がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

自分だけが死に近いなんてうぬぼれかもな、と亡くなった級友たちに知らされる

2013-04-26 20:15:59 | 心のリハビリ
中学校の同期会のお知らせが届いた
今は見る影もない程変わってしまった中野のはずれ。
それでも、幹事の努力なのでしょう。
近況を一言ずつ書いた名簿まで送られてきた。
よく、ここまで。

懐かしくて見入ってしまう。
大きな学校だったから、顔と名前の一致しない人も多くいるが、まあ、だいぶわかる、かな。

ショックだったこと
6 クラスあったが、故人となってしまった級友が10人近くいたこと。
知っていた人も2人いたが、それはごく例外的な早すぎる死だと思っていた。
なくなった理由はわからないが、えっ、と思う人がもう、旅立っていた。
また、配偶者をなくされた級友も。

死はずっと先な気がしていたが、ひたひたと私たちにも近寄っていることを感じた。

中学のときの顔が思い浮かぶから、なおさら驚く。
今、私がこうしていることのラッキーさに今更ながら驚く。

不遜な言い方だが、死を考えると
地域の災害もなかった。
通常通りの統計で考えると今54歳。
統計的に考えれば亡くなった人がいてもおかしくないのかもしれない。
普通の数字なのかも。

そういう歳になっちゃってるってことなんだな。

自分だけが特殊に死と向き合った訳じゃない。たまたま意識しただけなんだ
死ぬの死なぬの思っていたけど、私が特殊じゃないよ。
ちょっと自意識過剰な自分を思う。
机並べて給食一緒に食べていた友達は、もう先をいった人もけっこういる。
そのことに強く驚き、意識が変わっている。

皆いつか死ぬ。
こういわれても、がん告知後は首を縦に振れなかった。

今日は皆、いつか死ぬ、といわれたら、そうだね、と言えるんだなあ。
大きな流れに気がついてきている。
そんな気がする。

友達の力は大きい。

もし逝ったら、(いや、必ずや逝くのだ、この言い方自体がゴーマン)あっちで宴会やイベントをしよう。
黄泉の海をセーリングしてあげようかな。
なんて妄想してもいいかもしれないね。

穏やかな心で残りをいきたいなあ。

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