パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

新人さんに出会う

2006-06-04 22:15:32 | Weblog
車のエンジンオイルを交換しに行った。
交換が終わってオイルの交換チェックの時に、担当していた整備士が、
「バッテリーはいつごろ交換されました?」と聞いてきた。

2年前に買った中古車なので、「まあ、2年は交換してない」というと、レシート
みたいなのを持ってきて、「電圧が弱くなっていて、要交換となっています。
これから夏でクーラーをつけるとバッテリーがあがり易くなります」と言う。
態度は明らかに交換して欲しそうな態度だった。

バッテリーとクーラーの関係も知らないクルマ音痴だけど、なんだか、交換しないと
何時止まるかわからないような感じなのと、その担当者がまだ20歳くらいで胸に
初心者マークを付けていて、「整備学校を出たばかりで慣れていないけど、
一生懸命やってます」みたいな感じがして、「いきつけ」ではないこの店で交換する気になった。
2、3質問したけど、わからないことは、すぐに先輩に聞きに行って、
正確なことを伝えようとした態度も良かった。「まじめ」なのである。

振り返って自分も入社2、3年目は、夏に汗水たらして、お客さんのところに行って
お願いしたり、説得したり、必死になって営業をしていたことを思い出した。
当時はそれが当然だと思っていたが、先輩からは、「お前ら若いやつらの特権は若さ
という武器だ。まだ大学出たての若者が、必死になって売り込みに来たら、まあ、
買ってやるかという気になるものだ。商品を通して自分を売ることが営業なんだ。
僕らの年だと、若さは使えないからつらいよ」と言っていた。

当時はピンと来なかったが、今日の整備士の青年はそんな昔の自分を見ているような
気がして、あのときの先輩の気持ちが理解できた。と同時にあの先輩の年齢
(34歳くらい)に近づいてきているのだなと思った。

今は、営業ではないので、外に出る機会は全くないけど、営業は決して嫌いでは
なかっただけに懐かしく思った。でも今度は若さではなく、商品知識やスピードなど、
自分の売りも変わって来るだろうから、また必死になるだろうなと容易に想像できた。


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