がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

がん初期症状(私の場合)

2014-12-15 05:35:36 | がん早期発見
いろいろ思い当たって

当時無我夢中であまり冷静じゃありませんでしたが、
その後、たくさんのがんサバイバーと喋ってお互い思い当たることがいっぱいありました。

参考になれば、今元気な人の。


小さな症状で気がつかないとダメよ~

自分の体の変化に気がつかないといけません。
私のように職場検診で全く問題がなくても、それは関係ないことです。
大まかな検査ですから、ドックとは違います。

マンモグラフィーで異常なしと言われた友人は乳ガンでした。
マンモグラフィーで見つからないがんもあるそうです。

やはり、自分の体の変化に気がついて、
気がついても私のように「加齢」と言い訳しないでがんを疑ってください。


疲れてだるい

スライムの海を泳いでいるようなだるさ!

それって理由があるのです。

がん細胞が1cmに育つまでは3年くらい(個人差はあるが)かかるそうです。
そこからはがんの天国。
がん細胞は大量な糖質を喰らい、体を酸性体質にし、自分に都合の良い環境を作っていきます。

だるい、本当にだるい。


お腹が減って、痩せ始める

なので嗜好も変わったりします。
やたら炭水化物を欲します。


ものすごいストレスにさらされていた

これはみんなが言います。
これが一番の原因かもしれません。
やれやれ。
人生は大変だな。
自分を超えるストレスは我慢しないで放り出したり、泣いちゃったりすればいいのかもね~


がんになった人は体と初めて対話することも

病棟で教わった。
「まず、自分の体と対話して、自分の体にごめんねって言わないといけない」
「よく考えればなぜがんになったか、体は知っている」

本当にその通りです。


元気な方でも、ちょっと心に留めてほしい

みんな言うけど、痛くなったりした時はもう手遅れなのです。
早期発見だからあるいは中期発見だから生きていられる。

小さな自覚症状を見逃さないでください。


今日は人の愛に助けられ

ちょっと色々ハプニングり。


人の愛に神様を見た。
神様は人の中に生きているもので空にいるもんじゃないね。
そう思ったよ。

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魔法のようなことはないって・・・(報道は無責任)

2014-01-11 21:53:59 | がん早期発見
希望と現実は違うようだ

もし、瞬間でがんが解ったらいいな。
もの凄く早期でもわかったらいいな。

そういう悲願がある。


報道はちょっと無責任

いつも、かつてない画期的なものがうまれたと報じる。
なんかいっぱい見聞きしてきた。
その昔丸山ワクチンで治る!と昔激しくマスコミは報じた。
その時はもうがんは怖くない病気になったのか、とばかりに報じたじゃないかと思い出す。

がんでつらい思いをしたものはそういう報道にその都度心を動かされてしまう。


医師である娘は・・

いろいろ、マイクロなんとか、に限らずいっぱい、がんの発見方法は開発されているという。
わたしは先日マイクロDRNとメモしたが、
マイクロDNAのようだ(すみません)
ごくごく初期は検査で見つかり難いという。
また、見つかり難いがんはあるという。
報道の仕方が常に画期的だと万能である様に言い過ぎると言っていた。

そうかもしれない。


惑う心の核

わたしの心の中には、
なんでもなかったと言ってよ、
もう大丈夫と言ってよ、
治るよと言ってよ
そういう思いが強くある。

だから、色々なものに惑わされてきた。
本にいいと書いてあればそうかと鵜呑みにしてしまう。

自分の覚悟の弱さ、知性のなさを感じ入ってしまう。

がんになってみて疑うということを知った。
わからない病気に「治る」と自信満々な治療方法がいっぱい。

んなもんに惑わされているから冷静さ、客観性を失うのか。
魔法なんてこの世にないよ。
自分にそういいきかせるのだった。

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自覚症状って

2013-04-30 18:05:43 | がん早期発見
知り合いより相談を受ける
どんな自覚症状があった?って聞かれた。

ちょっと、あせっ。いい加減なこといいそうで、整理!!

私は食道がん体験者だが、医師ではない。
医師は臨床や本で学んでいるが、微妙に痛みなどは体験者ではない。

食道がん自覚症状を以前ググってみたことがあるがなかなか容易ではなかった。
まあ、ネットで何でもわかる社会だが、何でもサクサクいく訳でもない。

個人差もいろいろあるから、言えるのは私のケース、だけです。

私の自覚症状
後半、おかしいと思い出したのは体重減少。
さらにその後、芋などを食べると喉に詰まる、がんにより食道が細くなってきたから。

元々喉に詰まりやすい方だった。
フードバトルのように三回噛んで丸呑みごっくん、なんてしたら喉に詰まり、もの凄く苦しかった、
麺類でも早食いは厳しい。
ので、おかしいと思うまでに時間がかかった。

最初は胸の中央の痛みが時折あることだった。
風邪が抜けないなあと思っていた。
ぜんそくみたいに気管支炎が抜けず残っちゃったんだ、困ったもんだ、と思っていた。
それにしても長すぎ。

順を追うと、痩せるのが二番め。
意地になってかなり食べてもどんどん痩せた。
それと、老け始めた。
まあ、年齢だから、と言えばそれまでだけど。
痩せるから老けて見えるのかもしれないけど。

で、喉のつまり。

おかしいぞと思ってから半年以上放置してしまった。

去年の今頃はさすがにおかしいとそわそわしだしていた。

がん細胞が腫瘍に育つまで
最初は一個のがん細胞が弱った組織に食らいついて、1cmの腫瘍に育つまでってけっこう時間がかかるんだそうです。
1年とか、3年とか。
そこから先は加速されて増える。
がん細胞は育つのに都合の良い環境をどんどん作ってしまう。

がんになった人の多くがなんで自分ががんになったか、考えると思い当たる節があるようだ。
隣人の執拗な嫌がらせという人もいた。
自分を責めて泣くうちがんになった人。
はたでは測りかねるが本人にとってどうしようもない強いストレスが引き金になっている場合が多い。
裁判とか、訴訟とか。
他にも色々なリスクファクターはあるだろう。
夜眠れない程のストレスが続いたら、やっぱり気をつけないといけないかも。

ストレスは溜め込まないでばかばかしく発散させた方がいいですね、ほんと。

検診で見つからないがんもある
職場や自治体の検診では食道がんや膵臓がんなどはまず見つからないと言って良い。
やっぱり、ドックじゃないかと、今は思う。
もったいないかもしれないが、こんな体になってしまうと、なかなかものもおいしく食べられない。
また、異常が見つかったら、保険適応になる。

早期発見だったら、ずっとずっと手術もらくだし、5年後生存率もうんと高い数字になる。

今思えば、年払いの保険と思ってドックに入れば良かった。
そういう発想が広がってほしい。
日本の保険制度下では保険外適応というとばかばかしく損なことのように思えてしまう傾向があるが、予防的な考え方をして早期に発見していく方向を考えてほしいと思うのだ。

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がん細胞はブドウ糖がお好き(痩せてがんに気付く)

2013-01-08 17:50:04 | がん早期発見

おととい、感動した早春のチューリップの芽です。
タイムリーじゃないなあ。
おまけにこの作業の際、一旦書いたブログを消してしまうという初歩的ミスをしてしまった。
いいんです、そんなこともある(もうあってはいけないが)

昨日、アクセス数が急に増えた。
続けているからかな。
訪問者よりも倍近く閲覧数がある。
じっくり見てもらっているのだろう、嬉しいな。
頑張らなくちゃ。

でも万人にまあいいんじゃない、というように選んでしまいたくない。
多くの人に「なに、これ」といわれてもたった一人の心に響くほうが大事だ。
日頃の生活全般でもそう思っているので、まわりから変人と思われているかもしれない。
いや、おそらく確実に思われているだろう。
変人でどこが悪い、と居直るすべも知っているし。
人はそれぞれで、わたしの感動の中身までは人には伝わらなくても、感動している事だけは伝わるだろう。
選ばず、思った事に素直でありたい。

体重が急に減りだしてがんに気付く人がいた。
痩せて変だなと思ってもあとからがんだとわかって「ああそうか」と思うことの方が多いだろう。
その人は病院に行くがよくわからず、様子を見ようといわれたそうだ。
しかし食い下がって検査を頼み、あれこれ調べ、晴れて膵臓がんが見つかった。
「ほら、ぼくはがんだと言ってたじゃないか」といったそうだ。

そんな話を聞いていた矢先、わたしも痩せ始めた。
しかし、わたしは賢くなく、すぐに病院に行くことはなかった。

がんを否定するために言い訳をしているかのようだ。
以下、わたしの当時の言い訳。
「職場の検診を半年前に受けて異常はない」
「加齢と過労」
「食べるものには人一倍気を使っている」
「今忙しい、落ち着いたら医者にかかる」

大盛りご飯を食べても痩せる。
朝食をきちんと食べていても昼食前に腹が減って倒れそうになる。
手足はひょろっとなってスマートを通り越した細さになってしまった。
「ご飯ちゃんと食べているの?」といろんな人に聞かれた。
つかれてつかれてしんどかった。
帰宅するとちょっと横になって一眠りしてから夕飯を作る。
食道がんの嚥下障害も出始めた。
カボチャの煮物の一口めがつっかえる。
ためしてガッテンで、老人は嚥下が下手になり誤飲による肺炎に注意という特集があり、これも加齢として片付けてしまった。

幸い、娘がおかしいと気がついてがんが解った。
放置していれば2年と持たなかったんじゃないかとのこと。
見過ごしてはならない症状が出ていたのだがわたしは一人ならもっともっと悪くなるまで動かなかったかもしれない。

後に仕組みを知って納得する。
もっと早く知っておけば良かった。
がん細胞は非常にたくさんブドウ糖を食う。
効率の悪く、燃費恐ろしく良くなく食い荒らす。
それを利用したのがPET検査で、がんがブドウ糖に似た物質を間違えて摂取させ、見つける。
また、がん細胞は増殖に都合の良い酸性体質に変えようとする。
血液中のタンパク質も取り込んでしまう。

痩せるし、腹減るし、筋肉は落ちるし、疲れる。

食べても急に痩せたら、がんか、糖尿病の悪化をうたがって見るといいと思う。
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