港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『11月6日』

2019-11-05 16:35:12 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆マイク・ニコルズ Mike Nichols (1931.11.06~2014.11.19)



ブロードウェイ出身でアメリカン・ニュー・シネマのホープとして脚光を浴びた映画監督です。
内科医でユダヤ系ロシア人の父親とドイツ人の母親の家庭にベルリンで生まれました。8歳の時にナチスの迫害から逃れるように
一家でアメリカのシカゴに移住し、シカゴ大学の医学部に在籍していましたが父親の死で医学を断念し演劇の道に進みました。
やがてニューヨークに出てブロードウェイの舞台演出やTVドラマで腕を上げた後、1966年にブロードウェイで演出実績のある
『バージニア・ウルフなんかこわくない』の映画化で、ハリウッド映画のガイドラインであるヘイズ・コード撤廃のきっかけを
作り、ニューシネマのホープとして脚光を浴びました。翌年の1967年には『卒業』においてアメリカの上中流階層の厭世感を
取りあげながら新しい青春像を描いて映画監督として確固たる地位を確立しました。
その後は失敗や成功を繰り返しながらブロードウェイと映画をかけ持ちして近年まで精力的に活動を続けました。

【主要監督作品】
1966年『バージニア・ウルフなんかこわくない』 Who's Afraid of Virginia Woolf? 

1967年『卒業』 The Graduate

1971年『愛の狩人』 Carnal Knowledge
1974年『イルカの日』 The Day of the Dolphin



【ご命日】

★ミゲル・アセヴェス・メヒア Miguel Aceves Mejia  (1915.11.13~2006.11.06)



「ファルセットの王」と称されたメキシコでは超有名な 俳優、作曲家、歌手。
主な歌唱曲として『ラ・マラゲーニア』『祈り』『エル・パストール』などがある。