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クラヴィコード徒然草ーLife with Clavichord

チェンバロ、クラヴィコード製作家 高橋靖志のブログ
製作にまつわるあれこれや猫との暮らし、趣味のオーディオについて

Organology

2010-11-14 08:50:56 | Daily life
organology という言葉、手元の中辞典クラスの英和辞書には載っていない。こうやって入力しても、スペルチェッカーが働いてそんな単語ないよと言っているが、Wikipedia には載っていた。
"Organology is the science of musical instruments and their classification. It embraces study of instruments' history, instruments used in different cultures, technical aspects of how instruments produce sound, and musical instrument classification. There is a degree of overlap between organology, acoustics and ethnomusicology."
ようするに、楽器学ということらしい。さらに検索すると、
「organology 楽器学。音楽の素材として音を発する道具を研究対象とする学問領域。楽器の構造や発音原理の研究、楽器音に関する音響的研究、楽器に対して与えられている社会的・象徴的な意味の研究など、多様なアプローチがある。楽器の分類法も、楽器学が扱う重要な分野のひとつである。楽器分類は、それぞれの文化 内での分類法の他に、世界のさまざまな楽器を通文化的に分類する方法として、現在では、発音原理によって 分類するMHS法(マイヨン・ホルンボステル・ザックス法)が広く用いられている。」
という記述が。日本学術振興会という団体の資料なので、音楽学の分野ではすでに定着している用語なのだろう。

来年のクラヴィコード・シンポジウムのテーマは3つ、どれも日本からはからみにくいと思っていたが、
The early clavichord from first iconographical documents to the earliest extant instruments (organology and repertoire)
これはよくよく見ると、おもしろそうだ。
あと2つ、ペダルクラヴィコードについても、19世紀のクラヴィコードについても、かなり興味深いテーマ。そのうちペダルクラヴィコード作りたいし。

飛行機の格安チケットはもうかなり埋まって来ているらしいし、参加するなら早めにとらないと…でも先立つものが車で行ける人たちがうらやましい。

テレビ取材

2010-10-29 09:43:24 | Daily life
ありがたいことにこのところ取材づいていまして、先日も地元テレビ局(BSN新潟放送)の取材がありました。
こちらは11月3日18:15からの番組で流れるそうです。
この時は、残念ながら筒井さんは通りすがってくれなくて、自分で弾いてみせるハメに
これもご愛嬌ということでお許しください。
ぶっつけ本番の割にはそれらしい話もできたような…

テレビ撮影 & クマ出現

2010-10-23 13:27:10 | Daily life
昨日テレビの撮影がありました。

恥ずかしながら、11月5日(金)19:30-19:55「金よう夜 きらっと新潟 イラスト紀行」の中のひとコマとして放送予定です。タイトルどおり新潟限定です
筒井さんが例によって通りすがりに演奏してくれました。感謝です。

で今朝、筒井さんを燕三条駅で見送って家に帰ってくると、なにやら周囲が騒がしい…
近所の人が何人も出ているし、パトカーも2台。ドロボーでも入ったのかと思ったら、「この付近でクマが目撃されました…」と車からアナウンス。木に子熊が登っているのが目撃され、警察や猟友会が爆竹をならして追い払ったとか。
夜になると家の周りは真っ暗で、しかもわが家の裏手が林になっているので、このところは仕事場の出入りにも懐中電灯で照らしてクマさんがいないか確かめてから外に…という毎日。やっぱり杞憂ではなかったとなんだかうれしい顔。

およばれ

2010-05-13 19:40:45 | Daily life
昼前に、熊汁をしたから食べにこいとのお誘い。さっそく出かけた。

昨日から肌寒い天候で、ストーブに乗った鍋が暖かそう。


熊肉のほかに根曲がり竹のタケノコとアザミにウルイ(オオバギボウシ)と、山菜も入っていて、山の恵みがいっぱい。熊の肉は鉄分が多く赤黒い色をしていて、とても噛み応えがあって味も濃い。今年の春は2頭の熊が捕れたとのこと。熊が増えたとも聞いたが、実際のところはどうなのだろうか…

ウクレレ

2010-03-27 22:38:54 | Daily life
近くの小学校のO先生が、自作のウクレレを持って来訪。

ごらんのとおりのフライイングV。もちろんソリッドではなく、ちゃんとボディが組んである。お見事

O先生は数年前から、子どもたち一人ひとりが自分のウクレレを作るという、マニアックな授業をしている。それもありきたりのキットではなく、ギター材料専門の会社にたのんで材料を調達して、というから半端ではない。
毎年子どもたちが、自分の作ったウクレレを持って、訪ねて来てくれるのだが、つい先日も5、6年生、15人がやって来た。ヘッドやサウンドホールをそれぞれが自分の好きな形にしていて、見ているだけでも楽しい。音もしっかりと響いている。
できた楽器をもってお年寄りの施設を訪問したり、学校にウクレレ奏者のジェイク・シマブクロを呼んだりと、出来上がってからも楽器を核にいろんな交流をしているところもすばらしい。
O先生と子どもたちのヴァイタリティーを見習わなくては