パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

弁護士を減らす?

2008-01-26 01:32:59 | Weblog
鳩山法相が司法試験の合格者3000人を見直すと言い出している。
そもそもこの人、アルカイダに友達がいるなど、不規則発言を連発していて、とても法相の器ではないのだが、今回もまた意味不明な発言をし始めた。そもそも3000人は多いという個人的な思い込みがあるらしい。

この人数増加についてよく聞かれるのが、弁護士の質の低下だが、はたして、本当なのだろうか。司法修習生で卒業試験で落ちた修習生が過去最多になったことが、さもその証拠に言われているが、母数はどうなのか?修習生の人数が増加していると、そりゃ絶対数の数は増える。大事なのは%の変動である。このあたりは新聞には載っていなかった。また、質の低下が懸念されるというが、それはどこから見た視点なのか。ユーザーサイドからなら、むしろ既得権に胡坐をかいて出来の悪い弁護士を人がいないからという理由で使うよりは、自由競争で、より出来る弁護士に頼んだほうが、出来の悪い弁護士は駆逐されるし、全体の効用は拡大する。つまり、質の低下というのは、弁護士のレトリックで、エゴに過ぎないのだ。既得権に胡坐をかいた奴らの巧妙なダマシなのである。本当の質を判断するのはお客さんであり、既得権を振りかざす弁護士ではないのだ。もし国として質の低下を懸念するなら、数年に一度弁護士更新試験か何かをさせればよいだけだ。

福田総理になってから、改革は停滞して、族議員は息を吹き返した。早く衆議院を解散して、よくわからない法相などは一掃してほしいものだ。

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転職先での憂鬱

2008-01-23 00:21:34 | Weblog
転職先が決まったが、なんとその転職先に自分と同じラインで働いている奴も行くことがわかった。2007年4月13日のブログにも書いた奴なのだが、その後仕事をしていて、「いっちょまえのことを言うが何もできない」「与えられた仕事しかできない」「努力しないで口は達者」という評価が僕のなかで固定し、事実上、僕は彼を評価する立場にあったので、上司の室長にもそのように報告すると、室長も全く同じ感想を漏らしていた。つまり、彼の評価は低いのだ。また、僕が仕事ができると認める同僚にも彼の評価を聞いてみたが、同じ意見だった。地頭はよいし、オペレーションはできるが、それ以上でもそれ以下でも無いとのことだ。

その彼はその後発作的に2回も退職を、しかもメールで申請すという常軌を逸する行動をしており、メンタル面が弱さを露呈してる。そのたびに室長から相談を受けており、正直面倒くさい奴なのだ。

話しているとしっかりしていて、優秀そうな印象があるのかも知れないが、哲学的な軸が無くて、表面的なことを話しているに過ぎないし、いう事もコロコロ変わって信用できない。一発勝負の面接では特に役職クラスには優秀そうに見えるらしく、30歳で既に4社目にジョブホッピングを繰り返すことになる。

まあ、次の会社でもどうせすぐにやめると言い出すに決まっているが、面倒くさい奴なので関わりたくない。出来ると認めている同僚なら、喜んで次の会社でも協力しようと思うのだが、彼の場合は、今の会社ですら仕事を回したりネゴしたりするのが上手くできないので、どうせ次の会社でもできないだろう。
出来るやつはどこに行ってもできるし、出来ないやつはどこに行ってもできないのだ。

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世界同時株安

2008-01-22 23:07:17 | Weblog
株価が下がりすぎている。サブプライム問題に端を発したアメリカ住宅バブルのツケを世界中にばら撒いているという構造だが、ここまで来ると収集がつかなくなりつつあり、アメリカも緊急に利下げを4.25⇒3に引き下げた。これが明日の株価にどのように影響を及ぼすのか不安だが、市場がメルトダウンしつつあるので、ひょっとして大した効果は出ないのかもしれない。折りしも日経にはグリーンスパン氏のが私の履歴書を掲載していて、グリーンスパンならどうしていただろうと思ってしまう。
いずれにせよ、僕の株も下がりまくっているので、せめてもとの水準まで戻ってほしい。ただそれだけです。

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48冊目~49冊目

2008-01-22 22:40:27 | Weblog
○48「大宅壮一全集第10巻」大宅壮一、1981、蒼洋社
感想:
ノンフィクション作家で、辛口評論で知られる大宅壮一氏の全集で、有名企業に訪問した際の印象等を書いています。まだ、東レが東洋レーヨンだったり、ソニーが東通工だったり、新日鐵が合併していなくて、八幡製鉄だったりと、古さを感じます。内容的には、当時の会社の様子がよくわかり、
おもしろかったです。

△49「アウトドア般若心経」みうらじゅん、2007、幻冬舎
感想:
みうら氏が、般若心経に出てくる漢字をアウトドアで写真をとるというもの。企画と手間はかかっているが、一番おもしろいのは、みうら氏の般若心経訳。平易で、内容がよくわかる。

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46冊目~47冊目

2008-01-13 22:50:53 | Weblog
◎46「若者はなぜ3年で辞めるのか?」城繁幸、2006、光文社新書
感想:年功序列の問題を鋭くえぐっていてすばらしい。僕も最初の会社を辞めたとき、なんだかよく分からない理由が心のそこにあったのだが、それが明確に示されておりよい。今の会社も同じような感じだ。若者ばかりが割りを食っていて、既得権を持つオヤジ世代が巧妙にそれを保護しようとするという考え方。目が覚めるような一冊だった。ちなみに3年とか言う数字は意味がない。

○47「プレカリアート」雨宮処凛、2007、洋泉社新書
感想:漫画喫茶で寝泊りするような若者世代がどうして作られているのかを問うた問題作。作者は僕と同じ32歳とういうのもびっくりだが、その取材の確かさは信用できる。石原信太郎との対談は緊張感が伝わり、すごい。同世代で大した人がいるもんだ。ただ、主張は少し社会党的というか共産党的というか、国による保護が前提のような感じがして気持ち悪いところもある。

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40~45冊目

2008-01-06 23:50:17 | Weblog
×40「商継」商継プロジェクトチーム、2007、幻冬舎メディアコンサルティング
感想:ユアサ商事とかいう商社の宣伝本です。オークマなどの設備メーカーの話はおもしろいですが、
無理やりユアサ商事の話につなげていたりして、相当うざい。
ユアサ商事という専門商社を目指す学生には良いかも。

○41「できる会社の社是・社訓」千野信浩、2007、新潮新書
感想:日本電産などの社訓等非常におもしろい。会社の精神のようなものがよく分かった。

△42「技術ひとすじ」飯田庸太郎、1993、東経
感想:エンジニアの回顧録です。あまり参考にはなりませんでした。

△43「すごい逸材になれ」齋藤正勝、2007、三笠書房
感想:カブドットコム証券の社長の成功体験談です。大した人だとは思いますが、大して目新しいことは言っていません。

△44「鷲の人、龍の人、桜の人米中日のビジネス行動原理」キャメル・ヤマモト、2007、集英社新書
感想:東大出身の元外交官で、ワトソンワイアットに勤めていた?人が書いた本。基本的に日本をバカにしたような書き方が気に食わないですが、内容的にはまあまあ。

☆45「すごい駅」横見浩彦(JR・私鉄全線全駅下車達成者)×牛山隆信(秘境駅訪問家)、2007、メディアファクトリー
感想:すごい。久しぶりに買おうかどうか迷っている。
基本的に2ページに一駅紹介されており、秘境駅やおいしい駅、木造駅などのテーマに沿って、作者の二人の対談形式で書かれている。この二人の掛け合いがめちゃくちゃおもしろい。オススメです。

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