広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

「O2O」って何?

2013-03-07 05:38:57 | 日記
・・・なんて言っている場合では、なくなってきましたね(笑)。
昨日の日経の記事を見て、改めてそう思いました。


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博報堂DY、「O2O」開発組織 スマホ活用し店舗で買い物

博報堂DYホールディングスはスマートフォン(スマホ)を活用して店舗の集客力を高める手法を開発する目的で、グループ横断の専門組織を発足させる。傘下の博報堂、大広などが小売業や外食業などに近く提案を始める。グループ全体でプロモーション分野の収益力を伸ばす。テレビ、新聞などマスコミ4媒体の広告が中心だった収益構造の転換を急ぐ。

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調べてみたら、
博報堂DYは昨年の早い段階から、根っことなるソフトのリリースや営業活動を開始していたのですね。
それで当たりを掴んで、本格的な体制にしたのだと思います。
新しい専門組織は「O2O Solution Studio」。
コンビニなどと既に組んでいるようです。

この記事のポイントは
「グループ全体でプロモーション分野の収益力を伸ばす」
「テレビ、新聞などマスコミ4媒体の広告が中心だった収益構造の転換を急ぐ」
と言うところ。

大手広告代理店はよく、
「団塊世代の○○チームを作った」とか「○○を開発した」「○○と提携して○○をする」なんて
リリースを配信しますが
今回の記事はかなりリアルで、本気のド迫力を感じます。




今、大手がブルドーザーで荒れ地を開拓するように
「ネット」と「リアル」を繋ぐインフラ工事を開始したということだと思います。


我々中小は、
そのインフラに乗せる「商品」や「ソフト」、
それをうまく活用する「アイデア」の分野で勝負していくべき、
・・・と言うか、するしかない(笑)。



大手と違って、我々のリソースは限られています。


「選択と集中」が非常に重要。



改めて、そう思った次第です。




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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”

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