ありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。
1つだけ昨日までと違ったのは、
学校内の誰もが認める“スター"桐島の退部のニュースが校内を駆け巡ったこと。
彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、
退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちはもちろんのこと、
桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上"に属する生徒たち、
そして直接的には桐島と関係のない“下"に属する生徒まで、
あらゆる部活、クラスの人間関係が静かに変化していく。
高校時代の縮図が思い出されます。
自分はここではどの位置かが確認できます。
面白いです。
お薦め度★★★★☆