港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『11月25日』

2019-11-24 16:48:44 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ロザンナ・スキャフィーノ Rosanna Schiaffino (1939.11.25~2009.10.17)



美人コンテストで優勝するなど神秘的な美貌とプロポーションで人気を集めたイタリアの女優です。
ジェノヴァの裕福な家庭に生まれ、幼い頃から女優を志し演劇学校ピッコロ・テアトルに入って演技を学びました。1955年に
写真雑誌のモデルとなり、さらにミス・ジェノヴァ、ミス・サンレモなどの美人コンテストで優勝し、女神を思わせる神秘的な
容姿で人気を集めました。その後ローマに移りモデルをしていたときにコメディ映画 "Totò lascia o raddoppia?" (一か八か)の
端役として映画デビューし、以後活劇・史劇など幅広いジャンルで国際的にも活躍を続けました。
イタリア国内では高い人気を保ち映画出演も40本を超えていますが、日本ではそれほど話題にものぼらず、殆どがB級作品で
1963年の『堕落』による一時的な輝きにとどまりました。

【主要出演作品】
1957年『大進軍』Orlando ei Paladini di Francia
1958年『挑戦』La Sfida

1959年『狂った夜』La Notte Brava

1960年『勇者テシアス』Teseo contro il Minotauro
1960年『サビーヌの掠奪』IL Ratto delle Sabine
1962年『明日になれば他人』2 Weeks in another Town

1962年『悪い女』Le crime ne paie Pas
1963年『堕落』La Corruzione

1963年『勝利者』The Victors

1964年『長い船団』The Long Ships

1967年『残虐の掟』L'Avventuriero


【ご命日】

★カレル・ライス Karel Reisz (1926.7.21~2002.11.25)



「怒れる若者たち」文学に誘発されてフリーシネマ運動の旗頭となったイギリスの映画監督、製作者。
主な監督作品として『ママは許さない』『土曜の夜と日曜の朝』『裸足のイサドラ』などがある。


★ジェラール・フィリップ Gérard Philipe (1922.12.04~1959.11.25)



数多くの名作に出演し、大戦後から1960年にかけてのフランス映画を代表的する二枚目俳優。
主な出演作品として『肉体の悪魔』『悪魔の美しさ』『夜ごとの美女』『花咲ける騎士道』『狂熱の孤独』などがある。


★ローレンス・ハーヴェイ Laurence Harvey (1928.10.01~1973.11.25)



端正な二枚目で知的な魅力を備えて国際的に活躍したイギリス国籍の俳優。
主な出演作品として『ロミオとジュリエット』『年上の女』『バタフィールド8』『肉体のすきま風』などがある。