中学時代、天才ピッチャーと称されながら、
試合中に突然聴覚を失ったミョンジェは、聴覚障害者学校へ転校、
二度と野球はしないと誓う。
その高校にも野球部はあったが、部員はわずか10人、
ハンディもあって中学生と同レベルの弱小チームだった。
ある日、暴行事件を起こして謹慎処分になった国民的スター投手キム・サンナムが
野球部のコーチとしてやってくる。
初めは嫌がりながらも、チームを厳しく指導するサンナム。
その姿を見つめるミョンジェに、サンナムは「一緒に野球をやろう」と筆談で説得する。
母親に反対されながら、ミョンジェはもう一度マウンドに立つ事を決意、
「自分ひとりの力で勝てる」と強豪校との試合に臨むが、結果は大敗。
チームプレイの大切さを学んだ選手たちは、
本気で「勝ちたい」と願い、厳しい練習に耐え、
サインプレイを身につけようと夜中も特訓を重ねていた。
そしてついに全国大会で強豪校と再戦する日がやってくる。
「全国大会で悲願の1勝」を目指す彼らに果たして奇跡は起きるのか。
結構感動する。
泣ける!!
お薦め度★★★★☆