう少しなんとか、なんとか。


改善の道は食べることしかない

消化器に欠損があるんだもん、意識して食べるしかない。
胃がないから100回噛もうという感じで、頑張って飲み込む。
高カロリー、高タンパク。

気分が向くものを探す、探す、探す。


今朝はスパムおにぎり

スパムって缶入りのミート、私は嫌いじゃないんだ。
コンビーフより脂が少ない、豚肉のよく煮て固めた感じ?
ソーセージより脂も少なく、なかなか。
沖縄ではチャンプルーにしたり、ポテトと煮たものが定番。

空き缶にラップを敷きご飯をぎゅっと詰めて、ミートは分厚く切ってフライパンで焼き、気が向けば卵焼きとか、シソとか、しらすとかも挟む。
ミートとご飯、ノリで巻く。
海苔が食べられるようになって嬉しい、この頃はイレウスがない

信じてもらえないかもしれませんが、スパム角切りとフサから出したグレープフルーツと寿司飯をざっくり混ぜたサラダ寿司は非常に普通にうまい。
夏ミカンをいっぱいもいでもらったので、夏みかんでやってみようかと思う。

もう意識は何食べよう、にかなりいっています。

それでもなかなか体重は増えませんが。

ファイトです

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生きてられて感謝but疲れてますが

2018-04-21 18:49:47 | がん・腫瘍全般
がんにならなかったら不満も多かったろう

まだがんに罹患していない時は疲れると不満が心に芽生えたものだ。
「日本は女性に過酷な国ねえ」
「無駄な習慣多くてバカみたい」など、など。

それはその通りだと今でも思うが、感じ方が違うんだ。

やった上で改善すればいいや、みたいな。
それができなければ従っていっていいんじゃないか。

自分が怒ってたのはイチャモン的だったような気がする。
ま、文句言ってばっかじゃなかったけど

もともとゲゼルシャフト的に仕事し、生活している

その方が自分的に楽なのである。

自分一人で生きていくので、コミュニティなどを当てにせず、自己完結!
友は少ないが長く深く付き合っている。
気が合う彼らで十分幸せすぎる。
私のキャパはあまり大きくなく。

こんな私なので自分の容体などは力説したことは一回もないまま今日に至り。
だから理解も得られないでしょ?

この辺がおかしいところなんだけど、いいんですわ。
それが楽だから。

今年もスタートして



毎日ボロ雑巾の様にソファで居眠りこいております。
でもいいんです。
ご飯食べないといけないから。
まずは働ける今に感謝しないと。


今日は休みなので

いつものように地元のショップで花を買い(安いが気にいる物を探すのが苦労)いけます。


残りはいつも台所に。



こんなに一日一日がありがたいなんて

じきに死ぬから今を大事にしなって言われてる気がするよ。

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だ、誰か私にスイーツを!(ダンピングは続く)

2018-04-15 19:35:10 | ダンピング
なんたって言葉よりイラストのが伝わるでしょ

私は文章力はあまりない。




食後早くにくるダンちゃんがトイレに誘うから困る

これはねえ、たくさん食べられる様になってきた証なんですよ。
私の場合、子どもといただく給食のお陰で食べられるようになってきました。
不思議、給食だとなぜか食べられるようになっています
でも、メニューがうどん屋カレーや、甘辛い魚の煮付けなど、糖質が多い日は後が辛いかな。

いっぱい食べると左側の腹が(胃がないから蝶に落ちる)張ったり、動いたりする。

ドキドキすることもある。

モエアズのような体質であったらどんなにいいだろうか。
時期腹が痛くなり程度の差はあるが下痢をする。
うんとお腹痛くなってトイレでぢっとしていると、最新式のトイレなので自動的に灯りが消えてしまう。
泣く〜〜
腹はぺちゃんこになっているのです。


その後来るハアハアさせるダンちゃん

壇蜜風に言えばハアハア、ドキドキ、意識は朦朧。

内容は真逆で、つまんない人間です、ちょっとふざけてみました。

すんげえ、困る。苦しいのはともかく、脳が警戒信号を能天気な私に伝え出す。
運転中、聞いている音楽が空を飛ぶような感覚になる、とか。
皮膚がピッって敏感になるとか、空気を感じるような、なんか。
言葉がうまく出ないとか。
温度がよくわからなくなるとか。
認知症のように今やってたことを忘れるとか。

なんか私、変かも、と気をつけているとわかるようになった。


うっかり丸腰でダンピングになると

ひどい汗、苦しい。息が苦しいし、震える。
何もできない。
痛くもなんともないのだが、苦しいのだ。
気が遠くなりそう
(脳に糖質が供給されてないからか)


街角で座り込んでハアハア汗をかいている人を見たら

どうか、甘いものを差し出してください。
そ〜ゆ〜世の中を私は望む。誰も感じないだろうがこれは宮沢賢治風に言ってるつもり


後日書きますが、ふーみん心ギシギシなの

文句言えないほど周りが優しいの掛け算

家の濡れ縁を塗り替えてあげるよ、とか、気の合ういとこたちは私の行く回数を減らせるし、一度行くよ、とホームにいてれくれるし。
私はコーヒーが大好きだからコーヒー豆をくれたり、水出しコーヒーを(えらくいいやつ)くださったり、温かい書き込みでも、友のメールやラインでも救われている。

なのにギシギシ。

アヒルママですよ。

嘘つきで見栄っ張りな親、で、頭悪い親を持つと苦労します。
ご飯作れないし、(それはいい)でもいつも嘘をつく親はいけません。
ママは努力より自分が人を使おうという意識が強く、ふんとに困ったやつで。

老い、ぼけ、にくわえて、困った母との付き合いがギシギシなの。
ホームに入れたら終わるかと思いきやとんでもございません。


いいや、いいや

ママの呪縛をこの歳で解きほぐせるって、生きててよかったにしよう。
生きて行く私なのだ、死ぬまでは。

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弱い体になって気丈になり、大雑把に

2018-04-08 19:27:46 | 食道がん術後
細やかさは知らないうちに無くしつつあり

なんか、人と話すことができない領域を持ってしまったなあ。

日常会話で「これって心配」「ねえ、こんなこと言われたけど」などよくある軽口には
「そだね」という以外見つからない。
なんでそれが大問題なんだかわからないんである。

もう乙女心は根こそぎ失ったな


枝葉が気にならなくなってきたような気がする




細やかさといえば

教えによるものしかないと思う。
スクリューに丁寧に何度も「ペラクリン」なる藻がつかない塗料の重ね塗りをしたり、
朝顔の種水に浸けて正確に深さを考えて埋めるとか。
天然酵母のお伺いをするとか。
コーヒーの淹れ方は何も考えず毎朝セオリー通りにやるとか。
花粉情報をよく見るとか。

化粧なんて多分1分に満たない。
くせ毛がはねていても「個性」と言い、朝は髪はいじらない。
食べきれなかったパンを持って通勤して食べるのを忘れて持って帰って捨てたり、
全く女子力なしですよ!


要らないものは捨てるという私が

置き傘をロッカーに、と思い傘買った。




くだらないんあと思う反面、ま、こういうバカバカしさ、要らなさも遊ぼうか、と。

やさぐれた私にも心ありか(笑)

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エンドノートっていうんだって(デスノートと思ってたよ)

2018-04-01 21:28:35 | 最後を考える
今日はイースター

ちょっと荒井由実時代のユーミンの「ベルベットイースター」をくちづさんでみる。
やっぱこの人ってすごくてすごいね。
センスがいい。
天才ともいう。

イースターはクリスマスより大事なお祭り。




今後を考えたんだ

育ててくれた伯母夫婦がクリスチャンだったので吉祥寺教会に楽しく通っていた。
トラピストの缶バターをべったり塗るパンが好きだった。
また、海外に行くと教会を中心に広場ができている街づくりで
この宗教を選んでよかったと私は思っている。
収入に応じて献金することで成り立っている。

で、子どもたちは宗教とかは無関係で生きている。
結婚していた時はその家は神道だった。
迷うよね

で、私、死ぬじゃん。
多分子供より先に。
困らないように死んだ後の段取りをしておかないと。


神道も安いがキリスト教も安い

いや別に安いから価格ドットコムのように選んだわけじゃないよ。
でも、これは普通だなあと思う。
死者のために生きている人が経済的に苦しむのはやだな。


葬儀のノートを子どものために作っておこうと思う

すんごくがんで心配かけたもんなあ。
そのノートを私はデスノートと名付けていた。

好きな漫画と重なり、いい感じ。

相談したら、
「違う、違う、違う」と言われる。

「エンドノートっていうの!」

私のキャラと被ったんだろうか。
死神が友達?

ちなみに映画のエル(マツケン)息子に似ています。
息子もマツケンに似ているとよく言われるそうです。

デスノートってやっぱり書こう

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