パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

TBSの番宣

2007-07-28 21:56:43 | Weblog
普段は夕方のTVは見ないのだが、今日はたまたまつけていた。
TBSでニュースをやっていたので見ていたら、
最後あたりでおもむろに女性キャスターが、
「亀田祭りが・・・」と言い出した。

「ニュース」を見ていた僕は絶句した。
そこまで落ちたか?TBSと。
フジは昔から公共の電波を私物化して、自局の宣伝を行っていたのは知っていた。
TBSもある程度はやっているだろうが、
まさかニュースで、それもスポーツコーナーではなく、普通のニュースの最後に番宣するなんて。
キャスターにそんな辱めを与えてよいのだろうか?

ジャーナリズムのかけらもないTBSには、
ニュース番組を提供する資格はない。




ついでに、テレビ局に対する電波使用料を徐々に引き上げることが決定した。
総務省のなんとか大臣ががんばってくれたおかげだ。
携帯会社3社と比較して、テレビ局の比率が低いということが指摘されたらしいが、
そのことについて、テレビ局は「携帯会社は利用者に価格転嫁できる」と反発したらしい。

言ってて恥ずかしくないのだろうか。
テレビ局はクライアントに転嫁すりゃいいだろ。
それに普通の企業は価格転嫁できないから、企業努力するのだ。

しかも携帯業界はどんどん価格を下げて「競争」しているのだ。
テレビはクライアントに対して何かしているか?
既得権であぐらをかいて殿様商売をしているだけだろ?

そんな殿様会社と競争市場で戦っている会社を同列で論じること自体がおこがましい。

全く恥ずかしい業界である。






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お金の話

2007-07-22 10:36:42 | Weblog
大阪で電気工事業の一家が無理心中という大変いたましい事件があった。
奥さんは妊娠中で、子どもは2人でまだ2歳程度の幼い子どもだったようだ。
事業不振が原因で、「仕事がない」「子どもを生めない」というメッセージが残されていたらしい。
サラ金に数百万円の借金と、親戚にも借金をしていたとのこと。

「どうして子どもまで?」と客観的には思うが、それは当事者でないとわからない、
大変な苦しみや葛藤があり、極限の選択として心中を選んだのだろう。

同じようなケースを経験したことがある。
かつて金貸し屋に勤務していたときに、やはり電気工事業の人に金を貸していた。
あるときから延滞し出したので、電話をしても出ない。

これはと思い、夕方、上司といっしょに登録されている住所に向かうと、今まさに夜逃げをしようと荷物を運び出してるところだった。
Aさんと声をかけると、Aさんは「すいません。連絡しようと思っていたのですが、大変な状況でして、連日このアパートで大声で取り立てにあいまして・・・。」
と言っていた。つまり他にも借金があって、一部は大手サラ金ではなく、危険な借金だったのだ。
そこには奥さんと子どももいたが、その場には奥さんしかおらず、子どもは一時的に親類に預けているとのことだった。

Aさんは、取立ての側にいてもおかしくないような風貌だったが、話してみると大変真面目で、信頼の置ける人だった。
どうやら、2人いた従業員のために、危険だとわかっていてもどうしても手を出してしまった、というのがことの経緯らしい。
極限まで追い詰められると、人は通常の判断能力がマヒしてしまうのだ。

結局その後は、どうなったかは知らないが、Aさんはきちんと弁護士と相談していたので、
事なきを得て、また、電気工事業を始めているかもしれない。

また、お客さんと話しているときに、タクシー強盗がその近くであり、「たった2万~3万円のために人を殺すなんて信じられない」という話をしていたら、
そのお客さんが「その数万円が僕らでは想像もつかないほど貴重で、それがないと生きていけないくらいの価値があったのかもしれないですね」
と言ったのには大変考えさせられた。当然殺人はいかなる理由があっても正当化されない。

とりとめもない話になってしまったが、これらの一つの共通項として「お金」の問題がある。

お金の使い方や借金については、小学生のころから教え込んでおく必要があると思う。
借りた金は必ず返さなくてはいけないこと、金利の話、給料と生活レベルの話、事業の話など。

数日まえに日経に小学生の投資講座のようなチラシが入っていたが、
そんな証券会社の片棒を担ぐことをやるヒマがあるのなら、先に述べたことでもしっかり教育するべきだと思う。
(まあ、バブル期には土地投資を煽りに煽った日経が、今煽っている投資信託やREATやETF以外のことは紙面に掲載しないか・・・)

学校がそういうことを小学生のうちから教えることで、少しでも悲劇が減ることになるのではないだろうか。
ご冥福をお祈りするとともに、考えさせられる話だった。

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26~27冊目

2007-07-22 09:52:56 | Weblog
○26「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」山田真哉、光文社新書、2005

感想:
定番の本です。会計学の本というよりも、ただの読み物です。
ただ、内容的に結構面白い事例がありましたので、
気軽な読み物としてはオススメです。会計の勉強にはほとんどなりません。
この本の後に、「なぜ~」というタイトルの本がたくさん出てきました。


○27「転職のバイブル」佐藤文男、経済界、2007

感想:
転職するときの実務や面接のテクニックを記した本はたくさんありますが、
転職に至るまでの考え方やキャリアの積み方を記した本は実はほとんどありません。

本書はその転職に至るまでの考え方を筆者自らの経験に照らして記述しており、
大変好感が持てます。また、筆者は転職会社の経営者ですが、
転職を必ずしも第一として考えておらず、記述内容にも「転職をするように仕向けよう」という意図も
感じられませんので、安心して読めます。

転職を考えている人には是非オススメしたい一冊です。





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規制業種

2007-07-20 01:44:22 | Weblog
規制業種の中でも一番嫌いなのがマスゴミ、特にテレビ局。
次に嫌いなのが電力会社である。

なぜ電力会社が嫌いなのか。たくさん理由はあるが、まず直ぐに燃料の上昇分を調整として電気代に反映させること。

規制のない家電メーカーや自動車メーカーではありえない。
価格引き上げは即、販売の減少につながるので、不良率を引き下げたりして必死に利益を出そうとしている。
電力会社にはそれがない。しかしようやく最近少し社内リストラを始めたようだ。
つまり、それまでは一般的なメーカーでは払っていないような無駄な料金を払い続けていたということなのだ。

次に、未だに縁故採用があること。
公共的な使命を負うとしながらも私物化されていることを示している。
公共的な役割ならば、公務員のように試験で入社するべきだし、
平均800万円を超えるという、大変な高収入も、公務員並みに下げるべきである。
さらには(三井物産のように)親類家族に電力会社の関係者がいないことなど徹底すればすばらしい。

この一番端的な例が中部電力の三田社長。この人は成蹊大学の工学部だが、
失礼ながら成蹊のレベルから中部電力には普通は入社できない。
この三田社長の父親が元中部電力の副社長だから入社できたと考えるのが普通ではないか。
他にも同じような理由で縁故採用が横行していることは当然疑われるだろう。

これなどまさに公共をうたいながら会社を身内で固めようとする私物化にほかならないと思う。
(ただ社長になるには相当の能力が必要で、三田氏の能力を否定するつもりはない)。

このような企業体質の電力会社に高い電気代金を払うなど不愉快極まりないし、
電力会社も自由競争に巻き込んで、すぐに言い訳がましく出てくる「電力の安定供給」は当然のこととして、
価格競争が進展してほしい。


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説教4

2007-07-16 04:09:24 | Weblog
この前電車に乗っていてふと思い出した。

「うちの会社はアウトプットが決まっている。
だから後は能力×時間で結果を出してくれ。
能力がない者は時間をかけて、能力のあるものは時間をかけなくて良い。
仕事なんて能力×時間だよ」S課長

・・・そのアウトプットのレベルが非常に高くて、かつ、
結果は一定じゃなくて、同期との競争でどんどんレベルが上がっていくから大変だったんだよな。
だから能力のない僕は月に120時間~150時間程度残業しなければだめだったんだよな
(でも皆それぐらいはやってたかも)


「死ぬわけじゃないしやってみろ」S課長
「死んだら屍は俺が拾う」T係長
「俺は仕事で死んだやつを今まで一度も見たことない。
だから限界までやってみろ。死にかけたらその直前で俺がお前を止める」S課長

・・・やたら「死ぬ」ということをいう人がいた。
ストイックな人が多くて、妥協は許されない。つづいて、

「寝ない食べない遊ばない、すぐやる必ずやる出来るまでやる」
・・・これもS課長。30歳台は命を削って仕事をしないと出世しないし、
40歳になって惨めな会社員生活を送ることになると信じて疑わなかった人だった。この人も僕の恩師の一人。


「愛して厳、愛して厳」当時の支店長

・・・やたら厳しい人だったが恩師の一人。正月の挨拶を忘れたら、後で呼びつけられて怒られた。
元気がない、なっとらん、など新入社員なのに色々怒られた(特に僕は)

また思い出したら書こう。











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マネジメントの欠如と説教2~3

2007-07-12 01:42:54 | Weblog
となりの室でまたメンタル不全者が出た。
私の所属する部署は4室あるのだが、うち、S室で1名、
このK室では僕が転職してからもなんと、3名も出ている。今度で4名だ。

メンタル不全とは、いわゆる鬱状態のことで、産業医の診断で、メンタルと判定されたら、
次に産業医の許可が出るまで、職場復帰はできない。
ただ、給与は何掛けかで支払うので、僕は個人的にロングバケーションと言って「休み」と思っている。

また、復帰後もしばらくは定時に帰り、メンタル前の仕事も原則させてはいけないので、
飼い殺し状態になる。うちの会社は、メンタルになる人間の率が以上に高いのだが、
理由は簡単、中間マネジメント層がろくに働いていないからだ。

中間とは、係長、課長レベルだが、こいつらが、本当にマネジメントしていない。仕事の配分調整や、部下の指導、
室の盛り上げや、問題解決など何にもしない。
ただ、「忙しい忙しい」と連呼するだけで、実態を聞くと、「なんで課長かそんな仕事をやるんだ?」という仕事までやっている。

僕が「そんなのは係長レベルの仕事で、T課長はもっと目標達成など、大所高所からのマネジメントが必要でしょ?」と指摘すると、
「イヤ、係長に任せてもようやらんだわ。」と、これまた、自分のマネジメント能力の欠如を露呈することをのたまう。
あなたが指導して教育して出来るようにすればいいでしょ?と言いたがったが、あまりにレベルの低さに、苦笑いしてその場は去った。

忙しい忙しいという人間に限って、下らないことをやっていたり、
本来やるべきことをやっていなかったりして、
結論から言うと、仕事ができない人が圧倒的に多い。

A社での説教を思い出した。

説教2
「まさかお前忙しいとか言うのじゃないだろうな?
忙しいのは当たり前だし、忙しくない奴はこの会社にはいない。
忙しい中でどうにかして時間を工面するところからが本当の仕事のスタートだろ?」A社課長

説教3
「忙しいというのは、夜中まで仕事するのが忙しいといのじゃない。そんなのは当たり前。
1ヶ月2ヶ月家に帰れないのが本当に忙しいというのだ。お前は家に帰れているだろ?だからうちの会社では忙しいなんて言えないぞ」

こういう具合だった。だからT課長が忙しい忙しいと言っても。毎日家に帰っているし、
徹夜した!とか、さも「俺、戦いました」なんて口調で言っているが、
そんなのは、僕の感覚から言って普通なので、「ふーん。そうですか」で終わらす。

ともかく、(今の会社は)レベルが低くて戸惑うことが多い。



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説教1

2007-07-09 23:21:00 | Weblog
鬱のパンフを見ていると、鬱になる理由の一つに、
昇進というのがあった。降格?ならわかる。
なぜ昇進で鬱になるんだ?と思ったが、どうやら昇進の重圧で鬱になる人がいるらしい。
そんな馬鹿なと思ったが案外多いらしい。

前の会社(A社)は大変厳しい会社で、レベルも高かった気がする。
僕はとても出来の悪い従業員だったので、その分、いろいろ上司や先輩の説教を聞かされてきた。
当時はうるさいなとか、細かい奴とか思っていたが、
最近になってそれらのお説教の3/4ぐらいはためになることがわかってきた。
のこりの1/4はやっぱりどうでもいい説教や常識外れであったこともよくわかってきている。

そこで、そのお説教を思い出したつど、書いておこうと思う。まず最初が昇進についてだ。

説教1:
「昇進するには、一つ上の仕事が出来るまたは、
しようと努力している人を昇進させる。つまり、平は係長の、係長は課長の、
課長は部長の仕事を出来るように常に努力しないといけない」A社課長(当時)


解説:
これはつまり、一つ上の役職の仕事を与えられたときに、
スーと何もなかったように業務に溶け込むレベルでないと、
A社では昇進できませんよということを言っている。
かつて、課長に昇進したとたんに、仕事が回らず、バタバタして、大きな声を出すわ拝み倒すわ、
とみっともない仕事をさらけ出した人がいたが、
周囲は表向き「課長になって大変だね」という反面、「やっぱり課長レベルじゃないんだね。
レベル低いし、みっともないことして、みんなの足引っ張るなよ」
と失笑していたことがあります。

つまり、昇進して鬱になることなどありえないし、
そういう奴は基本的には昇進できないシステムになっていたのでした。


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モデルさん

2007-07-06 23:35:57 | Weblog
なんとなくTVを見ていると、かわいらしい女の子が出てきたので、
ネットで調べると、モデルらしい。

モデルで思い出したのが、大学時代に学校にいたモデル。
数回学校の食堂で見たが、身長は175センチぐらいで、
肌がえらくきれいだった。当然脚はめちゃくちゃ長くて、
歩き方もその辺の人と全然違い、スタスタ歩いていた。
気さくに友達と話していたが、
やはり一人だけえらく浮いていた気がする。

歳は確か僕と同じ31歳。まだ現役で、
有名な雑誌の表紙や化粧品のモデルとして活躍しているようだ。

彼女よりもキレイで若いモデルはたくさんいるだろうけど、
未だに現役で、歳相応のモデルとして仕事があるのは、
やはり彼女の努力とか性格の良さとかいろいろあるのだろう。

まあ、向こうは絶対に僕のことなど知らないが、
ひそかに応援している。



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