広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

恐怖の企画書修正、千本ノック(1)

2013-09-05 06:25:02 | 日記
月曜日、久々に会社近くのホテルに泊まる羽目になってしまいました。

笑っちゃうのが、これが別に自分の仕事でそうなったワケではなかったということ。

ことの経緯はこうです。


19時過ぎ、そろそろ帰ろうかな、と思っていると
いきなり大阪支社の新人社員(と言っても中途で30代ですが)から電話。

「ちょいな♪さん、
誰にお願いしたらよいかわからないので電話したんですけど・・・
今東京にいるんですけど、
どなたか20時過ぎからパソコンを貸して頂ける方はいませんでしょうか?」

とのこと。



聞けば、
火曜朝に提出する企画書を持ってきているのだが
前夜、東京についた時点で急に上司から修正の指示を出されたとのこと。
パソコンを持参していないので困って電話してきたというワケです。


「これから打ち合わせなので、それが終わって本社に入れるのが20時半。
作業自体は21時半くらいには終わると思います」


私はもちろん二つ返事で自分のデスクを提供することにした次第。


で、
しばらくして予告通りの時間に彼が登場し、
私のデスクに座り作業を開始したので
私は会議室に移り、ノートを広げ、別の仕事を始めました。


ところが・・・



21時半

22時

22時半




いつまで経っても
彼が「終わりました」と報告に来ないんですね、これが(笑)。




いいかげん、気になって
自分のデスクの方に戻り
様子を見ると

彼は来た時と全く同じ体勢で
パソコンに向かって企画書をいじっています。



「どうしたの?」

と聞くと

必死の形相で

「申し訳ありません。

何度出しても、そのたびに、〇〇さん(彼の上司)から修正指示が来るんです。

でも、今後は大丈夫だと思います。あと少しでまた送信しますので、

申し訳ありません、もう少しだけ貸してください」



気が付けば
本社のフロアには私と彼だけが残っている状態。

退社するには本社在籍社員のカードキーが必要なので
彼を一人残して帰るわけにもいきません。

それに何より、
新人の身で一人で東京本社に来て、
気兼ねをしながら
頑張っている彼を応援しないわけにはいきません。




「いいよ、いいよ、気にしないで、ゆっくりやれば」

と言って、また会議室に戻ったのですが

この時点ではまだ、

まさか帰宅できなくなるとは想像もしておりませんでした。









出社時間になってしまったので、

この項続く



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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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