北海道の山中に放置された車両内にて、
死後半年経った身元不明の男性と死後一カ月の犬の遺体が見つかる。
市役所福祉課に勤務する奥津京介は、わずかな手がかりを元に、
男と犬がやってきた道を遡る旅をはじめる。
旅を進めるにつれ、その男・おとうさんが病気、失業、離婚、
一家離散の挙句家までも失い、
唯一傍にいてくれた愛犬・ハッピーとともにオンボロ車で旅に出たことが明らかになる。
奥津は、これまでの自身の孤独な人生に想いを馳せ、
おとうさんとハッピーに、自分とかつての愛犬クロを重ね合わせてゆく。
奥津の旅が終わりをむかえる時、
おとうさんとハッピーがどのような最期を迎えたのかが明らかになる――。
悪くはないが泣けない!!
がっかりという感じでした。
お薦め度★★★