幼馴染の玄野と加藤は、
線路上に転落した酔っ払いを助けようとして電車に轢かれてしまう。
次の瞬間2人は見慣れぬマンションの一室にいた。
そこには同じように“死んだはずの人々”が集められ、
リビングの中央には“ガンツ”と呼ばれる謎の大きな黒い球が異様な存在感を誇っていた。
出ることの許されないその部屋で、
生き残るためのミッションを“ガンツ”から与えられる。
それは“星人と戦い、殺すこと”。
戦いの場へと転送された彼らは、
何者かも分からぬ異形の星人と対峙する。
戦いを終え部屋に戻ると“ガンツ”による採点が行われ、
星人を倒し得点を重ね“100てん”になると、
この世界から解放されるか、
好きな人を生き返らせることができると知らされ元の世界に一時的に戻される。
“100てん”を取るまで終わらない戦いの連鎖。
いつ呼び戻されるのか分からないまま元の世界での生活を続ける“死んだはずの人々”。
戦いに目覚め、生き抜くことを選択する玄野と、
暴力に支配された世界を嫌悪し、
戦いを否定する加藤。生と死を実感しながら、
その不条理な世界での戦いは苛烈を極めていく―。
星人を殺すことに共感できない。
続編が出来てきているがあまり期待できない。
お薦め度★★★