『突然炎のごとく』 Jules et Jim (仏) 1961年制作
監督 フランソワ・トリュフォー
音楽 ジョルジュ・ドルリュー
主演 カトリーヌ … ジャンヌ・モロー
ジュール … オスカー・ウェルナー
ジム … アンリ・セール
テレーズ … マリー・デュボワ
主題歌 『つむじ風』 ( Le Tourbillon ) 唄・ジャンヌ・モロー
アンリ・P・ロシェの小説をもとに、二人の青年と一人の女性との愛の心情を繊細に形象化したトリュフォの最高傑作。
オーストリアの青年ジュールとフランスの青年ジムは文学を通じて友人であるが、ある日カトリーヌという女性に出会う。
ジュールはカトリーヌに求婚してパリでの生活が始まる。折からの第一次世界大戦で二人の青年もそれぞれの祖国の
ために戦うことになったが戦争は終わり月日も流れた。ある日、ジムはライン河の片田舎に住んでいるジュールからの
招待を受けた。ジュールとカトリーヌの間は冷えており、ジュールからジムとカトリーヌが結婚して三人で暮らそうと提案
される。それから数か月後、カトリーヌはジムを車に乗せて壊れた橋から転落し、ジュールは二人の荼毘を見届ける。
主題歌の『つむじ風』はフランソワ・パシアクの作詞、ジョルジュ・ドルリューの作曲によるものです。映画では山荘で
カトリーヌがギターの伴奏にのって唄っています。なお、このギター伴奏は作詞者のパシアクによるものでした。
Elle avait des bagues a chaque doigt
Des tas de bracelets autour des poignets
Et puis elle chantait avec une voix
Qui sitot m'enjola
↓はジャンヌ・モローの『つむじ風』 YOUTUBEより