リチャード・キャッスルは、多くのベストセラーを生み出す大人気ミステリー作家。
バツ2で現在独身、リッチなセレブリティとしてNYの政財界の大物とも通じ
常に華やかな女性たちに取り巻かれパーティに興じる日々を過ごしていたが、
彼自身はその成功に飽き飽きし、刺激を求めていた。
そんなある日、自分の小説を模倣した殺人事件が起こる。
キャッスルの元に話を聞きに来た
NY市警殺人課の女性刑事ケイト・ベケットに興味を持った彼は、捜査への協力を快諾。
その後もキャッスルは、「ベケットをモチーフとした新作を執筆するため」という名目で、
NY市長への強力なコネを駆使して相談役として捜査に加わる。
キャッスルの“軽いノリ"に最初は辟易していたベケットだったが、
実は彼女もキャッスルの作品のファンであり、
さまざまな殺人事件をミステリー作家ならではの観察眼や発想で
サポートする彼に次第に信頼を寄せていくー。
実は、母の謎の死の犯人を探すべく刑事になったベケット。
辛い過去を抱えたクールでお堅いベケットと、軟派でお調子者のキャッスル。
正反対の2人は、次第に惹かれあっていくように見えるのだが…。
まったくグロくなくよい
ヒューマン性に偏らずストーリーも面白い。
お薦め度★★★★