新フロイト派の主張は、フロイトの汎性欲説には根拠をおかず、患者の感情生活の分析と徹底操作から入った主張であります。
彼らのボスであるハリースタックサリヴァンは、アメリカ移民の中でも迫害されやすいアイルランド系の移民。
それがわかれば、サリヴァン自身の心の動きを推理でき、器質性分裂病以外の八割の分裂病を直したという、彼の治療法が読み取れるような気がします。
マイノリティだからこそ、対等の親友として扱ってくれる友人がほしい。
それを得た彼の喜びが、彼の追従者たちの、チャムシップ万歳の治療法につながるのかなあと思います。
しかしИКМТはそうは見ない
まさに市川拓司が小説で書いた、孤立無援の兵士のたった一人の戦友。
その連帯感こそが、チャムシップの本質ではないかと思います。
ИКМТは中安さんの中安症候群について調べてみました。
彼のオキシトシン処方と、稲村さんの心の絆療法は、片や薬剤、片や心理療法という違いはあるにせよ、孤立無援感からの救済なのであります。
暴力もつらいが、それより辛いのは、いじめっ子連合の村八分であります。
ИКМТは自我が芽生えるころ、小学校と中学校で、担任の指示でこれをやられた!(そんな同窓会、だれが出るか!)
そんな中でも、ただ一人友がいた。
さびしさのあまり気が狂いそうな高校生の夜を過ごしたが、ИКМТを近所のコーヒーショップに呼び出してくれるハローさんがいた。
その人たちのおかげで、ИКМТは心理的孤立を免れたのかもしれません。
このことについて、亡くなった小室直樹はこんなことを書いている。
無連帯と統合失調症患者の行動はよく似ている。と。
御用学者の小室直樹のことであるから、法務省矯正局の心理屋にはその知見や論文が行っているいることだろう。
結局メンヘラの心理の根底にあるのは、村八分され感とボッチいじめ。その両方に対する辛辣な怒りである。
これが一人でいるときに、患者の脳味噌を焦がすのだ。
それらを感じるのが嫌で、快楽の源泉に依存したり、自殺企図をする等の数々の問題行動の源泉になるのである。
ホイサッサさん。
あなたに十年間診てもらった報酬は俺のこの知見だ。
いらんだろうがとっとけ。
QRV先でも頑張れよ!
そんなわけである。
以上、管内鴨付町でИКМТ。