戦国時代にタイムスリップした高校生・サブロー(小栗旬)は、
奇しくも同じ顔をした織田信長(小栗二役)と出会い、
信長として生きることになってしまう。
はじめは逃げ腰だったサブローであったが、
戦の惨状を目の当たりにするにつけ、
織田信長として生きる覚悟を決め、戦のない世をつくろうと思い始める。
歴史音痴のサブローは、史実を知らないまま、
桶狭間、上洛、金ヶ崎、浅井朝倉との戦い……
と歴史通りのことを成して、ついに安土城を完成させた。
これで天下統一も間近と思った矢先、
ふと手にした歴史の教科書で自分(=織田信長)が
もうすぐ死ぬ運命にあることを知る。
信長を狙う敵は多い。彼を怨んで暗殺の機を窺う秀吉(山田孝之)や、
彼に嫉妬する本物の信長・明智光秀(小栗旬)も
虎視眈々と彼の寝首をかこうと狙っていた。
光秀は、自ら信長の座を手放したにも関わらず、
恒興(向井理)をはじめとする家臣の信頼や
妻・帰蝶(柴咲コウ)の愛を勝ち得ているサブローに
憎しみを抱くようになっていたのだ。
死が迫りくる中、信長は運命に抗い、生き抜こうと決意。
その思いの表れとして、帰蝶との結婚式を企画する。
その場所は京都・本能寺。それを知った秀吉は、
光秀に本能寺で信長を討つことを提案するのだった…。
刻一刻と戦況は激しくなっていく。信長は歴史を変え、
平和な国を築くことができるのか!?
1582年、本能寺で彼を待ち受けるものとは…?