増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

”これ”さえしてれば、インフルエンザは怖くない。

2007年01月15日 | アレルギー・NAET
また国内で鳥インフルエンザが発生したそうですね。
インフルエンザは、もやしもん(講談社)の樹教授が言っていたように、世界最小で最大の敵といえます。

しかし本当の問題は、研究者や対策委員の偉い人々が、問題がインフルエンザウィルスにあると考えていること。

これはカイロや整体などの先生が肩こりの原因が、”あなたの姿勢だ”と言い切っているのと同じで、根本原因を全く無視している。


ホメオスタシスという言葉がある。
これは身体恒常性といって、身体機能が正常に働くための必須条件である。
体温は36~37度(年齢間の差はあります)、血液PHは7.35~7.45、体液PHは7.2~7.3です。

土といのち(中嶋常允・地湧社)にも、京大医学部の大西俊一教授のウィルスの細胞内侵入機構の解明に関する論文が引用紹介されている。

そこをここでまた参考までに一部抜粋引用させていただきます。

インフルエンザウィルスは体液PHが7.0(中性)では、赤血球膜に結合させても全く膜融合を起こさない。
ということはウィルスにやられない!ということ。

ところが体液PHが6.0より小さくなる(より酸性に傾く)と融合し始め、5.0(もっと酸性)になると非常に速やかに融合をおこすという結果がえられたそうで、そのほかのウィルスにも同様のことがいえるようだということで、さらに研究が進められているそうです。

昔カルシウムに関するセミナーをマイアミに受けに入ったとき、私の英語力のなさからほとんど寝ていたことを何度後悔したことか。。。

でもそこで買っておいたPH試験紙でみんなの唾液をチェックすると、PH7.0ある人ってまずいないですよ。
みなさんかなり酸性体質だっていうことがわかります。

私もこの間見たときは 6.8、他のスタッフは6.2~6.4、身内のケアをもっともっとしっかり対策をしないと改めて思いました。

対策とは、身体を弱アルカリ性にしておくこと。

それに必要なのは、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムなどのアルカリイオンを多く含む野菜・海藻。
リン・イオウを多く含む肉・魚・卵は、体液を酸性にしやすい食品です。だからほどほどに。

また肉体的な重労働や脳の過剰な働き(学習・仕事・不安や心配事)もエネルギー消費を高め、体液を酸性にします。

体液が酸性化し陰性体質になると、何事にも引っ込み思案になり、行動も判断もにぶく、悪い方に悪い方に考えるようになります。
アレルギー体質=酸性体質ですから、まさにこれはアレルギー体質患者さん特有の気質です。

弱アルカリ性の陽性になると、すべてがこの逆になるというわけです。

ですから、弱アルカリ体質の人が、酸性体質の人に、「気にするなとか、考えすぎだとか、もっとポジテイィブに考えたら」とか言っても、何の解決にもならないんです。余計イライラさせてしまう。

だから何もいわずにさっさとアレルギー除去治療をして、しっかりこれらのアルカリイオンを含むものを身体に入れることが近道じゃないかと思います。

インフルエンザが怖いんじゃないですよ。
鳥の飲み水やえさに、アルカリイオンのミネラルを入れればいいだけなんです。