パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

20冊目

2006-06-08 22:50:35 | Weblog
○21「実力主義という幻想」前田良行、2000、時事通信社


感想:
筆者は横浜銀行からスイス銀行、ABNアムロ証券で働いた人で、ABNでは総支配人でした。
一貫して主張しているのは、
1.外資の中でも高級取りなのはごく一部で、あとはノンエリートの社員
2.外資の弱点は、ボスが変わると方針ががらっと変わり、雇用も安定しないこと
3.邦銀の行員は世界でも優秀で、経営者はダメ
最近ではよく知られていることですが、2000年にこれだけのことを書いたというのは
すごいと思います。

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中国人留学生

2006-06-08 00:57:07 | Weblog
思い出したことを。
中国に仕事で行ったときに、現地企業に優秀な通訳の人がいました。
彼はたまたま私と同じ年でしたが、日本語が非常に上手で「日本に留学にしてた?」
と日本語で聞いたところ、「まだ、日本には一度も行ったことがない。ぼくは中学から
日本語を勉強している。数年前に、日本に留学しようと思って申請を出したが、
年齢が高いという理由で(ビザが?)却下になった」と言った。

また、別の中国人に聞いたところ
「中国人は日本で差別されるから、アメリカの大学に留学する人が多い」という。

日本の某短大のように、外国人の受け入れ窓口になって、実態は何も機能していない
悪事例の背後に、まじめで意欲と野望をもった中国人を、みすみす外国に
取られているようなケースもたくさんあるのではないだろうか。

中国のTVでは、よく私立中学校のコマーシャルが流れており、英語やIT、日本語の
プログラムがあることをアピールしていた。せっかく日本に目を向けているのだから、
その人材を囲い込む必要があると思います。

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