増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

院長の失踪先

2011年04月23日 | 近況
最近の院長は、東静岡駅まで新聞を買うついでに、そのまま電車に乗って静岡駅まで行って、好きな本を買って、そのついでに院長御用達の大戸屋でご飯まで食べてくることがある。

少し前までは、前の人が自動改札にパスをかざしているのを見て、自分も買った切符をかざして自動改札を通れなかったのだが、もうだいぶ慣れた様子でクリア。

それでもひとりで(きっと得意顔なんでしょうけれど)どうやってお店で注文しているのか、食べているのか、こっそり後をつけて見てみたいと思ったりもする。

しかし、こちらは新聞を買いに行くのに往復45分と思っているから、それ以上帰ってこない時には、どうにかなっていないか心配になったりもします。治療中なので、頭の片隅でチラッと思う程度ですが。

だから口の周りに何かつけて、ニコニコ帰ってくると、たいてい院長は私に怒られています。
「遠出する時は、はじめに言ってからそうしてくださいよ」と。でも、そうしない。。。


先日、私が自宅近所の酒屋さんに頼んでおいた水を取りに行ったときのこと。
助手席には院長が座っていたのだが、私が出るときになぜか一緒に車を降りた。

私はそのまま酒屋へ。
用を済ませて車に戻ると、院長はいない!?

隣の八百屋さんにもいないし…と思ったら、随分先のほうをスタスタ歩いている姿を発見。
歩いて帰りたいのかなあ…と勝手に判断して、私は帰宅し、掃除洗濯などなど。

帰宅して1時間ほどたち、そろそろ探しに行かないといけないかなあ…どこ歩いているのかなあ…まったくも~と思っていたら、ピンポ~ン。
院長だ!と思ってインターホンを見ると、そこには知らない人の顔が。。。

何かの勧誘かしら??と思いながらもインターホンに出ると、後ろから「ひろし~ひろし~」と聞こえる。
補導されたのかしらとあわてて外へ出ると、そこには、おじさん2人と院長が。

毎日新聞の夕刊を片手に、何食わぬ顔でさっさと家に入ろうとする院長をひきとめ、その人達に事情を聞くと、その人は新聞屋さんだった。。。

私は地図に疎いので、どこに何があるかなんて気にも留めていなかったのですが、院長は酒屋さんの通りに新聞屋さんがあるのを知っていたのですね。
それで「今だ!」と思って、一目散にそこに向かっていたようです。

新聞屋さんでどんなやり取りがあったかわかりませんが、身振り手振りでがんばって説明したのでしょう。
手にはマジックもたくさん付いていました。。。

新聞屋さんもこんな人がいきなりひとりで乱入して、きっと困ったでしょうに。
院長の方向指示器に従い、車で家まで送ってくれたのですから、何度も頭を下げました。


院長は、とうとう毎日新聞の定期購読申し込みをしたわけです。
自発的に買うんじゃなかったの?と聞くと、買いに行くのが面倒くさくなったんだよ~と言いたげな様子。
それじゃあ、せっかく増えた運動量が減るねえ…と。

とにかく院長本人が無事で、新聞契約もできて嬉しそうなので、何よりです。