クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

マロやん...

2018-09-15 22:23:06 | 日記

マロは昨日夜10時少し前、旅立ちました。
最後までよくがんばってくれました。なんとか命をつないでほしいとの願いもかなわず、昨日昼頃からそれまで落ち着いていた呼吸が早くなり始め、夕方から急変してもうなすすべもなく逝ってしまいました。

朝から漢方薬やサプリを飲ませ、また昨日から流動食も美味しそうなものを何種類かカロリー計算をして調合したものを食べさせて、すこしでも元気がでればと手を尽くしましたが、なんとなく様子が前日より元気がないように感じていました。

それでも一度は、玄関を開けたらニャーと一声鳴いてよろよろしながらも外へ出て、いくぶん気分がいいような様子で横になっていたり、立ち上がって少し草の上を歩いたりしたいました。

昼くらいから少し呼吸が早いような気がして胸騒ぎがしました。頭を上げて瞳の大きく開いた目でじっと見つめているような姿が目に焼き付いています。もしかしたら悟っていたのかもしれません。それでもどうにか元気をだしてほしくて、薬を飲ませ、夕方には流動食を食べさせました。もう嫌がることはしなければよかったとあとになって後悔しましたが、食べさせた流動食を飲み込む力ももう残っていなかったようで、最後まで口の中に残っていました。

夜になって喘ぎ始めてもう長くないと分かりました。抱いてやって必死で声をかけているうちに少し呼吸が穏やかになったのは命が尽きるサインでした。

急性白血病を発症してから1か月でした。苦しく辛い1か月をよくがんばってくれました。マロは強い子でした。そして私の天使でした。

 

 

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