7月20日から23日まで、利尻島・礼文島に行ってきました。
北海道は何度か行きましたが、離島を訪ねるのは初めてです。
1日目は福島空港から、新千歳空港まで行き、そこからはバスで「丘のまち美瑛」に向かいました。
四季彩の丘
この辺は何度か来た事がありましたが、今回の「四季彩の丘」は初めてで、ラベンダーやインパチェンス、マリーゴールド、金魚草などが彩り良く配置され咲いていました。
四季彩の丘・ラベンダー
花畑の奥にパッチワーク模様
小麦の黄色、そばの花の白、牧草の緑とパッチワークの丘と呼ばれる、綺麗な風景を1年ぶりに堪能しながら、1泊目の層雲峡温泉に着きました。
2日目は美深、ホタテで有名な猿払を通り、宗谷岬(日本最北端の地碑)を見て、ノシャップ岬を回り、稚内港からフェリーで利尻島へ渡りました。
雲がかかった利尻山(別名、利尻富士)を見ながら、最初の観光地は姫沼という所で、沼の周りを散策し、いろいろな花や植物を観察しました。
姫沼の花
姫沼の水面に映る利尻富士
次は、遠くに礼文島を、後ろには利尻富士を望む、沓形岬という眺望の良い所に寄りました。
島に着いた時は、雲がかかっていた利尻富士も、この岬まで来た時には、雲がなくなり、スッキリした利尻富士の雄姿を見せてくれました。
沓形岬からの利尻富士
宿泊は島のホテルというので、あまり期待はしていませんでしたが、町営のホテルなのに食事も良く、温泉でおまけに露天風呂までありました。
3日目は人面岩・寝熊の岩などを見ながら、仙法志御崎公園に寄り、オタトマリ沼を回り、沓形港からフェリーで礼文島へ渡りました。
礼文の見所で、たくさんの高山植物が咲く、桃岩展望台を1時間ぐらい掛けて散策しました。
今回の添乗員さんは、とても勉強をしているようで、展望台に生えている何十種類もの植物の説明と名前を教えながら、案内してくれました。
今の季節が花を見るには一番との事、たくさんの花が咲いていて、名前を教えてもらっても覚えられませんでした。
礼文島の花
礼文は「レブンアツモリソウ」の群生地なのですが、6月上旬から中旬が見頃らしく、今回は見られなくて残念でした。
それに「レブンアツモリソウ」は盗掘により、自生しているものは無くなってしまい、保護地区や研究施設などで見られるぐらいしかないそうです。
レブンソウ
エゾニュウの咲く礼文
次はスコトン岬で「最北限の地」「最北限のトイレ」などの標識があり、晴れていれば、遠くにサハリンが見えるそうです。
途中、海の透明度が高い、澄海岬(すかいみさき)を回り、稚内に戻って来ました。
海が綺麗な澄海岬
4日目は早朝、ホテルを出て、サロベツ原生花園に寄りました。
何年か前に行った時には、「エゾカンゾウ」や「ヒオウギアヤメ」等が咲いていましたので、今回も期待しましたが、花が咲き終わったエゾカンゾウがほんの少しだけで、ガッカリ、花が咲く植物の数が激減したように思いました。
原生花園を後に、一路、新千歳空港に向かい、無事に福島空港に到着しました。
4日間、かなりの走行距離で、疲れるかと思いましたが、美味しい食べ物と綺麗な花や風景を堪能できたので、心身ともに「リフレッシュ」出来ました。