静と動の趣味日記

以前習った押し花作品やエコクラフトバックなどを掲載。運動不足解消に始めた卓球の事や旅先の事を気ままに書いています。

スペイン・ポルトガルの旅(3)

2011年12月10日 | 旅行

5日目
グラナダ市内の観光です。
グラナダは寄木細工が有名で、箱根の寄木細工はここから伝わったといわれています。
初めに世界遺産に登録されている、アルハンブラ宮殿イスラムとヘネラリーフェ庭園に行きました。


アルハンブラ宮殿パノラマ(写真をクリックすると大きな画像が出ます)

アルハンブラとはアラビア語で
「赤い城塞」を意味するそうですが、建物は白を基調としていて、イスラム王により建設され250年の間、イスラム政権により改築、増築されたとの事です。
王宮・カルロス5世宮殿・アルカサバ(城塞)・ヘネラリーフェ(
離宮)の4つの部分で構成されていて、建物が小高い丘に要塞を兼ね広がっています。

アルハンブラ宮殿のスライドショー
スライド画面、右下のボタンをクリックすると大きな画面で見られます。


 


ヘネラリーフェ
庭園
アルハンブラ宮殿の隣にあり、王が避暑する為の離宮で、季節によっていろいろな花が咲く様に管理し、噴水など、水を利用した庭園は綺麗に整備され、夏は涼しく過ごせそうでした。

ヘネラリーフェ庭園に通じる、城壁カットされた植木


ヘネラリーフェ庭園噴水


ヘネラリーフェ庭園・アセキアの中庭


ヘネラリーフェ庭園から見た、アルハンブラ宮殿


グラナダの寄木細工工房


出来あがった寄木細工のトレ―

昼食後、グラナダから237km(約4時間)先のセビージャ(セビーリャ)へ向かいました。
セビージャはスペイン第4の都市、オペラ「カルメン」「セビーリャの理髪師」「フィガロの結婚」などの舞台となった街で、世界遺産の「大聖堂(カテドラル)」「アルカサル」があります。
早めにセビージャに着いたので、予定には無かった、スペイン広場も観光しました。
スペイン広場は1929年スペイン・アメリカ博覧会の会場として半円形の広場で建築家アニバル・ゴンサレスの作、スペイン各地の特徴・地図・歴史がタイルで模様になっていて綺麗でした。



スペイン広場右側


スペイン広場左側


綺麗なタイル模様


ドン・キホーテのタイル模様



スペイン広場


スペイン広場

古い建物に見えますが、20世紀のものだそうです


スペイン広場を後にバスでセビージャの街中へ移動しました。


スペイン広場の近く立つ、コロンブス、アメリカ大陸発見の記念塔


セビージャの
大聖堂(カテドラル)


大聖堂はゴジック建築物では、3番目の大きさだそうです。
(1番はバチカンのサンピエトロ、2番はロンドンのセントポール大聖堂)


アルカサル、スペインの王室の宮殿入口(中には入りませんでした)


セビージャの街にクリスマスグッズを売る店が沢山出ていました


セビージャの街頭の大道芸人


6日目
セビージャから464km(約5時間)先、ポルトガルのリスボンへ向かいました。
リスボンでは2つの世界遺産「ジェロニモス修道院」「ベレンの塔」それから、近くの「発見のモニュメント」を見ました。
バスの車窓からは、ポルトガル名産のコルクの木がたくさん栽培されている畑が見えました。
ワインの栓に使われるコルクが木の皮を剥いで作るというのを初めて知りました。


この橋を渡るとポルトガルでした

リスボン郊外のレストランで、たこのリゾットとタラ料理の昼食で、近くには、綺麗なエドゥアルド7世公園がありました。


エドゥアルド7世公園

昼食後、ジェロニモス修道院に向かいました。


素晴らしい彫刻のジェロニモス修道院正面

大航海時代の富でマニュエル1世がヴァスコ・ダ・ガマによる、インド航路の発見を喜び、16世紀初頭に建築を開始、完成したのは19世紀だそうです。
内部にはヴァスコ・ダ・ガマやポルトガル最高の詩人の1人カモンエスの棺がありました。

ジェロニモス修道院のスライドショー
スライド画面、右下のボタンをクリックすると大きな画面で見られます。






ベレンの塔
リスボンに出入りする船を監視する水上要塞で、16世紀初頭に建てられた塔で、現在は博物館になっているとの事でした。


発見のモニュメント
大航海時代に活躍した帆船型のモニュメントで、ポルトガルの英雄エンリケ航海王子を先頭に30人の像が並んでいます。


先頭から3番目がヴァスコ・ダ・ガマで、後ろから2番目がフランシスコ・ザビエルだそうです


発見のモニュメント前の広場、大きな円形模様がいろいろな色の大理石で!


広場の中央には大理石で出来た世界地図があり、どの国をいつ発見したか年号が刻まれていて、日本の所に1541年の文字がありました。


コルク材で靴、帽子、ベルト、バッグなども作られていたのには驚きでした

7日目
リスボンのホテルを4時30分に出発、リスボン空港6時55分発でフランクフルトへ3時間ぐらいで到着。
フランクフルト空港13時25分発で約10時間で8日目の朝、無事に成田に着きました。

8日間の旅で長いと思っていましたが、実際観光したのは5日間で、長距離移動などがあり、1日過ぎるのが速く感じました。
もっと時間があればゆっくり見ていたいなと思う場所もありましたが、沢山の世界遺産やローマ時代の素晴らしい建物、文化にちょっとだけ触れる事が出来、とても良い思い出になりました。

つたないブログを最後まで読んでいただきましてありがとうございました。



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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~ ♪ (沙羅)
2011-12-15 20:00:42
素晴らしい旅をされましたね
私も満喫させてもらいましたよ。
それにしてもchimamanonさんは、写真を撮るのがお上手です。
紀行文も分かりやすく臨場感たっぷり

写真を見ていてつくづく思ったのですが、
ヨーロッパの風景というのは独特ですね。
石や煉瓦の建物に長い歴史を感じました。

どこからか名曲 「アルハンブラの思い出」が・・・。
いつの日か実際にこの目で見てみたいものです
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沙羅さんへ (chimamanon)
2011-12-16 01:29:21
コメントありがとうございます。

まあ、沙羅さんにそんなに誉められたら、木に登っちゃいますよ!
写真はいろいろな方向から、シャッターを押しているだけなので
今回も気が付いたら535枚にもなっていました。
その中でも使えるものは数十枚しかありませんがね。
沙羅さんがおっしゃるように、何処を撮っても
誰が撮っても絵になる独特の風景でしたよ。
是非、一度訪ねてみてくださ~い
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お寒いですねヽ(^o^)丿 (eiko6215ヽ(^o^)丿)
2011-12-16 14:37:36
素晴らしい写真の数々を感激しながら見せて頂きました。

スペインは何時の日か旅をしたい憧れの街です。
未だに願いが叶わず、CHIMAMANON先生の写真で満足致しました。

異国情緒の街の素晴らしさにウットリで~す。
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素晴しいものばかり (kosumosu)
2011-12-17 19:27:37
沢山の写真なんて素晴しいんでしょう、眼を見張るばかりです。
何処を見ても建築物の凄さに只々驚きです
宙吊りの家など、どの様にして建築したんでしょうね。
また大理石で出来た世界地図、小さい乍らも
しっかりと日本の地図も470年も前造られ
凄いわねぇ~
寄木細工もこれ程までに丹念に作る技も、、、
旅の記念にトレーお求めになったんですか?
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遅くなりました (芝桜)
2011-12-17 23:01:20
何度も読み返しました。
実は私も15年前に行きました、懐かしい所が
おぼろげに重なり アルバムを出し辿って
みました。ヨーロッパは教会が必ず街の中にあり市民の憩いの場所に、街の角〃には歴史が
絵になっていますね。
バルセロナの聖家族教会は未だ建築されているのですか?気の遠くなるような話に驚き。
日本人の建築家仲間にいますと説明があったのを思い出しました。短期間に素晴らしい紀行文には感服です。楽しみに再度読ませて頂きます。
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eikoさんへ (chimamanon)
2011-12-18 20:24:06
コメント返しが遅くなり、ごめんなさ~い。
eikoさんの様に、旅行から帰ってすぐにアップ出来れば
良いのですが、なかなか文章が浮かんで来ないので
いつも遅れてしまい、お恥ずかしいです。
スペインはeikoさんも行かれたら、私よりず~っと素敵な写真が撮れますよ。
見ていただきありがとうございました。
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kosumosuさんへ (chimamanon)
2011-12-18 20:48:31
コメント
本当に、どれも素晴らしい彫刻や装飾がしてあって
また、それが綺麗に保存されているというのも凄い事ですよね。
大理石の世界地図は1960年に南アフリカから贈呈されたものだそうです。
ポルトガル人が470年前に日本を発見した年が刻まれていました。
寄木細工は写真立てを母の土産に買いました。
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芝桜さんへ (chimamanon)
2011-12-18 21:50:28
まあ、芝桜さんは15年も前に行かれたなんて、凄いですね。
教会は街の中に様々な建築様式で建てられていて
素敵な装飾のものが多かったです。
バルセロナの聖家族教会は国の資金ではなく、寄付や入場料などで建てているらしく
後15年ぐらい掛かるそうですよ。
当時を思い出しながら、読んでいただけて嬉しいです。
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ため息ばかりです (ゆきひめ)
2011-12-19 15:43:22
スペイン、ポルトガルと聞いても、どんな所があるんだっけ?と
知らないことばかりでしたが、chimamanonさんの写真、
そして、説明付で教えてもらいましたよ。
その中でも、スペイン広場は行ってみたいところですね。
風景、街並みも素敵ですが、私は特に西洋建築が大好きで、
建物、橋などは見応えがあります。

今回も素敵な写真を見せていただきありがとうございました。
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ゆきひめさんへ (chimamanon)
2011-12-19 23:37:05
お忙しい所、コメントありがとうございます。
私も実は、聖家族教会の事ぐらいしか知らないで、旅の予約をしました。
お恥ずかしいですが、後日、旅行社からのガイドブックで
にわか勉強して出掛けたのでした。
スペイン広場は比較的新しい建物なので、タイルの色など綺麗でした。
西洋建築がお好きなゆきひめさんでしたら、世界遺産の建物が多い
スペインは最高でしょう
読んでいただけて、嬉しいで~す。

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